私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



以前にも述べたように、音楽史をさかのぼってゆくと、次第に音楽そのものや演奏習慣などが不明瞭になって行く。中世のヨーロッパの音楽ともなると、非常にわずかな楽譜と、文学や絵画、彫刻などの画像資料を頼りに再現することとなる。そのような僅かな資料をもとに、様々な再現の試みが成されているが、今回は15世紀の撥弦楽器の音楽を再現したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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