ピグマンのお絵描きブログ

漫画家・八木教広先生の作品のファンサイトです。
先生が連載をしていない現在では、何をするかは未定です。
不定期更新。

2023年3月26日(日) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~19巻第185話』

2023年03月26日 17時45分12秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容19巻
3月26日(日)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『血の轍』。
 p1~p3:酒場の銃撃戦の結末
なんかいい顔の少年( ꒪꒫꒪ )
☆雑誌掲載時との違い:p1の2コマ目,3コマ目:(前回の最後にはあった)少年の左頬に返り血を描き足した。
p3の1コマ目:少年の左頬に返り血を描き足した。

 p4~p8:残骸の上に佇む二人
二人の持っているのは、あの特徴的な武器。 ということは…!?
※p5の4コマ目:「辺鄙(へんぴ)」→都会から離れていて不便なこと。また、そのさま。片田舎。辺境。
※p7の1コマ目:「世界平和機構」→(コミックス9巻第87話p7参照)世界大戦の後、大戦をくり返さないために設立された組織。
中でも大戦中の忌まわしき兵器(光子の所持者)の処理を第一の目的として編成されたのが特殊部隊「獅子心団(ライオンハート)」である。
「右側の黒髪の男」→ドラクロス(コミックス10巻第94話p17)と思われる。(おそらく当時)獅子心団第1隊隊長。
「左側の白髪(?)の男」→この時点では分からなかったが、のちの話(コミックス20巻第196話p16,コミックス21巻第200話p1)でダンヒールと分かる。(おそらく当時)獅子心団団長。
※p8の5コマ目:「轍(わだち)」→車の通ったあとに残る車輪の跡。
なので出血しているじいさんを引きずってできた痕跡を「血の轍」と言ったのだろう。
☆雑誌掲載時との違い:p6の4コマ目:背景白(岩山のみ)だったが、空トーンが貼られた。
p4セリフ「何らかの理由で」→「なんらかの理由で」
p5セリフ「突然町が」→「突然(スペース)町が」
p8セリフ「突然悪態をつかれて」→「突然(スペース)悪態をつかれて」

 p9~p13:じいさんの過去語り
さすが不死軍団(の一員)と呼ばれただけはあるじいさん。まだ語る元気はあります。
☆雑誌掲載時との違い:p9の1コマ目:背景白(岩山のみ)だったが、空トーンが貼られた。
p11の2コマ目:背景グラデトーンのみだったが、描き込みに変更。
p12の4コマ目,5コマ目:背景グラデトーンのみだったが、描き込みに変更。
p13の2コマ目,3コマ目,7コマ目:背景グラデトーンのみだったが、描き込みに変更。

 p14~p17:じいさんと別れた少年の行き先
じいさんの亡骸(なきがら)を人目に触れないようにする少年。これは少年なりのたむけなのかもしれない。
※p16の3コマ目:「世界平和機構の制服」→ドラクロスたち同様の世界平和機構の男。ノマドの街に現れたときと服装がちがうのでこの5年の間に変更があったようだ。
※p17:「棘の森の光虫」→最後の4コマ目に光虫が描かれているので、ここがラシルたちが現在いる【ファビリアスバフラ(光虫の里)】と分かる。
ということは何年居たのかは分からないが、少年はじいさんと別れて世界平和機構からの追手をかわしながら行き着いたこの森に、今の今までずっと潜んでいたのだろう。
少年は、じいさんとは死に別れた。ということは、今現在、少年の横にいるじいさんは…!?

ちなみに生前のじいさんのことを少年は「おじさん」と呼び、棘の森の中では「おじいちゃん」と呼んでいる。
あとじいさんも酒場の時と違い、喋り口調がすごいおじいさんっぽく変更されている。
☆雑誌掲載時との違い:p14の2コマ目,3コマ目:背景グラデトーンのみだったが、描き込みに変更。

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コミックス最終巻『蒼穹のアリアドネ』第22巻 発売中!!

