私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



筆者は、音楽作品は、それが作曲された当時の楽器と密接に関連していると言うことを常に主張しているが、このことは中世、ルネサンスやバロックの作品だけではなく、古典派、ロマン派の作品などすべてに当てはまることで、ピアノを例に取れば、モーツァルトやベートーフェンに限らず、ショパンやリスト、ドビュッシーやラヴェル、そしてラフマニノフに至るまで、いずれの場合にも言えることである。今回は2010年12月に発売された、プレイエル・ピアノとオリジナル編成のオーケストラによるショパンの2曲のピアノ協奏曲を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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