あけぼの

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散歩道で転んだ!

2012-02-07 15:12:28 | まち歩き

近くに根川というきれいな散歩道がある。桜並木の大枝が川の両側から川面に覆いかぶさり、白鷺も鯉もいて時には鶴が来たりするきれいな散歩道だ。昨日ここで転んだ。白内障の手術後3週間経つがまだ視力が安定していないとかで、新しい眼鏡は処方してもらっていない。古い眼鏡は眼が疲れるから使用するな、と言われている。裸眼、右0.1、左は0.08。もとが近視なら手術で入れて頂いたレンズも近視なんですね。で、裸眼で歩いたらごく僅かな段差に気付かなかったという次第だ。三半規管も老化していたのだろう。

 転び方が悪かったか余りの痛さに起き上がれなかった。一人の男性が「よかったら起こしてあげましょう」と抱え起してくれた。別の男性がコートに着いた泥を一生懸命落してくれた。木に背を凭れて眼を瞑っていたら3人目は女性で、「ズボンが破れてますよ、」と私の足を捲って見て、「ああ、凄い血です。お水持ってますか?」「今日は水も携帯も持ち忘れて散歩に出たのです」と言ったら近くから水のボトルを買ってきて下さった。看護師さんではないかと思うほどてきぱきした人だった。寒い日だったが休んでいる顔に太陽があたり、痛みと貧血と顔の熱で頭は朦朧、このままこのお陽さまに吸い寄せられ、白鷺の背に乗って昇天するのでは?と不安になった。20分ぐらいそこに居たがふらふらと立ちあがり、家路に向かった。お水、携帯、電話番号ぐらいはバッグに忍ばせていなくちゃね。お3人様有難う!(彩の渦輪)