退院の朝、ベッドに名残を惜しんで
１０月中旬、小川地球村塾直前に腎う癌の宣告、手術は１カ月後と決まった。その１カ月間にやったことは２か国訪問バックパックの旅。ウクライナはキエフ、チェルノブイリ、そして中欧の秘宝、リヴィウという１６世紀の石畳の街で多くの美男美女に会った。私好みの素敵な人々に。続いてアメリカへ。会えるだけの人に会い、旧交を温め、電気を使わないAmish Communityも３か所訪問し、取材のため３泊、J-Angleの記事を書いた。時がゆっくり流れる心豊かな社会だ。帰国後すぐ入院、腎臓摘出手術は東京女子医大で。底抜けに優しい温顔の実力医、中沢先生でバッチリだ。かくてマグロは泳ぎ続ける。（彩の渦輪）
退院のためタクシーを待つ