あけぼの

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病よ飛んでいけ:3回目の普請

2008-02-09 23:49:32 | アート・文化

“生・老・病・死”が人の一生と言われる。その流れから“病”を回避してアクティブ・シニアとして“生・老・死”で行きたい。定年以後「変化こそ人生」を人生訓として実践してきているが、“病”を回避することによりわが人生訓を完成させたいというのが08年の決意だ。

 

アメリカでの暮らしも足掛け18年、変化に富んだこの国の生活も現今は電話に人も出ない不便な時代となり、コミュニケーションはEーメールでないとほとんど機能しない。公の発表はパワーポイントのみならずドキュメント・カメラが登場。日常生活自体が音をたてて変っていく。日本でも携帯電話が情報入手の最先端であり、老若両世代がコンビニエンス性を享受しているかに見える。還暦を過ぎた人たちでも新しい棲家は和室から洋室のベッド暮らしに移行してきた。かつての普請で洋室の必要性を感じなかったのに今は洋室中心の構造となっている。単に時の流れに組みしているようにも見える。

 

 私は最近3回目の普請に着手した。実は私も洋風の建物にする。15年間馴染んだUSの生活を生かして新築することにした。45年前の子育て当時の家を壊し、齢(よわい)喜寿にして終の棲家建築だ。主要交通機関までは歩いて30分と遠いローケーションだが、歩くことで健康寿命(健康で自立していられる年齢)に挑戦したい。これも“病”回避の一手段だろう。それで“生・老・死”の理想を実現可能にするだろう。10年を一区切りとし、変化を継続し、上記の人生訓を完成していきたいと願っている。自悠人(Feb. 5, 2008