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ピグマンのお絵描きブログ

漫画家・八木教広先生の作品のファンサイトです。
先生が連載をしていない現在では、何をするかは未定です。
不定期更新。

2016年12月11日(日) 『第22回 手紙蜂』

2016年12月11日 22時47分35秒 | ジャンP流
12月11日(日)

 『CLAYMORE』と同じくジャンプSQでやっていたというのに実はあまりしっかりと読んだことがないこの作品。
今回のDVD観ててもとても絵がうまいと思う先生なんですが、たぶん絵柄が何となく自分に合わなかったのかも。
1話目からちゃんと読んでたらハマっていたかも。
そういえば先生のアニバーサリー的な付録の中に八木先生の寄稿イラストがあったような…

 ということで第21回です。

いつもの模写のペン入れです↓


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実技!マンガテクニック 第22回 “パースの基礎” 

今回は漫画を描くうえで重要な“パース”の描き方を一緒に学んでいきましょう。

実践
一点透視(消失点<遠近法で立体を描くとき、奥行き方向に向かって最終的に交わる点>は1つ)
・まずはアイレベル(人が立った状態での目のあたりの高さ。遠近法や透視図法における消失点の高さ...)を描く(今回は分かりやすく赤で)


・アタリをつける


・定規で線を入れる(消失点は「×」)


完成図へ

ニ点透視(消失点は2つ)

・アイレベルに沿ってアタリをつける


・定規で線を入れる


完成図へ

三点透視(消失点は3つ)

・アイレベルに沿ってアタリをつける

●三点透視はアイレベルを2本引く

・定規で線を入れる


完成図へ

☆完成図☆


 パースをうまく使えれば、背景などに説得力が生まれます。
一緒に練習していきましょう!

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<先生情報>(DVD内容範囲)
・カラーイラストの時はスケブに色鉛筆の水色(?)で下描き
・濃い青で本描き
・水色で影になる部分を塗る(のちにデジタルでレベル調整などしてそれっぽくする)
・素材自体(ex.ジーパン)の濃い色の部分は紫で塗る
水,青,紫なのは作品のイメージカラーというのもあるので特にいつもそれではないかもしれない
・ティッシュなどでこすって色をボカしたりする
・デジタル時はphotoshopを使用
・色鉛筆は消しゴムで消せるものを使用。おそらく『ユニ アーテレーズカラー(三菱鉛筆)』
・つけペンは基本、タチカワのGペンを使用。固いので疲れないそう
・ベタ用に使う筆ペンは2本。『筆サイン極細』(ZEBRA)と『小筆軟筆 直液式』(PILOT)
※デリーターのトーン「SE-1471」は先生監修のもの

2016年11月23日(水) 『第21回 幽白』

2016年11月23日 10時28分50秒 | ジャンP流
11月23日(水)

 『H×H』面白かったんだけど、あまりに間が空きすぎて手放しちゃいました。
細かい設定や作りこまれたストーリーに頭がついていけなかったのかも…
買わなくなる最後のほうにはあまりキャラ,ストーリー,設定も理解できていたとは言いがたかったorz

 ということで第21回です。

いつもの模写のペン入れです↓


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実技!マンガテクニック 第21回 エフェクト編“爆発”

今回は漫画でよく使われる“爆発”の描き方を一緒に学んでいきましょう。

実践
・下描き
まずはアタリをつける



●煙の塊を描いていく

中心を決め、そこから爆発の方向を決めていく


方向にそって煙や破片を細かく描き込んでいく


・ペン入れ

●爆発の勢いを表す線は中心から外に向けて描いていく

爆発の影をつける



●影も爆発の方向を意識!

消しかけをして、
さらに全体のバランスを見て塵などを付け足せば…

・完成!


あまりうまくできなかったので再度挑戦!
繰り返しやっていきましょう^^


・完成!



