ピグマンのお絵描きブログ

漫画家・八木教広先生の作品のファンサイトです。
先生が連載をしていない現在では、何をするかは未定です。
不定期更新。

2020年6月29日(月) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~9巻第84話』

2020年06月29日 22時16分11秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容9巻
6月29日(月)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『ノマドの街』。
 p1:ノマドの街へ
カリギュラに続き、早くも新たな「失われた11人」のメンバーが加わるかと思いきや・・・!
ワクワクと謎を含んだ素敵な導入部^^ いざ新章突入!
※ノマド→nomad・・・遊牧民,放浪者
今後の話の内容からもこれが街の名前の由来と予想。

 p2~p12:少年少女たち
ここの10ページあまりを初めて読んだ時の感想は、「『ロミオの青い空』の“黒の兄弟”や“狼団”みたいだな」です。同意してくれる方はいるだろうか?
ラシルやルルロラ,ノイシュ,カリギュラを名乗る人物登場(アッシュも別人)。
ちゃんと光子エネルギーを使用した攻撃もしているよう。
これは何かありそうだ・・・。
※p2の1コマ目・・・巨大な街頭テレビに書かれているアルファベットらしきものを天地反転すると「SAMSUNG(サムスン)」となる。
韓国最大の財閥でグループ会社であり、薄型テレビ等で有名である。

☆雑誌掲載時との違い:p10セリフ「死線をくぐり」→「死線をくぐり
 p13~p14:敵対相手その1「マフィア」
敵対理由・・・ラシルを名乗る少年がマフィアの持つ大切な顧客データが入った財布をスったから。
『ゴッドファーザー 愛のテーマ』が流れてきそう。
 p15:敵対相手その2「バラクーダ」
敵対理由・・・なめられたから。
メンバーの印の刺青が牙っぽいので、「バラクーダ」とは別名オニカマスの、鋭い歯を持ち気性の荒い魚を指していると思われる。
※ソファに座っているような方々は実際いて、「インプラント 身体改造」と検索するといろいろ出てきます(閲覧注意!)。
☆雑誌掲載時との違い:p14セリフ「破壊兵器とよばれた」→「破壊兵器と呼ばれた」
p15セリフ「ようは~」→「要は~」,「戻ってきた(改行)って訳だろ。」→「戻ってきたって(改行)訳だろ。」,「スミは何のために」→「スミはなんのために」

 p16~p17:敵対相手その3「獅子心団(ライオンハート)」
敵対理由・・・「失われた11人」だから。
3つの組織に一度に狙われることになった少年少女たち。
どうやって対処していくのか? ラシルたちはいつ到着するのか?
次が気になって仕方ない^^
※団員が持っている武器は、槍の穂先に斧頭、その反対側に突起(ピック)が取り付けられているハルバードと思われる。
☆雑誌掲載時との違い:p16セリフ「失われた11人の(改行)うち、少なくとも」→「失われた11人のうち、(改行)少なくとも」,「既にその(改行)情報は」→「既に(改行)その情報は」
p17セリフ「のが、情報部の(改行)見解だ。」→「のが、情報部の見解だ。」


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とりあえず9巻内の名前の出る登場人物の絵は描けました。
なので、近いうちにまたいろいろ更新再開していきたいですね。

2020年6月14日(日) 『10年(11年)』

2020年06月14日 19時08分39秒 | 八木教広先生関連
6月14日(日)

 アンテナ張っていたら引っかかった商品があるので、ここで紹介・宣伝させていただきます!



青の祓魔師10周年記念本『AOEX10 アオエクテン』

 『青の祓魔師(エクソシスト)』、通称『青エク』は、ジャンプSQで連載中の加藤和恵先生の漫画です。
『CLAYMORE』を読むためジャンプSQを購読していた時には読んでいた作品です。絵が凄い綺麗だったような印象があります。
コミックスは先日25巻が発売され、『CLAYMORE』の27巻の巻数を超えるのも時間の問題。
テレビアニメ化も2回され、それだけにとどまらず舞台化もいくつもされております。

そんな人気作品の記念本なので、企画内容もすごい豪華!
ちなみに、加藤先生もあとがきでしつこいほど書いていますが、実際には2009年4月から連載開始の、11周年目です。11周年記念本です。
画集未掲載イラストを掲載したり、先生自身による作品等に対する“一問一答”もあります。

そして、私的一番の注目企画は、「10周年おめでとう寄稿集~著名作家さんからのイラスト&メッセージ」です!
このブログの成り立ちを分かってくれている方は最初からピンッときたのではと思います。
はいそうです。八木教広先生、出てきます!!
八木先生は、メッセージに加え、神木出雲とその使い魔の狐のイラストを描かれていました。
是非、本を購入して見てもらいたいです!