2023年3月25日(土) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~19巻第184話』

2023年03月25日 21時43分20秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容19巻
3月25日(土)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『たかが』。
 p1~p18:酒場での銃撃戦
p1がカラー扉になっているんだが、カラーなのに白黒とはこれいかに^^?
※p2:いつの間にかカウンター内にいたバーテンダーや最初に助言をくれた男はいなくなっている。流れ弾を怖れて早々に逃亡か?
※p3の3コマ目,4コマ目:頬の傷が消えた(治った)。第183話p6の2コマ目で「~翌日にはケロッと治ってる~」とある。翌日どころか一瞬だった。
※p11の5コマ目:「SW」→おそらく「スミス&ウェッソン」の事(通常S&Wと略されるので、もしかしたらギリギリ銃器メーカー表現というだけで違う会社なのかも。ちなみに振り仮名はふられていない)。
「口径(こうけい)」→銃における口径は、銃身の内径(≒発射される弾丸の直径)を示す。アメリカで使われている長さの単位「インチ」(1インチは、約25.4ミリメートル)を基準に、「100分の何インチか」を表したもの。
「50口径」であれば、「100分の50インチ」のことで、丁度1インチの半分(約12.7ミリ)であることから、「半インチ」なんて呼ばれることもある。

12.7mmも直径のある弾丸なんて喰らったらどんなことになるかは想像したくもない…
ちなみに銃のモデルはS&WのM500(50口径)と思われる。
「ギリリウム弾」→コミックス2巻第15話p12,p13や第16話p14に関連話がある。
きしょい柱(岩喰いワームの死骸)を貫通する威力のペリリウム徹甲弾より硬いとされるギリリウム弾。まさかそれを拝める日がくるとは…!
※p18の2コマ目:「少年を襲う無数の銃弾」→初見時、弾が少年をすり抜けているのか、停止したのか分からなかったが、次話(185話)を見ると、当たる前に停止したことが分かる。
☆雑誌掲載時との違い:p4の3コマ目:背景白(スピード線のみ)だったが、描き込みに変更。
p6の1コマ目:背景スピード線のみだったが、トーンが貼られた。
p8の2コマ目:背景(スピード線と柱のみ)に壁の描き込みとトーンが貼られた。又、柱に当たった銃弾表現ひとつだったものに、さらに複数の銃弾描写が描き足された。
p10の3コマ目:背景グラデトーンだったが、モヤトーン表現に変更。
p10の4コマ目:背景グラデトーンだったが、描き込みとモヤトーン表現に変更。
p14の1コマ目,2コマ目:飛び散る出血表現が足されている。
p14の4コマ目:右腕から流れ出る血が描き足されている。
p14の5コマ目:背景白(スピード線のみ)だったが、トーンが貼られる。
p8セリフ「顔傷兄弟」→「傷顔兄弟」
p12セリフ「狙ってのこと」→「狙っての事」


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コミックス最終巻『蒼穹のアリアドネ』第22巻 発売中!!

2023年3月24日(金) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~19巻第183話』

2023年03月24日 23時59分59秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容19巻
3月24日(金)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『仕返し』。
 p1~p4:5年前
冒頭からいきなりの時代逆行。
ここで登場するじいさんは雰囲気は違うけど、眉毛や口ひげからして、棘の森にいたじいさんと同一人物かな?
謎の少年との出会いエピソード。
※p2の4コマ目:「傭兵上がり」→過去に傭兵として活躍していた人。
※p2の6コマ目:「吹き溜まり」→雪や落ち葉などが風に吹き寄せられてたまっている場所。行き場のない人たちが、自然と寄り集まる所。
「敗残(はいざん)」→ 戦いに敗れて生き残ること。「~兵」
「スネに傷もつ」→ 隠しているやましい事や、過去に悪事を働いてうしろめたいことがある。
※p4の3コマ目:「(傭兵)くずれ」→(多く身分・職業などを表す語に付いて)以前はそうであったが、今は落ちぶれている人。また、それになれなかった人。

☆雑誌掲載時との違い:p4の4コマ目,6コマ目:背景グラデトーン(影トーン)のみだったが、描き込みに変更。
p4セリフ「更にその前に(改行)いる傷顔(改行)兄弟も」→「更に(改行)その前にいる(改行)傷顔兄弟も」

 p5~p15:酒場の少年
棘の森にいた少年は、ジュリアスとその弟の二重人格かと思ってたけど、どうやら20以上の多重人格らしい。
※p6の4コマ目:「生まれた時にうっすら光ってた」→これはまたバルバロスのようなルーサ関連の話だろうか?
※p11の6コマ目:ナイフを持つ少年。隠し持っていたわけではなく、p8の5コマ目に出てくる肉に刺さっていたのを抜いたと思われる。