 爆発の描き方も様々なものがあると思います。
いろんな先生方の描き方をみたり、実際の写真を見たりして一緒に練習していきましょう!
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<先生情報>(DVD内容範囲)
(カラー絵の場合)
・使用する紙はカラー用のざらつきのある特殊紙
・下描きはシャーペン
・消しゴムは「MONO」
・線をこすらないように手の下にティッシュを敷いておく
・ミリペンでプレペン入れ
※“プレペン入れ”とはペン入れの前段階で、すべてなぞるわけではなく、おおまかに形が分かる程度のもの

・使ったミリペンは「ドローイングペン(PILOT)」だが、別に「ピグマ(サクラクレパス)」も持っている
・終わったら消しかけ。この時、線が足りないところは描き足す
・カラーはアクリル(おそらく「サクラアクリルカラー12色」を使用)
・アクリルを使う理由は、「重ね塗りができるのと、失敗しても修正しやすいところ」とのこと
・パレットは使い捨てのもの
・筆に特にこだわりはない
・色塗りが終わったら本番のペン入れ
・つけペンはかぶらペン(両挿しのペン軸)を使用
・インクは製図用インク(PILOT)
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・マジックは「プロッキー」を使用しているように見える
・スクリーントーンはデリーターのSE-61,62,63あたりが多いよう

2016年11月20日(日) 『第20回 ジャガーさん』

2016年11月20日 12時57分38秒 | ジャンP流
11月20日(日)

 『マサルさん』~『ジャガーさん』の初期の頃までは読んでた記憶が・・
うろ覚えですが、「ウォンチュ!」とか「めそ…」とかのギャグ(ネタ)はちょっと流行りました。
でも短編も含めるなら『忍者部隊ゲンバリング・ボイ』が一番好き。

 ということで第20回です。

いつもの模写のペン入れです↓


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実技!マンガテクニック 第20回 エフェクト編“炎”

今回は漫画でよく使われる「炎」の描き方を一緒に学んでいきましょう。

実践
『ロウソクに灯る炎』
・下描き


・ペン入れ


『激しく燃える炎』
・アタリ


・下描き




・ペン入れ


 今回、説明簡単でしたが、一番良い上達法はいろんな先生方の(今回の場合、)炎を見ることだと思います。
擬音同様、先生によって結構特色があって面白いです。
↓ちなみに『CLAYMORE』1巻でトカゲっぽい何かを焼いていた炎はこんな感じ

トーンも併用するとさらに表現の幅が広がりそうです。
一緒に研究,練習していきましょう^^
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<先生情報>(DVD内容範囲)
※先生は『タベル』からデジタル作画に移行した模様
デジタルに疎いので何のソフト使ってるのか分かりませんが、大きい液晶タブレットを使用

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 今回、本当に先生の作画についてのこれといった情報ありませんでした。
どちらかというと先生の人となりの情報の方が多めでした…
それについては書くつもりはありませんが、今回知って驚いたのは『ジャガーさん』~『タベル』まで5年も間があったこと。
読みきりを2,3本描いていたみたいですが、その間は一切コミックは出ず。
もうそろそろ『CLAYMORE』が完結して2年が経ちますが、これならまだまだ希望を持って次作を待てそうです(遠い目)

2016年10月29日(土) 『第19回 白金色の結末』

2016年10月29日 15時41分49秒 | ジャンP流
10月29日(土)

 ジャンプSQでやっております。
そういえばもう長い間SQ買ってない…

 ということで第19回です。

いつもの模写のペン入れです↓


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実技!マンガテクニック 第19回 エフェクト編“光”

今回は漫画の重要な効果である「光」の描き方を一緒に学んでいきましょう。

※第16回の「トーンフラッシュ」の説明とほぼ一緒です。

・まずは全体にトーンを貼っておく
・中心点を決めて、光のアタリを下描きする
・描きおわったらカッターマットを敷いて中心点に画鋲をさす
・金定規を画鋲に当てながらアタリにそってカッターで削っていく
●削る長さはランダムにすることで自然な仕上がりに
・アタリを練りゴムで消す
・全体のバランスを見ながら再度トーンを削っていく
・最後に光の中心(画鋲周り)の余分なトーンを剥がす

完成!
応用編としてホワイトも使用する




 今回、何回か練習したんですが、やはりトーンがうまく削れず、汚く剥がれたりと失敗ばかりでした。
DVDの映像でも剥がれかけていましたが、さらにその外側を削っていき、中心点の周りのトーンごと最後にはがしてきれいにしているようでした。
もっとうまくできるように一緒に練習していきましょう!