八木先生以外にも69人もの著名作家さんが描かれています。なんというボリューム!
寄稿作家さん(五十音順)●
藍本松、浅田弘幸、葦原大介、麻生周一、アミュー、アラカワシン、アントンシク、石田スイ、いしとゆうら、稲田浩司&三条陸、岩岡ヒサエ、うすた京介、遠藤達哉、大石浩二、大野彰、尾田栄一郎、小畑健、かずはじめ、かっぴー、カナヘイ、神尾葉子、岸本斉史、きただりょうま、城戸みつる、桐丘さな、くずしろ、群千キリ、小玉有起、許斐剛、五郎丸えみ、近藤憲一、佐倉ケンイチ、佐々木ミノル、地獄のミサワ、丈山雄為、助野嘉昭、タカキツヨシ、竹内良輔、竹村洋平、武本糸会、丹地陽子、津田穂波、つの丸、出口景、鳥山明、中村尚儁、中山敦支、南郷晃太、二ノ宮知子、ノ村優介、晴智、服部昇大、春瀬隼、春原ロビンソン、肘原えるぼ、廣瀬ゆい、古屋兎丸、辺天使、増田こうすけ、水あさと、三好輝、森チャック、八木教広、矢吹健太朗、山縣清継、山岸菜、山本ヤマト、ヨシカゲ、六内円栄、和月伸宏&黒碕薫


八木先生の次にイラスト見れて嬉しかったのは、かずはじめ先生です。
『Luck Stealer』すごい好きでした。
以降、ぱったりと漫画家活動を停止してしまい、ちょっと寂しかった。
たまーーに今なにしてるんだろうと調べたりする人の一人です^^

などと、とりとめもなく書いてしまいましたが、
ちょっとでも気になった方は是非お買い求め下さい!
何事も売れれば次に繋がります!!

2020年6月13日(土) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~9巻第83話』

2020年06月13日 20時01分12秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容9巻
6月13日(土)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『円卓の話し合い』。
※今回の話、かなりの描き直しあり
7剣が話し合っている背景がほとんどすべて謎の暗闇でした

↓【修正前画像】一例:p1

しかし、八木先生の作品のファンの方なら分かると思うのですが、謎の暗闇(影)は先生の作品にはたまに出てきたりします^^
特に前作『CLAYMORE』の「組織」の内部の描写はとくかく基本暗かった。
ということで、雑誌で初めてこの話を読んだときも、特に手抜きだとか、違和感を感じてはいませんでした・・・

 p1~p11:円卓会議
ロックウェルやマクギャリックに続き、5人の7剣が登場。これですべて出揃ったことに。
彼ら全員に又、「二つ名」や「聖具」があると思うとこれからの話の展開が楽しみで仕方ない^^
性別的には、ノヴァーリスだけ女性で、あとは男性かな(若干、アウグストが怪しいが、基本男性名なので)。
7剣て全部同等かと思っていたら「7剣長」とかいう言葉が登場して驚き。
〇自分の第一印象(感想)はこう↓
・アウグスト・・・乙女座のシャカ。生まれつきの盲目(盲目かどうかも今の時点では疑問)なのかは謎。顔には傷ひとつなく綺麗。
・ルートヴィヒ・・・ぐるぐるお目々。ちょっと他のキャラの濃さに押されて印象薄め。
・ゲオルク・・・顔の無数の傷はノヴァーリスにやられた?怒鳴りキャラなので血の気は多そう。
・ノヴァーリス・・・顔の仮面が、傷隠しと見せかけての何かの重要なフラグかと思えてしまう。八木先生ファンの素直でないところ出てしまった^^
・ジームクント・・・ジークムントじゃないんだ(覚えにくい)。右目をたまに瞑る描写があるのが気になる。左目(傷が跨いでいる方)は義眼?
☆雑誌掲載時との違い:p1セリフ「驚くことも」→「驚く事も」
p4セリフ「一体奴がなにをした。」→「一体(スペース)奴がをした。」
p5セリフ「一度口に」→「一度(スペース)口に」
p9セリフ「歳をとると」→「年をとると」,「少々の雑音が(改行)ある方が気持ちよく」→「少々の雑音がある方が(改行)気持ちよく」

