あけぼの

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St. Patrick’s Dayと国立の桜祭り

2012-04-10 21:21:45 | アート・文化

Panamat_005 Panamat_022 アメリカに戻ってすぐの314日、Cincinnatiのさくら通りは満開ではらはらと散るところだった。皆さんTシャツ、アメリカは前例がないほど暑い春だった。空港へは教え子Garyが迎えに出てくれた。教え子Scottから「楽しいところへお連れします」とGaryへ伝言があった。すぐに確定申告を済ました。17日の朝、Scott夫妻が筆者と夫に「プレゼントです。これを着て下さい!」と緑色のTシャツ2枚を持って現れた。”I’m extra happy”とか”This is my Lucky Shirt”とか書いてあった。Scott夫妻の赤ちゃんも緑色ずくめの衣装だ。この日はアイルランドの聖職者(st. Patrick) セイント・パトリックを祭る日、皆さんアイルランドの国花、緑色の衣装を身に付け緑色のビールを飲んだりする。Scottはアイルランド系だ。パレードも凄かった。Scottが緑色のビールを飲みたがったがどの店も満杯だった。

 日本に戻った。国立は3月末から4月にかけて桜が咲くことが多いのに、今年は異常に寒かったようで運良くこの週末が最高だった。満開の桜並木は幻想的でとても好きだ。まず歩いた。8日、桜祭りの日は9分咲き、我が家から矢川通りへ、矢川通りからさくら通りへ、そして大学通りを中央線国立駅までとZ状に連なる桜並木を片道50分、ショッピングも楽しんだ。帰路は逆に国立駅から大学通り、さくら通り、そして矢川通りから我が家へと計2時間の散歩。また、例年になく2日間も桜の下で花見をした。9日は人通りも少な目だったがこの日が満開、大学通りの桜の大枝の下で夫とビール、巻きずしで花見、懲りずに10日はさくら通りの小公園でアメリカ帰りのチーズとワイン、五目ビーフンで花見。この日ははらはらと花弁がグラスに降って浮かんだ。桜は散り際が特によい。天国に居る気分だ。今年はSt. Patrick’s Dayと国立の桜祭りと両方楽しめてラッキーだった。眩暈はあったが桜酔いに違いない。(彩の渦輪Panama_106