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<先生情報>(DVD内容範囲)
・下描きは鉛筆。おそらく「ハイユニ(三菱)」のB
・消しゴムは「MONO」
・ペン入れは主にGペン
・ペン軸は両側に挿せるタイプで両方ともGペン(片方はホワイト用だと思う)
・ホワイトは「ミスノン(LION)」
・カラーはコピック
・カラーを塗った後の細かいスミ入れに「コピックマルチライナー」を使用
・少し太め&ベタには筆ペン「墨液ぺんてる筆」を使用

2016年10月23日(日) 『第18回 200完』

2016年10月23日 23時59分59秒 | ジャンP流
10月23日(日)

 一番読んでたのは50~80巻あたりでしょうか。
昔、そのくらいのコミックスがウチに置いてあったので。
女の子の描き方も一番好みの時かも^^

ゆっくりするのかと思いきや、
京都の女子高生,女ガンマン,下町の銭湯娘,おなじみ敏腕女(?)スパイ等、
新たに女性が主人公の4作品(過去作品の続編含む)を描かれるとか。
すさまじいパワーを感じます…

 ということで第18回です。

いつもの模写のペン入れです↓


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実技!マンガテクニック 第18回 描き文字

今回は漫画のコマに迫力をつける「描き文字」を一緒に学んでいきましょう。

実践
・基本
・下描き

・下描きにそって定規と太いペン(マジック等)を使ってペン入れしていく


●太いペンで描くと角が丸くなってしまうので、この段階では線をはみ出すように描いておく

・下描きの消しかけをして、はみ出した部分をホワイトで修正する
●文字の角をとがらせることを意識しながら丁寧に

完成図参照

・ベタを使った描き文字
・下描き

・ミリペン等で文字の輪郭を描いていく

●DVDではフリーハンドで描いていたので自分も。
中をベタで塗るため、ある程度調整できるからだと思われる。
実際完成図(↓)をよく見るとゆがんでいるがそこまで気にならないことが分かる^^


・筆ペン等で文字の中をベタ塗りしていく


完成図参照

・影をつけた描き文字
・下描き


・ペン入れ
●&消しかけをしてここまでは基本と同じ。

・下準備
影をつけたい描き文字をコピーしたものを準備。
コピーを下に敷いてトレース台を使い、元の文字と少しズラす

●良いと思ったところで紙が動かないようにテープで固定

・(透かした下の文字に沿って)ペン入れ

●DVDではミリペンで定規使用

・(影の)ベタ塗り


はみ出した部分をホワイトで修正する

完成図参照

・応用編
 また、画材や描き方のタッチを変えることで、いろんな表現が描き文字ででき、
それにより作品の印象まで変わると思うのでいろいろ研究していきましょう!

完成図参照


☆完成図☆


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<先生情報>(DVD内容範囲)
・下描きはシャーペンを使用
・つけペンはGペンと丸ペンが2本ずつ。線が太くなったものと細いもの
・シャーペンもつけペンも持ち手にペングリップを取り付けている
・インクが乾ききっていない部分は(昔はドライヤーをあてていたが)丸めたティッシュを押し当てる
・カラーのときはペン入れした線画を特殊紙にコピーする
・使っているカラー画材は『ホルベイン 透明水彩絵具 30色セット』と思われる
・警察の制服には「コンポーズブルー」を使用
・髪等のベタに使ってた油性ペンは『マジックインキNo.700 極細 黒 寺西化学工業』と思われる
・使っている筆ペンはおそらく『呉竹筆ペン 55号 2本立』
・両さんの筆や足の毛にはボールペンを使用。かすれ具合がそれっぽいらしい
・消しゴムは『モノスマート』のような(ズバリそれかもしれないが)うすい消しゴムと
普通のサイズので『OMNIオムニ』の青いタイプの消しゴムが確認できた