※p11の2コマ目はp2~p3のコピペ
 p12~p13:王族側
レアナの父親である王の軟禁場所を推測しようとする3人。
アリアドネは飛行都市の中では比較的小さい方らしいが、1時間30分で全領域の何割にまで絞られたのかは謎。
それにしても高層ビルしかないような都市だなぁ(レアナ談:鉄と機械にまみれた、わびしい都市国家)。
☆雑誌掲載時との違い:p13セリフ「軍側の手をかりる」→「軍側の手を借りる」,「そういってる場合」→「そう言ってる場合」
 p14~17:馬車内(アークネミー贈)
メンバーが増えて馬車を手に入れるのはRPGの鉄則。
ハザンについて説明を求めているラシルに対するポポルの反応が適当すぎる・・・(=^▽^=)
☆雑誌掲載時との違い:p14~p15の見開きの上から2コマ目が描き直しあり
↓【修正前画像】

↑地面の感じも変更され、車輪もラフな感じだったのが、描き込みが増え、トーンも貼られた。
p16セリフ「変わろうか、」→「代わろうか、」
※p16の大ゴマと、その下の各キャラの顔アップについて:
ラシルが馬車内で前進している途中の描写からの、各キャラの顔の向きに注目。
各キャラは全員ラシルの方を向いていると思われる。
なので自然とラシルが大ゴマでの位置より1・2歩前進したことが自然と読み取れる。
→実際、p17の時点でその位置に移動しているのが分かる。


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とりあえず、各話に初登場するキャラは、ちゃんと「登場人物紹介」のところに載せようと思っているので、
その為の絵を描いている分、更新が遅れてしまいます。
ノマド編は大変やで・・・

2020年6月7日(日) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~9巻第82話』

2020年06月07日 09時05分36秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容9巻
6月7日(日)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『あまねく星空の幾つもの光』。
 p1~p3:ノイシュ・ルルロラ・カリギュラサイド
アークネミーの街までの迷路攻略に苦戦する3人。
※カリギュラの真の姿が8巻の時点ではよく分からなかったが、
ここのノイシュのセリフから、少なくとも幼いver.ではないことが判明する。
かといってセクシーver.が真の姿かというと、まだ疑わしいところがある。

☆雑誌掲載時との違い:p1セリフ「ないなら無理(改行)すんな、ルルロラ。」→「ないなら無理すんな、(改行)ルルロラ。」
p2セリフ「有難いけど、」→「有り難いけど、」,「一緒に来て(改行)くれたんだ?」→「一緒に(改行)来てくれたんだ?」

 p4~p6:ポポル・レーヴ・ハザンサイド
何気に一緒にいるハザン。
とりあえずは両腕等の治療をするまで連れて行くみたい。
☆雑誌掲載時との違い:p5セリフ「そのままそこで」→「そのまま(スペース)そこで」
p6セリフ「我々の命を奪うで(改行)しょうが、」→「我々の命を奪う(改行)でしょうが、」

 p7:両サイド合流~街へ
お互い一人ずつメンバーが増えている&7剣から無事逃げ延びたことから、その方法が増えたその一人に関係することを推察するノイシュ。
なので、お互い紹介無し。
第62話のp6あたりでもあったけど、基本、みんなあまり同行している仲間を詮索しないよね(興味がない)。
あと、p7のポポルの「迷路の攻略法」というのが興味深かった。
「端から端に抜ける迷路であれば、左手か右手のどちらかを決め、壁に手をついたまま進めば確実に出ることができる。」
検証の為、ぷりんときっず様(http://print-kids.net/)から迷路を借りて試してみました。
〈右手〉


