私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



協奏交響曲という形式は、協奏曲ほど独奏楽器に重点が置かれているわけではなく、交響曲のようにアンサンブルを中心としているが、通常複数の独奏楽器にも活躍する場をあたえられたものとでも説明できるだろう。古典派の初期に登場し、盛期を過ぎると姿を消してしまった、短命な形式である。その中でおそらく最も良く知られた曲であろう、モーツァルトのヴァイオリン、ヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲変ホ長調を紹介する。 . . . 本文を読む

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