☆雑誌掲載時との違い:p11の3コマ目:背景グラデトーンのみだったが、描き込みに変更。
p13の2コマ目:背景白(血しぶきのみ)だったが、描き込みに変更。
p15の4コマ目,5コマ目:背景グラデトーンのみだったが、描き込みに変更。

 p16~p17:撃ち合い開始
少年を守る為に闘うじいさん。
☆雑誌掲載時との違い:p16の5コマ目~7コマ目:背景グラデトーンのみだったが、描き込みに変更。

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コミックス最終巻『蒼穹のアリアドネ』第22巻 発売中!!

2023年3月19日(日) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~19巻第182話』

2023年03月19日 19時51分13秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容19巻
3月19日(日)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『迷い人』。
 p1~p3:馬車組、ノイシュと合流
さすがウワキモノ、すぐに別の女性と出会うノイシュ。
☆雑誌掲載時との違い:p3セリフ「森の中で濃い(改行)霧に覆われて、」→「森の中で(改行)濃い霧に覆われて、」
 p4~p14:森の女王の反撃
森の中ではやはり最強!
※p5の4コマ目:ニセモノ精霊のラリアットが木をすり抜ける。第179話で霧が幻覚だということが分かったが、これで木の一部も幻覚だと気づくルルロラ。
※p11の2コマ目:精霊の力の在処を感じ取り、それ以外の木は偽りだと判断した。

ルルロラの「見えた! 覚えた!」というセリフがユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)の名言「来た、見た、勝った。」みたいでカッコイイ。
 p15~p17:“迷い人”について
あと不安なのはラシルのところだけかな?
※p15の3コマ目:「4人のうち2人が~」→決着部分が描かれなかったが、ここのセリフで、ノイシュにつづきルルロラも光虫の幻覚から抜け出せたことが分かる。
※p16の2コマ目:「そのコンタクトを取っている相手~」→この相手とは【アウラ】のことだが、いまだ正体の知れない少年に「この世界で一番異質で厄介な存在」といわれてしまう。

第181話でポポルはなにやらアウラについて重大な事実に気づいたらしいが、それはいったい何なのだろう…?

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コミックス最終巻『蒼穹のアリアドネ』第22巻 発売中!!

2023年3月18日(土) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~19巻第181話』

2023年03月18日 23時59分59秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容19巻
3月18日(土)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『忠告』。
 p1:先週の続き(逆再生)
ポポルが自身の記憶を遡っているようです。
※p1の2コマ目:コミックス4巻第33話p4の1コマ目
※p1の3コマ目:コミックス4巻第29話p16,p17の見開き
※p1の4コマ目:コミックス7巻第61話p1の3コマ目

遡っているようにみえて3コマ目から4コマ目にかけては時間が普通に経過している。
 p2~p10:“角を持つ兎(アルミラージ)”最後の一人・アウラ
会話中も何気に背景がコロコロ変わっている。
※p6の1コマ目:(背景が)コミックス16巻第151話p13あたり。
※p6の3コマ目:コミックス7巻第62話p1あたり。

※p7の2コマ目,3コマ目:2コマ目がマウの大平原で、3コマ目がノマドの街? 似ているところが多いので判別不能。
※p8の3コマ目:コミックス8巻第77話あたり。
※p10の1コマ目:コミックス4巻第34話あたり。

※p10の2コマ目:高層ビルが多いから、コミックス3巻第27話あたり? 光の領地っぽい。
※p10の4コマ目:馬車の中
<☆雑誌掲載時との違い:p8の1コマ目:念話部の吹き出し(?)の背景が透けておらず、白かった。
p9の2コマ目,5コマ目:念話部の吹き出し(?)の背景が透けておらず、白かった。

 p11~p17:ノイシュの中のデオドラ
p12の「俺の理想通り」というノイシュのセリフ。ちょっと残念そうに聞こえるは、それが自分の中から生まれた幻覚だということをより一層確信させるものだから?
<☆雑誌掲載時との違い:p14の1コマ目:デオドラの左目の下の虎縞(とらじま)模様がなかった。
p15の1コマ目,2コマ目,6コマ目:デオドラの左目の下の虎縞(とらじま)模様がなかった。


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コミックス最終巻『蒼穹のアリアドネ』第22巻 発売中!!