ピグマンのお絵描きブログ

漫画家・八木教広先生の作品のファンサイトです。
先生が連載をしていない現在では、何をするかは未定です。
不定期更新。

2020年3月8日(日) 『あきらめない男』

2020年03月08日 12時04分09秒 | UNDEADMAN関連
3月8日(日)

※関連記事2020年2月25日(火) 『赤塚賞に約30年ぶりに入選者現る!』



 昨夜やっていた『激レアさんを連れてきた。』、観られた方おられるでしょうか?
先日紹介したおぎぬまX先生が出演されていました。

赤塚賞。
なぜこの約30年間のあいだ、入選作品が出なかったのか?
審査員の一人である漫画家・うすた京介先生からそれについてコメントがありました。
「単純に良い作品が出なかったから。
でもここ20年は審査員がビビっていたのかも。」
確かに。
サンデーでも凄い高い評価をされてデビューから一気に週刊連載が始まるパターンがあります。
でもすぐに打ち切られることが非常に多い気がします。
赤塚賞はその逆で、多くの審査員の方々が「この程度で入賞をあげて良いのか?」という考えだったのでしょう。
どこか未熟なところがあるのは当たり前。そこからの伸びしろを信じないと。
「あきらめなければ・・・」
おぎぬまX先生の受賞までの経緯がまさにそれを体現しています。

おぎぬまX先生の作品について。
数々の作品を持ち込まれて星の数ほど言われたことかと思いますが、「画力が低い」。
昔の作品の画像とか出てきましたが、あまり変わった感じがしません。
出てくるキャラの顔が被っているのもあるのかもしれませんが、先生自身もあまりその部分は気にしていないように思えます。
でもネタづくりやその構成力はとても凄いものを感じます。
『ぐるぐるパンチャーまわる』のストーリーの説明をしている時なんかは、漫画の画像が出ていなくても、
先生の話と身振り手振りだけで面白い話だと思いました。

やっぱりギャグ漫画を描く人は、人を笑わせたがります。
おぎぬまX先生の登場時、妙に手などの動きが煩く、キャラの濃い人だと思いました。
うすた京介先生も「自分は佳作だったけど・・・」の話の時、真面目そうな顔して完全にこちらを笑わそうとしてました^^
その行動をとり続けること,行動する内容が瞬時に頭に浮かび、どうその行動を構成すればより面白くなるか考えている。
ギャグ漫画家の才能ありです。

そして、最後になりましたが、赤塚賞の入選の賞金は200万円。
おぎぬまX先生はそのお金で一戸建てを借りて「おぎぬまXプロ」としました。
そこの1階は広いバーのようになっていて、常にいろいろな人が訪れ、先生が彼らからの4コマバトルの挑戦を受ける場としているそうです。
「4コマ士たちの聖地」。
いつかそう呼ばれるであろうそこに訪れた人は、現在0人。

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●おぎぬまX先生も参加する『ギャグびらき GAG BE LUCKY』について知りたい方はこちら→ギャグびらき GAG BE LUCKY 募集開始
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 おぎぬまX先生の不屈な根性と行動力はとても尊敬できるところです。
それはそうと、八木先生は赤塚賞の賞金、どうしたんだろう?

2020年2月25日(火) 『赤塚賞に約30年ぶりに入選者現る!』

2020年02月25日 10時27分14秒 | UNDEADMAN関連
2月25日(火)



 現在発売中のジャンプSQ3月号、みなさん読みましたでしょうか?
数ヶ月前に少し話題になったのですが、「漫画の赤塚賞で約30年ぶりに入選者が出た」そうです。
ウィキによると赤塚賞は、昭和49年(1974年)の下半期から始まり、手塚賞同様、年に2回行われていて、元々は、手塚賞からギャグ漫画の部分を独立して設立したそうです。
2020年2月現在、91回行われていますが、入選者はたったの6人、そしてこの前の第91回までの約30年間ずっと入選者は現れていませんでした。

 入選作品は『だるまさんがころんだ時空伝』、作者の名前は「おぎぬまX」先生です。
←クリックで拡大
その作品、ギャグ短編15Pが、このジャンプSQに掲載されています。
史上6人目の赤塚賞入選作、気になる方はジャンプSQ2020年3月号を購読してみてください!
ちなみにアプリ「ジャンプ+」でジャンプルーキーのTOP画面から「おぎぬまX」と検索すると、『戦友』,『夢のボインボール』の2作品がヒットします。
どちらも若干(?)下ネタですがこちらは無料なので、今すぐ読めますよ^^

 そしておぎぬまX先生よりおよそ30年遡ること1990年(平成2年)、赤塚賞に史上5人目に入選したのが八木教広先生でした。
入選作品は『UNDEADMAN』。
この作品に関しては別の日記で詳細を記載しているので気になる方はご覧ください。
●気になる方はこちら→『日刊UNDEADMANまとめ』

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●おぎぬまX先生のツイッターはこちら→@oginuma_x
●おぎぬまX先生のブログはこちら(掲載時現在、2019年4月から更新なし)→おぎぬまXの運命