30代のころ、クラッシック音楽に疎い私がお世話になったのは、雑誌社が発行した名曲・名盤紹介冊子でした。
収入に比べるとLPやCDは結構高価なもので、無駄には購入できず選りすぐって効率よく入手しなければなりませんでした。
特に参考になったのは、音楽の友社・レコード芸術別冊「名曲・名盤500」でした。この冊子は数年毎に更新発行されていて現在もレコ芸誌で特集記事で続けられていますから近いうちにまとめられ別冊になると思います。
内容は、数人の評論家の演奏の評価と評価点がまとめてあります。
このような紹介誌は他にもラジオ技術社のステレオ芸術編集部などからも出ていました。ただし同じような選者がやっていますから選択に大きな差は無かったと思います。
他に面白かったのは、音楽の友社の「名盤コレクション」という薄い冊子があり音楽関係の仕事などに携わる著名人が愛聴盤10枚を説明付で紹介された内容で、収集の参考になりました。