ピグマンのお絵描きブログ

漫画家・八木教広先生の作品のファンサイトです。
先生が連載をしていない現在では、何をするかは未定です。
不定期更新。

2021年6月13日(日) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~12巻第117話』

2021年06月13日 23時59分59秒 |  『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容12巻
6月13日(日)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『大帝の子』。
 p1~p4:憎悪の根源の消滅
グラディアスのライフは0よ。
※何をやったのか、グラディアスは持っている自身の力の大半を使用して、“大地神の岩群(グランデロックス)”に満ちていた歪なエネルギーをすべて消滅させた模様。
その為、その力にあてられ暴走し続けていたマウ族は気を失ったと。

☆雑誌掲載時との違い:p3の1コマ目,7コマ目:背景白を闇トーンに変更。
p4の2コマ目:背景白を闇トーンに変更。
p4セリフ「一体何だ?」→「一体(スペース)なんだ?」

 p5~p7:破壊と均衡
ということは、今回の歪なエネルギーを消滅させることも、“世界の均衡”の為に必要なことだったのかな?
※p6の4コマ目:「大地が割れてるとか言ってた」については第43話参照。
☆雑誌掲載時との違い:p6セリフ「大地が割れてる(改行)とか言ってたぞ…」→「大地が割れてるとか(改行)言ってたぞ…」
 p8~p12:バルバロスの目的
バルバロスの顔の傷はグラディアスたち三英傑がつけたようですね。
※p11の4コマ目~8コマ目:回想の為(?)、ここは過去のコピペ。
☆雑誌掲載時との違い:p8の1コマ目,2コマ目,4コマ目:背景白から闇トーンに変更。
p9の4コマ目:背景白から闇トーンに変更。
p10の2コマ目:背景白から闇トーンに変更。
p12の1コマ目,3コマ目:背景白から闇トーンに変更。

 p13~p17:レアナの秘密
レアナには、名前だけでなく、まだまだ謎はありそうだ…
※p15の4コマ目と最後の見開き:セリフ「本当の名は、……続きます。」の内容と、レアナの真の名を対応させると、
【名前】レアナ /【性】スクラクトフィ /【幼少の頃の呼び名】ピピ /【本当の父の名】バルバロス となる。 

☆雑誌掲載時との違い:p15の3コマ目:背景白から闇トーンに変更。

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 うすうす勘づいていた方もおられるかもしれませんが、今回の話で、レアナが大帝バルバロスの娘だということが判明しました。
しかし、今回さらに読者に「んん!?」と思わせたのは【幼少の頃の呼び名】です。
この疑問点にはラシルもさすがに気づき^^、次の話で言及されます。
では、次はまた13巻でお会いしましょう( ̄▽ ̄)ノ

2021年6月12日(土) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~12巻第116話』

2021年06月12日 23時59分59秒 |  『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容12巻
6月12日(土)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『真の名』。
 p1~p3:回想
前回の話からいくらか経過した後の思い出のよう。
※p1の1コマ目:「ターイックの町」…この町については第5話参照(表記が「街」→「町」に変更されている)。
※p2の1コマ目:ラシルの持っている本(ラシルのセリフから、『謎の空に浮かぶ飛行都市』と読むらしい)のタイトルは上下反転させるとちゃんと読めるようになる。

↑(上図参照)分かりやすく色を変えているが、上から、「飛行都市」,「空に浮かぶ」,「謎の」と読めると思う。
※p3の2コマ目:p1でピピとメメを家に置いてきたとあるが、その際、アリアードが留守番に来ていたことが分かる。あれから交流は続いていたようだ。
※p3の4コマ目~7コマ目:第1話のp1と同じ描写になっている。なんとなく時間軸が分かってくる。

☆雑誌掲載時との違い:p3の3コマ目:背景白を描き込みに変更。
 p4~p7:グラディアス、動く
おっさん、何かに目をつけた模様
※p4の2コマ目:セリフ「ジークさんが~気になって…」の部分で、ラシルが、ジークが元々じいさんでなかったことを忘れていた理由のようなものを述べているが、かなり説得力に欠ける印象… 
第115話のp2で「質問は1つにしろ」というくだりで、「(ジークが)そんな急に老けたこと」よりも「その双子はなんなのか」の質問を優先したことも、忘れていたことの要因の一つになったと思われる。

 p8~p12:レアナの本当の名
スクラクトフィという性、珍しいのでは? 検索しても出てこなかったけど、どこかで使われている性なのか?
※p11の4コマ目:「同じような事(本当の名に言及)」については第39話参照。
※p12の2コマ目:「石碑の間」については第34話参照。

