私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



バッハの「狩のカンタータ(BWV 208)」は、彼の最初の世俗カンタータである。それまでに作曲したカンタータはすべて、宗教的な内容のもので、教会の礼拝やその他の宗教行事の際に演奏するために作曲されたものである。ここで紹介するCDは、この「狩のカンタータ」の演奏に、ちょっとした工夫を加えている。それにはもう一つ別の曲の成立を巡る話題が関連している。ここでは、その話題も含めて紹介する。 . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )