ピグマンのお絵描きブログ

漫画家・八木教広先生の作品のファンサイトです。
先生が連載をしていない現在では、何をするかは未定です。
不定期更新。

2023年1月31日(火) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~17巻第162話』

2023年01月31日 00時43分29秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容17巻
1月31日(火)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『容赦せず』。
 p1~p5:ラシルもどきvsレーヴ・ポポルコンビ
誰もが認めるラシルの強さ・・・どうなる!?
※p4の6コマ目:「雲の切れ間から陽の光」→カリギュラの偽者が消えたのと同様、天候を操る為に力を割くことができなくなったのでは・・・?
ポポルは、ラシルもどきの変化からなのか、どこかで異変を感じたから「もう大丈夫のはず」と言ったのかな?
☆雑誌掲載時との違い:p4セリフ「2人」→「二人」
p5セリフ「2人」→「二人」

 p6~p10:ノイシュvsルルロラ決着
どちらも本物と似た実力をもった偽者だったとして、それぞれ勝者が変わるというのは、本物の意地か?
※p8の6コマ目,p10の2コマ目:偽者とはいえ、ルルロラを痛めつけるのに良心の呵責を覚えるノイシュに対し、
偽ノイシュを痛めつけることでうっぷんを晴らすルルロラの対比が面白い^^

 p11~p14:信じられない生命体
無意識なのか、自在にチューニングして闘うラシル。
☆雑誌掲載時との違い:p13セリフ「くる」→「来る」
p14セリフ「生命体がこの(改行)世界にいるなど・・・」→「生命体が(改行)この世界にいるなど・・・」

 p15~p17:ラシルの一部
ポポル,レーヴがボロボロに!?
ジッヒ族が脅威を感じるラシルの戦いっぷりにリンクするように、ラシルもどきの強さもレーヴ・ポポルコンビを圧倒。
味方にいると心強いが、敵に回すと非常に厄介な男である。
※p16の4コマ目:「ヴィーフェの町での自身との対決」→コミックス8巻第77話~コミックス9巻第80話あたり
☆雑誌掲載時との違い:p16セリフ「2人」→「二人」

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 今回も良さげな見出しイラストのアイデアは出ず。
某悪の3人組を参考にさせてもらいました。

コミックス最新巻『蒼穹のアリアドネ』第20巻 発売中!!

2023年1月30日(月) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~17巻第161話』

2023年01月30日 01時31分47秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容17巻
1月30日(月)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『頭ごなし』。
 p1~p7:続くラシルvsジッヒ族
チューニングが合ったようなのに、そのジッヒ族の「断罪の一撃」を避けるラシル
※p6,p7の見開き:「最大出力(グランデ)」→【grande】ラテン語,イタリア語,スペイン語などで「偉大な」「大きい」を意味する言葉。
ちなみにコミックス8巻p16に「光子剣最高出力」というレーヴの必殺技が登場する。

☆雑誌掲載時との違い:p2セリフ「信じ(改行)られんな・・・」→「信じら(改行)れんな・・・」
 p8~p9:偽ラシルの変化
「ヴヴヴ」と生首ラシルに変化が起きたと思ったら、その姿に身体がついた(本来はこれがちゃんとした人間の姿)。
※p9の4コマ目:生首からちゃんと人の形に成った感じ。
ラシルとジッヒ族のチューニングが合ったことで、偽者の姿も化物じみたものから、まともな人間の姿に変化。

 p10~p11:偽カリギュラ堕ちる
こちらも「ヴヴヴ」と偽カリギュラに変化が起きたと思ったら、消えた・・・
※p10の1コマ目:「ヴヴヴ」という音と「揺れ表現」・・・これはp8の3コマ目の生首ラシルと同様の現象。
なので生首ラシルの変化と、その後の偽カリギュラが消えたこととは、何かしらリンクがあると思われる。

なるべく納得いくように理由付けするとするなら、ラシルにチューニングを合わせていったことで、カリギュラの偽者とは形を保てないほどチューニングが合わなくなった・・・とか。
もしくは、偽者ラシルの本来の力が強大すぎて、それを操るのにカリギュラの偽者に注いでいた力が足りなくなった・・・とか。
要するに、雑魚キャラなら1000人でもつくりだせるが、強キャラは(ジッヒ族)自身の持っている力以上のものはつくりだせないのでは・・・?

※p10の2コマ目:「ボフッ」と消える偽カリギュラ→少し分かりにくいが、これはノイシュ,ルルロラそれぞれの前に立ちはだかっていた偽カリギュラがそれぞれ消えたことを表している。
※p10の3コマ目,4コマ目:なので、ここで驚いているノイシュとルルロラは、それぞれ別の場所にいる。
※p11:別々の場所にいるが、「偽カリギュラが消える」という二カ所同時に起こった現象に対して、ノイシュとルルロラそれぞれのリアクションを交互に見ている状態。

☆雑誌掲載時との違い:p11セリフ「トゲトゲ」→「とげとげ」
 p12~p15:今のラシルとレーヴの実力差
ターイックの街で闘ったのがずっと昔のようだ・・・
※p15の1コマ目:「出会った時」,「レアナ様の面目を保ちつつあしらう」→コミックス2巻第10話~第11話あたり
ラシルの成長を感じるエピソードはいくつもあったのに対し、レーヴはあまりなかったので、読書の体感としては・・・!
 p16~p17:存在を否定する者を否定する
読者も理不尽だと思っていたジッヒ族のやり方にラシルが真っ向から立ち向かう。

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 今回は見出しイラストが思いつかずに上のような感じに。
某漫画雑誌のグラビア表紙を参考にさせてもらいました。

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2023年1月29日(日) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~17巻第160話』

2023年01月29日 10時25分17秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容17巻
1月29日(日)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『断罪されるべき』。
 p1~p3:レーヴvs偽ラシル
戦闘スタイルにラシルらしさが一切無い偽ラシル
※p2の5コマ目,6コマ目:「デジタルならではの作画」→おそらく5コマ目にディストーション(ゆがみ,歪曲)効果をかけて6コマ目を作画したと思われる。

ただ歪ませただけでなく、ラシルの服の襟とか、一部作画修正は勿論していると思われる。
デジタルで楽をしている感じではなく、背景の質感とか、雷や光のエフェクトの効果とか、視覚的(すごい綺麗でしっくりくる)にデジタルを上手に活用しているなと思いました^^
☆雑誌掲載時との違い:p1セリフ「くるぞ!」→「来るぞ!」
 p4~p7:レアナの説明
前回にラシルが「すでに5回命を失っている」と言った理由と、(偽ルルロラ等と違い、)ラシルらしくない偽ラシルの説明あり。
※p4の2コマ目,3コマ目:「ポポルの言っていたジッヒ族の7つの力の一つ」,「内なる争いを生む」→
(第158話p1参照)1;言葉を与え・・・(山の)精霊たちに力を与える
2;天を司り・・・天候を操る
3;争いを生じさせ・・・偽物をつくりだし争わせる
4;暗黒・・・
5;混沌・・・
6;死を与える・・・ラシルを狙った攻撃。本来、寸分違わず命を奪う。
7;この地の崩壊・・・

4と5は表現が曖昧(天候を操り、空が暗くなり、雷等で混乱を生じさせるとか・・・)なので、よく分かりません。
7番目はジッヒ族が原因で世界が滅ぶ訳ではなく、世界が滅ぶ条件が整うと力を解放するということ。世界の理に仇なす者にその力を使うと思われる。
※p5の4コマ目:「位相」→ 解析学で、極限や連続の概念を定義できるように、抽象空間(集合)に与えられる適当な構造(部分集合)
全く意味不明。理解不能・・・。「位相がずれる」がディヴァもよく分かっていないようで、p6の2コマ目のレアナの「チューニングがあっていない」が分かりやすくてありがたい^^
 p8~p17:命を狙われる理由
ジッヒ族とラシルの対話。一族に課された使命が重すぎる。
※p17の4コマ目:「お前たち9人」・・・誰のことか?→2つ前のコマで述べている。
※p17の2コマ目:「人の身でありながらその内に光を宿す者」・・・ラシル,ルルロラ,ノイシュ,カリギュラ,カグラ
「生まれてはならぬ忌み児」・・・ポポル
「この世界に存在してはならない時の落とし子」・・・レアナ,レーヴ,ディヴァ
の計9人である。もちろんジウラ等それ以外もいるが、この場にいると意味での「お前たち9人」だと思われる。

☆雑誌掲載時との違い:p9セリフ「いないこの感じ」→「いない(スペース)この感じ」
p14セリフ「くらってりゃくるタイミングが」→「食らってりゃ来るタイミングが」


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 大戦の犠牲者であるフォトンキャリアーや、ただ生まれただけのアルミラージがただ一方的に「断罪されるべき」とはいかがなものか?
ラシルよ、抗ってくれ!!