☆雑誌掲載時との違い:p10の1コマ目:背景白から闇トーンに変更。
p9セリフ「姫さま!」→「姫様!」
p10セリフ「スクラクトフィ…アリアドネ…」→「スクラクトフィ…アリアドネ…」

 p13~p17:大地神を殺す
馬にとって骨折は命取りだとか…
※マウ族が「何度ぶちのめしてもかまわず起き上がってくる」のが、「代々の憎悪にあてられた者の末路」ならば、
起き上がらなくなった(倒れた)のは、その「代々の憎悪」が消えたのが理由と思われる。

☆雑誌掲載時との違い:p14セリフ「何をする(改行)気だ?」→「何をする気だ?」

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 次で12巻分がようやく終了です。
ちょっと更新遅れておりますね(。-人-。)

ちなみに上の絵でカリギュラが持っているのは購入したキーホルダ-です。
『蒼穹のアリアドネ』の初公式グッズ!

2021年6月5日(土) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~12巻第115話』

2021年06月05日 19時33分24秒 |  『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容12巻
6月5日(土)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『ピピとメメ』。
 p1~p7:ピピとメメ
今回の話は自分の中で『蒼穹のアリアドネ』ベスト3に入るくらい好きなエピソード。
※p1の3コマ目:前回のラストで「透明で儚い」とあったが、文字通り透けていたという…^^
※p5の5コマ目:双子にも姉や妹という区別はあり、メメが姉、ピピが妹。ちなみに『おそ松くん』では長男がおそ松、トド松が末っ子。『おそ松さん』で初めて次男~五男の設定が明確になった^^

☆雑誌掲載時との違い:p7の1コマ目,3コマ目:背景影トーンを描き込みに変更。
 p8~p11:二人(ピピとメメ)
食事もせず(小食)、透けていて、何かを共有するような二人の仕草。いろいろとフラグのようなものが多い^^
☆雑誌掲載時との違い:p9セリフ「ことを全て…」→「事を全て…」
p10の6コマ目:背景白から描き込みに変更。
p11の3コマ目:背景白から描き込みに変更。

 p12~p13:ピピ
ホルホルの匂いを嗅いたピピの表情が好き。
※このエピソードで初めて、双子の見分けが確定。こちらから見て、右分け(髪型)がメメ。左分けがピピ。
☆雑誌掲載時との違い:p13の2コマ目,5コメ目,6コマ目:背景白から描き込みに変更。
 p14~p16:メメ
メメの泣き顔といい、今回は初めて見るキャラの表情が出てきて新鮮。
※p15の1コマ目:「瞬く星」…これについては第22話でアッシュが少し語っている。「フォトンキャリアーは命がつきると体がはじけて光る」
☆雑誌掲載時との違い:p14セリフ「ある満天の」→「ある(スペース)満天の」,「一人外を歩いた。」→「一人(スペース)外を歩いた。」
p14の4コマ目:背景白から描き込みに変更。
p15セリフ「できたからかもしれない。」→「できたのかもしれない。」

 p17:ピピとメメ(とラシル)
このエピソード読んだ後に第1話の冒頭を読み直すもまたよし^^

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 ここらへんからいろいろと読み直さないと分からなくなったりして、雑誌でチラ読みしている人はついてこれないだろうなぁ…
八木先生の作品はフラグ回収が非常に緻密で、スロースタートっぽいところもあるけど、徐々に積み重なっていく想いみたいなものがあるんですよね。
是非、それを皆さんにも感じてもらいたい…!
ということでコミックス購入よろしくお願いします(人´∀`o)

2021年6月2日(水) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~12巻第114話』

2021年06月02日 13時07分39秒 |  『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容12巻
6月2日(水)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正やセリフのセンター寄せ等には触れていません。


 副題は『6年前』。
 p1~p3:日常(修行)パート
初期の修行で、水汲みや畑仕事は王道。
☆雑誌掲載時との違い:p1の1コマ目:背景白から空トーンに変更。
p1セリフ「うじゃうじゃいるこの」→「うじゃうじゃいる(スペース)この」
p2セリフ「なにすんだよ、」→「何すんだよ、」
p3セリフ「色んなことを」→「色んな事を」

 p4~p7:それ
『ベストキッド』でも何で毎日ペンキ塗りなんかするんだと思ってましたよね…?
※p5の2コマ目:この罠はおそらく「トラバサミ」という種類。第1話でレアナが掛かっていたやつ。というように動物でなく人間が掛かってしまう恐れもあるので、日本では原則使用禁止のよう。
☆雑誌掲載時との違い:p4の5コマ目:背景闇トーンから描き込みに変更。
p4の6コマ目:背景白から描き込みに変更。
p5の3コマ目:背景白から描き込みに変更。
p5の4コマ目:背景に空トーンが足される。
p5セリフ「攻撃を避けるときは」→「攻撃を避ける時は」

