映画「コットンクラブ」は監督フランシス・コッポラで1984年に上映されました。
禁酒法時代のニューヨーク・ハーレムの高級クラブ「コットンクラブ」を舞台に、組織の中でのし上がって行く若いギャングと、タップ・ダンサーの兄弟の物語を描いたものでした。実在の人物を多数モデルとしていますが、やはりこのクラブで演奏していた代表的なバンドの一つが、かのデューク・エリントン楽団で映画にも演奏の様子が描かれていました。結局映画は興業的にいまいちで赤字になったようです。
サントラは、ジョン・バリーを中心にバンドが組まれ、当時使われ始めていたデジタル録音で、発売ディスクはLPでした。私も何かの紹介記事を見て入手しました。
デューク・エリントンやキャブ・キャロウェイの楽曲を現代のメンバーと楽器で演奏され、雰囲気タップリのあでやかなサウンドです。ジャズ的にはちょっと整いすぎていますが結構楽しめます。また録音はひずみがなく分離もよいのでオーディオ装置の試聴用にもおすすめかと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=tLdCq2PKM4o
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