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2023年1月28日(土) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~17巻第159話』

2023年01月28日 22時40分19秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容17巻
1月28日(土)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『おみゃへ』。
 p1~p10:ジッヒ族の顔とその力
ジッヒ族との初顔合わせ。
※p2,3の見開き:コミックス16巻第157話でポポルが言っていたとおり「7つの角と7つの目」の姿で登場。
カタルーニャ美術館に飾られているサント・クレメント聖堂壁画に7つの目を持つ羊が描かれているが、それと同様に(こちらから見た視点で)鼻の右側に縦に4つ、左側に縦に3つ目が並んでいる。
『エヴァンゲリオン』に出てくる「ゼーレ」という組織のマークでもよく似たのがある。

よく見るとジッヒ族の皆さん、顔の模様はそれぞれ個性があったりする^^
※p9の1コマ目:「おみゃへ にゃじぇ しにゃにゃにゃにゃい?」→丁寧に次のコマでラシルが翻訳^o^→「お前…なぜ…死なな…ない…?」
それまで何言っているのか分からなかったのに、急になんとなく聞き取れるようになったことの不思議さについては、今後の展開で納得することになる。

 p11~p14:分かれた3人の様子
ノイシュとルルロラの戦闘はまだ継続中。お互い(偽物相手ではあるが)強さを認めているのが面白い。
※p13の2コマ目:「一辺倒(いっぺんとう)」→一方だけにかたよること。
☆雑誌掲載時との違い:p14の5コマ目:背景、スピード線を加える。
 p15~p17:ラシルではない者
こんないろいろ生えてしまっているラシルがいてたまるか。
どうやらカリギュラ一行のようにラシルの偽物も登場。
※ここでレアナとラシルの間に何かしらの「繋がり」が出来ていることが分かる。
のちにこの伏線は回収されるので心の隅に留めておこう。


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 ラシルの悪夢はジッヒ族の仕業だとは思うけど、
ジッヒ族→羊→(眠れないときの)羊を数える→夢 から来てたりする?
考えすぎかな・・・

コミックス最新巻『蒼穹のアリアドネ』第20巻 発売中!!

2023年1月22日(日) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~17巻第158話』

2023年01月22日 23時03分52秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容17巻
1月22日(日)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『終末の裁定者』。
 p1~p5:ジッヒ族
どうやら次に登場する種族はチート能力保有のよう。
※p1の4コマ目:「ジッヒ族」→ヴィーフェ族(ヘビ・巳)同様、単純に逆さ読みという訳ではないですが、「ジッヒ」→「ヒッジ」→「ヒツジ(羊・未)」ですね。
※p1の2コマ目:上記を踏まえて【羊 7つの封印🔍】で検索すると『ヨハネの黙示録』という言葉がヒットします。あとは各々で検索してください( ᴗ ̫ ᴗ )

☆雑誌掲載時との違い:p2セリフ「いや待て。」→「いや(スペース)待て。」
p3セリフ「どういうことです。」→「どういう事です。」
p5セリフ「それに、(改行)ならなんで」→「それに、なら(改行)なんで」

 p7~p15:仕方ない
もう途中から“仕方ない”の範疇を超えている・・・まさに悪夢!
※p7の7コマ目:「ジリ貧(ひん)」→「ジリ貧」とは、「じりじりと貧しくなること」の略語で、金銭的に厳しい状況のことをいいます。また、経済面以外に「じりじりと良くない状況に落ち込むこと」という意味も。
☆雑誌掲載時との違い:p9セリフ「ならここからは」→「ならここからは」
p13セリフ「けどまだ」→「けど(スペース)まだ」

 p16~p17:頂にたたずむ影
ただ悪夢をみただけにしては両目から血が出ているし、いったい何が・・・?
☆雑誌掲載時との違い:p17セリフ「今一体・・・」→「今(スペース)一体・・・」

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 ラシルが悪夢のなかで無茶苦茶されて、とてつもない精神ダメージを喰らって困惑している様子を見て、ずっとどこかで何かが引っかかっていたんですが・・・
最近ようやく分かりました。

鳳凰幻魔拳を受けたウルフ那智でした。
分かってもらえるでしょうか?
久々にそこの描写を見てみたら、なかなかの悪夢でした。当時、どういう気持ちで読んでたのか思い出せませんが、印象に強めに残ったのは確かのようです。

 ジッヒ族、今回はまだ影のみの登場。
次回はお顔が拝めるのかな?
それでは次回の更新でまた(⌒∇⌒)ノ””

コミックス最新巻『蒼穹のアリアドネ』第20巻 発売中!!