〈左手〉


結果は、どちらの手にするかで攻略にかかる時間にだいぶ差ができましたが、どちらもゴールできました。
注目すべき点は、どちらも最大で2回しか同じ道を通ることはなく、マッピング等せずとも同じ道を何回も通ったりの迷いが無くなります。
無駄なようで無駄のない攻略法かと思います。
でも最近の遊園地にある迷路は縦方向もある3D迷路が多いのでこの攻略法は使えないのかな?
 p8~p11:壁画2
“壁に映るのは意識下の意識。本人すら気がつかない現在の深層心理”
・ノイシュ,ポポル,レーヴ()・・・未知なる物への警戒心の象徴。前情報に惑わされず、驕らず、恐れず、知らぬ事に対し、真っ当な感情。
・カリギュラ(かわいい子猫2匹)・・・(カリギュラ談)傍について、命がけで守ってあげなくちゃって気になる。
・ルルロラ(パンダ)・・・(ルルロラ談)なんか知らんが泣けてきた・・・
ノイシュ,ポポル,レーヴはラシルと同じく蛇が見えた模様。これは何という面白味ない結果・・・^^
ルルロラの「パンダ」は、p14~p15でも出てくる通り、精霊の「ミギウデ」の形態・スピードスターの姿と思われる。その想いから見えたのかな。
そして、カリギュラの「かわいい子猫2匹」はほぼ間違いなく「ノイシュとルルロラ」のことと思われる。
p2のノイシュのカリギュラに対する質問で、「どうしてこんなとこにまで一緒に来てくれたんだ?」という質問に対して、
p3でカリギュラは、「ただの暇潰しかしら。あんなとこで隠れてると、とにかく暇で暇で仕方ないのよね。(後略)」と答えているが、
本音は、前述の(カリギュラ談)となるのだろう。*^v^*

☆雑誌掲載時との違い:p8セリフ「たどっても、」→「辿っても、」
p9セリフ「守ってあげなくちゃ(改行)って気になるかしら。」→「守ってあげなくちゃって(改行)気になるかしら。」

 p12~p15:家族
ここの流れがすごい好き。
カリギュラが次に壁画を見た時は子猫が3匹に増えているんだろうなぁ。
又、第11話のp11で、レーヴとディヴァのことを本当の兄や姉のようだったと言っていたレアナを思い出した。
 p16~p17:負傷のマクギャリック帰還
ハザンの「破山」を喰らっても生きていたマクギャリック。
でも右半身がえらいことになっているっぽい。
影演出で分からなくなっているが、次に再会するときにはどんな姿になっているのやら・・・

2020年6月6日(土) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~9巻第81話』

2020年06月06日 19時20分56秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容9巻
6月6日(土)


↑雑誌扉絵風に。

※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『イメージの中』。
 p1~p5:いつものラシル
ブーツやグローブなどの媒介する道具なしで光子エネルギーを使用できるようになったラシル。
※p5でアークネミーがラシルがエネルギーを使えるようになった原因としていくつか述べているが、
「神に気に入られた」とかという曖昧な理由よりかは、
第80話のp2で出てきた一文「内に秘める~」でも触れられていたように、
単純に「大きなエネルギーをその身に蓄えている」という理由が一番納得できた。

 p6~p7:ヴィーフェ族の考え方
『一は全。全は一。』
何か聞いたことあるなと思って検索したところ、『鋼の錬金術師』がヒットしました。
何かそういうセリフがあるみたいです。
でも、おそらくもっと前からこういう考え方(?)はあったと思う。
「ヘンカイパン」と検索するとそれっぽいことが出ててくる。
でも、ちょっと調べてみたけど、「わかるのですか?」と聞かれれば、「いや全然。」と私も答えます。
☆雑誌掲載時との違い:p6セリフ「極端に低いのです。」→「極端に薄いのです。」
 p8~p10:相棒と再会
相棒再び。
変わったのは服装。服までラシルと同じに。
鏡映しの髪型とは違い、服装は鏡映しになっていない。
 p11~p12:ディヴァとラシル
ディヴァ、寝間着を初披露!
でもどう考えても、あの上にいつものを着ると、下の方、隙間から見えると思うんですよ。
一旦脱いでもう一度別の布面積の小さいものを穿いていると考えられます。・・・考えられるっ!!
そしてp12のディヴァの「・・・・・・」に込められた想いは、

と思われます///
☆雑誌掲載時との違い:p12セリフ「街にきて」→「街に来て」,「音信はなし・・・か。」→「音信は無し・・・か。」
 p13~p17:新たな技
ラシルの凄まじい威力の新技がディヴァを襲う!
巨大な化け物が爪で引っ掻いたような被弾跡が残る。
p13でラシルが指先一本一本から光子エネルギーを出している描写があるが、
それがこの技と関係しているよう。
※ネタバレすると第92話で出てきます。
☆雑誌掲載時との違い:p13セリフ「微調整もきくから、」→「微調整も利くから、」,「いいけど。」→「いいけど、」,「いうな・・・」→「言うな・・・」,「遠慮せずこい。」→「遠慮せず来い。」
p17セリフ「ちがうって!」→「違うって!」,「到着(改行)しそうですね。」→「到着しそう(改行)ですね。」