乙女の塔(メイドゥン・タワー)は世界遺産、近くには遺跡が多い。この塔は旧市街にあるが、ある王様が実の娘に求婚、娘は時間稼ぎにこの塔建設を依頼、塔が出来ても父の気持が変わらず、この塔から身投げして死んだという伝説がある。この近くで若者グループが絵を描いていた。夫は絵が好きなので仲間になった。アートカレッジの一年生だった。学生たちが絵のコメントを求め、会話が弾んだ。育ちが良く親日的で、乙女の塔からシルヴァン・ハーンの宮殿と廟まで案内してくれた。写真を撮ったらFacebookに載せて欲しいというので載せたら代表や仲間からお礼状と「いいね!」が沢山届いた。今もフェイスブックで会話が続いている。可愛い友人は嬉しい。ホテルの6人の若い有能な受付たちが筆者に「アゼルバイジャンに来て日本語・日本文化を教えてください。必ず学生として登録します!」というのでその気になり地下鉄でディラー大学という外国語大学に行ってみた。地下鉄はロシア同様ホームは大変豪華、だが列車は時々止まったりするオンボロだった。学部長さんに会い就活をしておいたので筆者はそのうちアゼルバイジャンで教えているかも知れない。(彩の渦輪)