 p8~p11:アリアード
三英傑がこれで全員登場。見た目や喋り方からも男性なのか女性なのか今のところ不明。
※p10の2コマ目:アリアードの右手右脚は義手義足。以前のように闘えないとあるが、クロウのようにあえて機械の腕をつけるパターンもあるので、単純に弱体化したとは思えない。
☆雑誌掲載時との違い:p9の3コマ目:背景に空トーンが足される。
p9の4コマ目,5コマ目:背景闇トーンから描き込みに変更。
p10の1コマ目,2コマ目:窓の外、白から描き込みに変更。一部元々描き込んでいた部分の変更あり。
p10の3コマ目:背景白から描き込みに変更。
p10セリフ「来たってこと」→「来たって事」
p11の3コマ目:背景白から描き込みに変更。
p11の4コマ目:窓の外、白から描き込みに変更。
p11の6コマ目:背景白にトーンが足される。
p11の7コマ目:背景に空トーンが足される。

 p12~p15:一人で生きる
ここではp3やp4のセリフをあえて繰り返している。「それ」とはそういうことだったのだということでしょうね。
※p15の4コマ目:もしや担いでいるは「猪大帝」の血族?
☆雑誌掲載時との違い:p12セリフ「色んなことを」→「色んな事を」
p13の5コマ目:ベタに白フチの黒文字から、ベタに白抜き文字に変更。
p15のセリフ「ジークさんがいた(改行)時と変わらない(改行)日々をそのまま」→「ジークさんがいた時と(改行)変わらない日々を(改行)そのまま」

 p16~p17:ジーク、家に帰る
次回のラシルに繋がるが、ツッコミどころが多すぎるラスト1コマ^^
☆雑誌掲載時との違い:p16セリフ「帰ってきたこと、」→「帰ってきた事、」,「一気に老けこんだこと、」→「一気に老けこんだ事、」
p16の1コマ目:背景白から描き込みに変更。
p16の3コマ目~5コマ目:背景白からp17のような塵のようなものを描き加える。


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 せっかく凄い武術の先生に弟子入りしたのに、いつになっても技を教えてくれず、雑巾がけや買い物などをやらされる毎日。
「いつになったら教えてくれるんですか?」と問い詰めたりもするが、実はすでにその日々の動きが鍛錬になっていたという…。
いつの時代になってもこのパターン好きですね。
 今の時代に合わせると、『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』とかになるんでしょうか^^

2021年5月28日(金) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~12巻第113話』

2021年05月28日 02時03分56秒 |  『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容12巻
5月28日(金)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『想起』。
 p1~p4:4者決着
同時決着。バトル回が終わり、しばらく重要な話が続きます。
※p4の5コマ目:ラシル「助かったよ、カグラ」「もうちょっと遅かったら危ないとこだった。」ちゃんとここで前回の補足がありましたね^^
 p5~p7:それが一番いい
「美学」とはそれぞれの「独特の考え方」だから、他人にとっては「勝手な理屈」でしかない。
☆雑誌掲載時との違い:p5セリフ「元々私の役目だ。」→「元々(スペース)私の役目だ。」
 p8~p11:ジーク
ラシルのこの記憶の曖昧さは何かのフラグなのか?
※p11の7コマ目:第1話のp40の1コマ目と同じ(コピペではない^^)。この時からすでにじいさんの顔に影がついていて記憶が曖昧だった模様。
☆雑誌掲載時との違い:p9の1コマ目:背景白だったが、トーンが足されている。
 p12~p14:若いじいさん
思いだし驚きのラシル。自分でも言っているが、なぜかそんな大切なことを忘れていた。どうしてなのだろう?
※p13の1コマ目:6年前のグラディアスも登場。髪型が違っていて、髭も短い。
☆雑誌掲載時との違い:p13セリフ「そんなでかい(改行)ガキが」→「そんな(改行)でかいガキが」,「そんなわけねーだろてめぇ」→「そんなわけねーだろてめぇ」,
※完全な間違い:「たままた」→「たまたま」

 p15~p17:回想(想起)
ラシルのこの回想は次回に続きます^^
※p16の4コマ目:「じいさん」のことを「ジークさん」と呼んでいるラシル。どの時点で呼び方が変わったのかも気になるところ。
☆雑誌掲載時との違い:p16セリフ「なにしてんだ。」→「何してんだ。」,「水汲んで来いって」→「水汲んでこいって」
p17の1コマ目:背景白だったが、トーンが足されている。


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 何気に重要かもしれない考察:
p12の3コマ目のラシルのセリフ「じーさん…… いやジークさん、」のところで考えついたのですが、
別に老けているから「じーさん」と呼んでいたわけではなく、「ジークさん」→「ジーさん」→「じーさん」となったのでは?
「じーさんは別に爺さんと呼んでいるわけではなく、ジーさんというジークの愛称だった説」ありませんか?^0^