南飛騨からこんにちは

田舎で農業しながら、日々気になること、ふるさとのこと、おもしろかったこと、趣味のことなど気軽に書きます。

おふくろの認知症

2015-04-08 | 家族

92才のおふくろと生活しているのですが、数年前から「夜中に隣で三味線を弾いていてうるさい」など変なことを言うので馬鹿なことを言うなとなだめたり、柱時計のチャイムのためと思い柱時計を外したり、医院が処方している安定剤(リーゼ)のせいかなど考えて止めさせたりしていましたが、この3月初めあたりから「○○さんの娘さんが借金して○○さんは破産した」とか「孫の旦那が女に子供産ませた」など有りもしないことを突然発言するようになり困惑しました。

いろいろ調べたり姉妹にも相談すると典型的な「まだら認知症」というのでこれが認知症かと遅まきながら気が付きました。

日常は、自分のことは出来るし、記憶力もあり近所の人とも正常に会話ができるのに、朝起きたときとか夜中に突然問題発言をします。

周辺からは、専門医に診てもらう方が良いよと言われていますが正常時を見ているとついついその気も失せそうです。

特徴は、妄想や幻聴が完全に自分の正常時の記憶と同じレベルになっていて、おかしいということを説明しても絶対に納得しません。

したがって傍に居るものとしてはついつい語気荒く説教したり説得してしまいます。しかし諸対応マニュアルなどでは反論せず同意して安心感を与えなさいということなので、そのような対応をするよう努力していますが結構ストレスがあり慣れるまで大変です。

数年前病院の帰り、円空岩を見に行った時の写真です。石碑はこの深谷地区の開拓碑と青面金剛です。