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ピグマンのお絵描きブログ

漫画家・八木教広先生の作品のファンサイトです。
先生が連載をしていない現在では、何をするかは未定です。
不定期更新。

2023年4月2日(日) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~19巻第187話』

2023年04月02日 17時02分01秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容19巻
4月2日(日)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『終わり』。
 p1~p4:断罪の槌の力
(コミックス13巻第127話参照)あらゆる攻撃を相反し弾く、断罪の槌。
※p4の2コマ目:「ジームクント」が正しいと思われるが、単行本時(初版)にも「ジークムント」のまま、訂正されていない。
 p5~p6:断罪の槌の破壊
さすが7剣長、ほかの聖具の弱点も是非教えてもらいたい。
 p7~p9:アウグストの真の力
アウグストの正体が少年ジュリアスの大きくなった姿であると分かれば、受けた顔の傷がすぐに癒えたことも納得。
ということは、あの町ひとつを潰した力も持っているということで…!
 p10~p15:7剣全滅
瞬殺だと…!?
※p11の3コマ目:「キン」→p1の6コマ目の断罪の槌からも同じ音が。実は最初から断罪の槌の力を使っていなかったのではと思うほど聖具いらずな力。
※p10の1コマ目:「ジームクント」が正しいと思われるが、単行本時(初版)にも「ジークムント」のまま、訂正されていない。
 p16~p17:違和感
塔から見下ろす二つの影、なんとなく既視感が…
※p16の4コマ目:「狐につままれて(狐につままれる)」→狐に化かされる。また、意外な事が起こって何が何だかわからず、ぽかんとする。

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コミックス最終巻『蒼穹のアリアドネ』第22巻 発売中!!

2023年4月1日(土) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~19巻第186話』

2023年04月01日 23時59分59秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容19巻
4月1日(土)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『我が父』。
 p1:ポポルと合流
ラシルが心配なレアナ姫^^
 p2~p5:バルバロス(幻)との闘い継続中
バルバロスを見て何かが心に引っかかるジュリアス)。
※p3:「あの人、どこかで…」「会った事はないけど…」→第183話の「父親は違う」「生まれた時にうっすら光ってた」から、おそらく少年はバルバロスの子供ではないかと推測される(第187話で確定)。
出産と同時に母親は死亡し、その時の父親(ロドリゲス)しか知らないはずなので、ルーサ特有の繋がりがあるのかもしれない。

ジュリアスの母親とバルバロスの出会いはどのようなものだったのか…
 p6~p14:バルバロスの一撃を止めた少年
かつてラシルの命を容易く奪った大帝の一撃を…
※p8の5コマ目:「俺とそんなに歳が離れてないような奴」→この時点で14歳前後。【※ネタバレ】ということは10年後である7剣のアウグストは24歳くらい。
※p11の6コマ目:「誰かに似てる」→ジュリアスの外見,出自から出会った頃のレアナとサレナ(ピピとメメ)の事だと思われる(コミックス12巻第115話あたりを参照)。
※p13の1コマ目:「あの人と闘う者たちとは仲良くできない」→どうやらジュリアスは会った事もないバルバロスに与(くみ)する気でいる様子。
※p14の3コマ目:「僕の本当の名前」→数年間、森の中で一緒に過ごしたじいさんを消しながら、自分の“本当の名前”を思い出す少年。
父親(ロドリゲス)に虐待されるという暗い子供時代を送った少年にとって、酒場で出会ったじいさんは、“おじさんは食べないよ”と思わせる存在だった。
その存在を消すという行動は、バルバロスという“本当の肉親”を見つけたからなのかもしれない。

この時点で少年はバルバロスがどんなにひどい事をしてきたのか分かっていなかったと思うが、衝動で簡単に人を殺してしまう少年にとっては、そんなことはあまり気にするところではないのかもしれない…
 p15~p17:少年の10年後
開いた目は確かに10年前のそれだった…!
※p15の1コマ目:「同時刻」→ちょうど10年後ということだろうか。ちなみにこの話はコミックス13巻第127話の続きにあたる。
この時に攻められた飛行都市アリアドネの大地のかけらが、ビオーヴ王国に向かうラシルたちの馬車の前に降ってくるのだが…これはいったい…
未来と過去を行き来する設定だとこういう矛盾が見つかることは仕方ないかなとも思うけど、いつか時間軸の検証したい。
※p17:「初めて目を開いた7剣の“アウグスト”」→どこを見ているのか分からないようなその目は、かつてジュリアスと呼ばれいた少年によく似ていた…
少年・ジュリアスは10年の時が経過したのち、“7剣(セブンスソード)”の一員という立場にいた!

