先回、CDP-555ESJとCDP-X5ES、XA1200ESを比較しましたが、今回は、CDP-X5ESとCDP-555ESAを聴き比べしました。アンプは、SRPP真空管プリアンプ+6550PP真空管パワーアンプ、スピーカーは、JBL4331+2405です。CDは、LPをデジタル化したものを中心に聴きました。
そもそも両者SONYの中級プレイヤーでCDP-555ESAと前回のCDP-555ESJの発売年は1年違うだけで中身もそれほど差がありませんからCDP-X5ESとの差は、CDP-555ESJと同じという印象になります。しかし改めて今日聴いた音の感じを書きます。
低域の音像の力感や包み込むような広がりは、やはりCDP-X5ESがグッドですね。この低域の差は、音楽の雰囲気を変えるため気になります。高域は、CDP-555ESAは若干派手で強く感じます。こうしたことからCDP-X5ESは、人の声が適度に厚みがあり聴きやすく感じます。また、元のLPに近い再生音と思います。ネットで見ると少し違う評価をされた方もありましたが、スピーカやアンプ・ケーブルなどの違いにより結果が変わる可能性もあります。