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小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市谷津の高台、見晴らしの良い畑の中にバベルの塔と呼ばれていたコンクリート構造物があった。バベルの塔と呼ばれてたコンクリート構造物は、芦子小学区の子供達の遊び場だったようで、塾で仲良くなった芦子小学校の友達に連れてきてもらったのが最初。              初めて訪れたのは昭和50年代後半だったと思うが、そのときは既に古びたコンクリートの佇まいだったように記憶している。中学以降、長いこと訪れることも無くなっていたバベルの塔だが、ここ数年散策の途中に思い出したように立ち寄っては写真を何枚か撮っていた。この構造物が何なのか気になったので近所のお寺の住職に話を聞いたところ、電信関連の設備だったらしい。そのバベルの塔が最近撤去されたと知り、先日谷津に出かけた。バベルの塔があったことが幻のように跡地には雑草が生い茂っていた。このバベルの塔は見晴らしの良い場所にあったので廃墟や残骸といった感じではなく、なんとなくモニュメントのように見えて結構好きな被写体だった。

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