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あけぼの

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バルセロナで見事に掏られた!~スペイン~

2011-06-11 16:18:24 | アート・文化

T_008 かの有名なサグラダ・ファミリア

 バルセロナはあらゆる国々からの観光客で押すなおすなの大賑わい。特にガウディ関連の施設は人気がある。あのユニークな建造物、サグラダ・ファミリアの入場は長蛇の列で12.5ユーロ払って見たものといえば、内部では48本の大きな柱と中央祭壇だけ。「生誕のファサード」とその4本の鐘楼は外部からの鑑賞だ。30年前はさほど有名ではなかったが、この塔が存在する以上バルセロナの芸術的観光的価値は永遠だ。常識を超越するものに人間は魅せられる。ガウディの建築物は世界遺産としても多く残されているが、グエル公園が幻想と現実を組み合わせた夢のある施設であり、家族で楽しめるところだ。彼の創造した建造物は来世の理想空間を主張しているようだ。

 並木の美しいランブラス通りはバルセロナきっての目抜き通りだ。その中心、カタルーニャ広場から港のコロンブスの塔までの雑踏は「これぞヨーロッパ!」と感じさせて気分が高まる。解放感のある路上のビア・バーで一杯飲み食事をした。丁度日曜日の夕方、サッカー応援のサポータたちと一緒だった。彼らは勝ち試合で上機嫌だった。ワイフはIntegrityのアンケートに答えてもらい、応援用の帽子をもらって喜んだ。日本人だとわかると津波を気遣ってくれた。その帰路、地下鉄ドラサナス駅乗車時のことだった。スリに財布を巻き上げられたのだ。オヤ?見たことのある黒い財布が車両の床に転がっているではないか!筆者の財布だった。拾うと財布は空っぽだ!400ドルの現金が無かった。3枚のクレジット・カードはそのまま。プロはやることが早くスマートだった。メキシコで大きく掏られて以来、14年振りだった。バルセロナにはプロの掏り団が多いのでご注意あれ!(自悠人)