目を閉じているという設定がまさかこんなところに生きてくるとは思わなかった。非常に面白い^^
漫画内での設定としては、レアナをバルバロスの元に届けるために近づき、その特徴的な目だとレアナの前に出たときに正体がバレてしまうから、盲目のフリをして閉じていたのかな?

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コミックス最終巻『蒼穹のアリアドネ』第22巻 発売中!!

2023年3月26日(日) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~19巻第185話』

2023年03月26日 17時45分12秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容19巻
3月26日(日)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『血の轍』。
 p1~p3:酒場の銃撃戦の結末
なんかいい顔の少年( ꒪꒫꒪ )
☆雑誌掲載時との違い:p1の2コマ目,3コマ目:(前回の最後にはあった)少年の左頬に返り血を描き足した。
p3の1コマ目:少年の左頬に返り血を描き足した。

 p4~p8:残骸の上に佇む二人
二人の持っているのは、あの特徴的な武器。 ということは…!?
※p5の4コマ目:「辺鄙(へんぴ)」→都会から離れていて不便なこと。また、そのさま。片田舎。辺境。
※p7の1コマ目:「世界平和機構」→(コミックス9巻第87話p7参照)世界大戦の後、大戦をくり返さないために設立された組織。
中でも大戦中の忌まわしき兵器(光子の所持者)の処理を第一の目的として編成されたのが特殊部隊「獅子心団(ライオンハート)」である。
「右側の黒髪の男」→ドラクロス(コミックス10巻第94話p17)と思われる。(おそらく当時)獅子心団第1隊隊長。
「左側の白髪(?)の男」→この時点では分からなかったが、のちの話(コミックス20巻第196話p16,コミックス21巻第200話p1)でダンヒールと分かる。(おそらく当時)獅子心団団長。
※p8の5コマ目:「轍(わだち)」→車の通ったあとに残る車輪の跡。
なので出血しているじいさんを引きずってできた痕跡を「血の轍」と言ったのだろう。
☆雑誌掲載時との違い:p6の4コマ目:背景白(岩山のみ)だったが、空トーンが貼られた。
p4セリフ「何らかの理由で」→「なんらかの理由で」
p5セリフ「突然町が」→「突然(スペース)町が」
p8セリフ「突然悪態をつかれて」→「突然(スペース)悪態をつかれて」

 p9~p13:じいさんの過去語り
さすが不死軍団(の一員)と呼ばれただけはあるじいさん。まだ語る元気はあります。
☆雑誌掲載時との違い:p9の1コマ目:背景白(岩山のみ)だったが、空トーンが貼られた。
p11の2コマ目:背景グラデトーンのみだったが、描き込みに変更。
p12の4コマ目,5コマ目:背景グラデトーンのみだったが、描き込みに変更。
p13の2コマ目,3コマ目,7コマ目:背景グラデトーンのみだったが、描き込みに変更。

 p14~p17:じいさんと別れた少年の行き先
じいさんの亡骸(なきがら)を人目に触れないようにする少年。これは少年なりのたむけなのかもしれない。
※p16の3コマ目:「世界平和機構の制服」→ドラクロスたち同様の世界平和機構の男。ノマドの街に現れたときと服装がちがうのでこの5年の間に変更があったようだ。
※p17:「棘の森の光虫」→最後の4コマ目に光虫が描かれているので、ここがラシルたちが現在いる【ファビリアスバフラ(光虫の里)】と分かる。
ということは何年居たのかは分からないが、少年はじいさんと別れて世界平和機構からの追手をかわしながら行き着いたこの森に、今の今までずっと潜んでいたのだろう。
少年は、じいさんとは死に別れた。ということは、今現在、少年の横にいるじいさんは…!?

ちなみに生前のじいさんのことを少年は「おじさん」と呼び、棘の森の中では「おじいちゃん」と呼んでいる。
あとじいさんも酒場の時と違い、喋り口調がすごいおじいさんっぽく変更されている。
☆雑誌掲載時との違い:p14の2コマ目,3コマ目:背景グラデトーンのみだったが、描き込みに変更。

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コミックス最終巻『蒼穹のアリアドネ』第22巻 発売中!!

