私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



ヨーロッパ各国に現存するオルガンは、最も古いといわれるイタリアのボローニャにある聖ペトロニオ教会のオルガンなどかなりの数があるが、製作当時のままで今日まで残っているものは少ない。今回紹介する1610年エザイアス・コムペニウス製作のオルガンは、様々な条件が揃って、すべてのパイプを含めて残っており、しかも現在も演奏が可能である。今回はこのオルガンによるルネサンスと初期バロックの宮廷音楽、舞曲を収録したCDを紹介する。演奏には問題があるものの、この貴重なオルガンの音を聞くことが出来る。 . . . 本文を読む

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