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フルート教程 (くらんべりぃ)
2008-05-31 18:16:15
当時の演奏を知る資料として、クヴァンツの「フルート教程」、ジェミニアー二の「ヴァイオリン奏論」、C. Ph. E. バッハの「正しいクラヴィーア奏法」は貴重な資料ですが、クヴァンツのものについては読んでいると「へこんで」きますね。いきなり「フルート奏者の資質とは」から始まるので、萎えてしまいます。

今回紹介されているCDでトラヴェルソを吹いているレイチェル・ブラウンですが、hyperionでもブランデンブルク・コンソートとともにクヴァンツの作品を録音してますね。かなりの作品をかいているので、結構CDが出ていてもよさそうなのですが、あまり見かけないですね。hyperion盤以外に、ナクソスからも出ています(8.555064)。ここでもクヴァンツ・モデルのトラヴェルソを使っています。ナクソスも探すとこういう掘り出し物がありますね。案外重宝しています。

クヴァンツはバロックから古典派への移行期に重なるはずですが、ずっと通奏低音を使っていますし、ある意味バロックの最後を飾った感じがします
 
 
 
啓蒙時代を反映しているのでしょうか? (ogawa_j)
2008-06-01 18:27:30
音楽理論や奏法に関する著作は前から有りましたが、くらんべりぃさんが挙げておられる3つの著作が相次いで出版された背景には、啓蒙主義があったのかも知れませんね。その時代の音楽に対する考え方や奏法を知る貴重な資料ですね。
 クヴァンツの作品の録音が少ないのは、多数の作品があるとはいえ、個性に乏しく、どれを取りあげればいいのか、選択が難しいのかも知れません。
 イギリスのフラウト・トラベルソのオリジナル楽器奏者といえば、少し前までリサ・ベズノシウク(読み方が難しい!)しか居ませんでしたが、ようやく選択の余地が出てきたみたいですね。
 
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