2023年3月25日(土) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~19巻第184話』

2023年03月25日 21時43分20秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容19巻
3月25日(土)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『たかが』。
 p1~p18:酒場での銃撃戦
p1がカラー扉になっているんだが、カラーなのに白黒とはこれいかに^^?
※p2:いつの間にかカウンター内にいたバーテンダーや最初に助言をくれた男はいなくなっている。流れ弾を怖れて早々に逃亡か?
※p3の3コマ目,4コマ目:頬の傷が消えた(治った)。第183話p6の2コマ目で「~翌日にはケロッと治ってる~」とある。翌日どころか一瞬だった。
※p11の5コマ目:「SW」→おそらく「スミス&ウェッソン」の事(通常S&Wと略されるので、もしかしたらギリギリ銃器メーカー表現というだけで違う会社なのかも。ちなみに振り仮名はふられていない)。
「口径(こうけい)」→銃における口径は、銃身の内径(≒発射される弾丸の直径)を示す。アメリカで使われている長さの単位「インチ」(1インチは、約25.4ミリメートル)を基準に、「100分の何インチか」を表したもの。
「50口径」であれば、「100分の50インチ」のことで、丁度1インチの半分(約12.7ミリ)であることから、「半インチ」なんて呼ばれることもある。

12.7mmも直径のある弾丸なんて喰らったらどんなことになるかは想像したくもない…
ちなみに銃のモデルはS&WのM500(50口径)と思われる。
「ギリリウム弾」→コミックス2巻第15話p12,p13や第16話p14に関連話がある。
きしょい柱(岩喰いワームの死骸)を貫通する威力のペリリウム徹甲弾より硬いとされるギリリウム弾。まさかそれを拝める日がくるとは…!
※p18の2コマ目:「少年を襲う無数の銃弾」→初見時、弾が少年をすり抜けているのか、停止したのか分からなかったが、次話(185話)を見ると、当たる前に停止したことが分かる。
☆雑誌掲載時との違い:p4の3コマ目:背景白(スピード線のみ)だったが、描き込みに変更。
p6の1コマ目:背景スピード線のみだったが、トーンが貼られた。
p8の2コマ目:背景(スピード線と柱のみ)に壁の描き込みとトーンが貼られた。又、柱に当たった銃弾表現ひとつだったものに、さらに複数の銃弾描写が描き足された。
p10の3コマ目:背景グラデトーンだったが、モヤトーン表現に変更。
p10の4コマ目:背景グラデトーンだったが、描き込みとモヤトーン表現に変更。
p14の1コマ目,2コマ目:飛び散る出血表現が足されている。
p14の4コマ目:右腕から流れ出る血が描き足されている。
p14の5コマ目:背景白(スピード線のみ)だったが、トーンが貼られる。
p8セリフ「顔傷兄弟」→「傷顔兄弟」
p12セリフ「狙ってのこと」→「狙っての事」


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コミックス最終巻『蒼穹のアリアドネ』第22巻 発売中!!

2023年3月24日(金) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~19巻第183話』

2023年03月24日 23時59分59秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容19巻
3月24日(金)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『仕返し』。
 p1~p4:5年前
冒頭からいきなりの時代逆行。
ここで登場するじいさんは雰囲気は違うけど、眉毛や口ひげからして、棘の森にいたじいさんと同一人物かな?
謎の少年との出会いエピソード。
※p2の4コマ目:「傭兵上がり」→過去に傭兵として活躍していた人。
※p2の6コマ目:「吹き溜まり」→雪や落ち葉などが風に吹き寄せられてたまっている場所。行き場のない人たちが、自然と寄り集まる所。
「敗残(はいざん)」→ 戦いに敗れて生き残ること。「~兵」
「スネに傷もつ」→ 隠しているやましい事や、過去に悪事を働いてうしろめたいことがある。
※p4の3コマ目:「(傭兵)くずれ」→(多く身分・職業などを表す語に付いて)以前はそうであったが、今は落ちぶれている人。また、それになれなかった人。

☆雑誌掲載時との違い:p4の4コマ目,6コマ目:背景グラデトーン(影トーン)のみだったが、描き込みに変更。
p4セリフ「更にその前に(改行)いる傷顔(改行)兄弟も」→「更に(改行)その前にいる(改行)傷顔兄弟も」

 p5~p15:酒場の少年
棘の森にいた少年は、ジュリアスとその弟の二重人格かと思ってたけど、どうやら20以上の多重人格らしい。
※p6の4コマ目:「生まれた時にうっすら光ってた」→これはまたバルバロスのようなルーサ関連の話だろうか?
※p11の6コマ目:ナイフを持つ少年。隠し持っていたわけではなく、p8の5コマ目に出てくる肉に刺さっていたのを抜いたと思われる。

☆雑誌掲載時との違い:p11の3コマ目:背景グラデトーンのみだったが、描き込みに変更。
p13の2コマ目:背景白(血しぶきのみ)だったが、描き込みに変更。
p15の4コマ目,5コマ目:背景グラデトーンのみだったが、描き込みに変更。

 p16~p17:撃ち合い開始
少年を守る為に闘うじいさん。
☆雑誌掲載時との違い:p16の5コマ目~7コマ目:背景グラデトーンのみだったが、描き込みに変更。

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コミックス最終巻『蒼穹のアリアドネ』第22巻 発売中!!