長篠落武者日記

長篠の落武者となった城オタクによるブログです。

趣味の効用

2015年01月28日 | 日記
ブログを振り返ると、今年度は夏の終わりから本業が忙しく、現在も出口が全く見えない状態で仕事してるので当然のことながらストレスが溜まります。

帰宅後、一人で飯を食った後、長篠に関係する古文書の翻刻などを読んでいる時が至福の時。

とにかく読んでいる最中は仕事から完全に離れられるのが良いです。今年はいよいよ本厄に突入していますので、公私ともに重圧がかかってくるという世間の話のとおりになっています。

座りっぱなしなので背中が張るもんですから、椅子にこの上に腰掛けると自然と姿勢がよくなります、というグッズを買ってきて早速職場に用意して座りました。なるほど、たしかに背筋が伸びて喜ばしい、と、思っていたら、このグッズ、すこしお尻のあたりに空間ができるんですね。

要はお尻の中心に重圧がかかるのです。
血が集まる形に。

背筋が伸びて気持ちいいからと、長時間残業の時期にも関わらず使っていたところ、久々に訪ねてきたのが、地主さま。幸い、すぐに気がついて使用を中止し、以前もらっていた座薬により、本日ようやく完治した様子でホッとしました。
寒かったので、スーツの下に筋肉補強用の締め付け型タイツを履いて座っていたのがよくなかったのだと思います。思えば前回の人生初地主の時もこのタイツを履いていた。基本運動時に着用する奴なので、血の巡りが悪くなっている歳に座りっぱなしの時に着用するのは良くないようです。

と、まぁ、厄年っぽい(?)状況の中にあって、精神的な救いが趣味。

例えば、愛知県史には天正3年の5月18日の日付の書状は収められていないのですが、別の日付の書状を見ていると5月18日に突然武田軍が長篠城を攻め始めたけど撃退したのでよくやった、という感状が出てきます。と、いうことは、武田軍は5月18日に長篠城を攻撃し、城内と戦闘があり、しかもそれは感状を発給するような結構な戦いだった、ということが伺えます。

こういうのを見つけて、
「ほぉ。。。」
と、天正3年5月18日に思いを馳せる訳です。一体、どんな感じだったんだろうか。甲子夜話だか武功雑記だかに長篠城は城内の壁が武田軍の攻撃でズタボロになってたという話も残っています。
こんな感じだったのか、とか、考えていると、仕事のイライラもなくなって眠気が訪れる。

ほんと、安上がりな趣味を持っていて良かった、と、思う今日この頃です。

さて、今から、肝心の満光寺関係の調べ物をせねば。



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