入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’19年「春」 (69)

2019年05月19日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 もう一押し、と言った感じか。日毎に木々の緑の色が濃くなっていくのを眺めながらの感想だが、鳥の声もよく聞こえてくるし、春の山の舞台は今は山桜が主役を張っている。そのうち落葉松、白樺、そして真っ白いコナシの花と続き、クリンソウ、レンゲツツジも見逃せない。
 きょうの写真、左手は山桜だが、慎み深いこの花は可憐な姿を写真には見せてくれなかった。その分、遠くの新緑の淡い色合いがそれなりに分かるかも知れない。いやいや、そんなことまで意図して撮ったわけではないが。





 第4牧区にある電気牧柵の立ち上げのため、また小入笠まで登った。前回の続きだが、冬季急斜面にある支柱は雪によってへし折られてしまうので晩秋、降雪の前に抜いておく。そしてこの季節になって、また1本1本打ち込んでいくわけだが、気休めになるのがここからの眺め。前回は早過ぎたが、今回は山桜の古木が花を咲かせ、迎えてくれた。
 3枚目の写真、背景は中央アルプスだが、ご覧のようにまだ残雪がかなりあり、そのせいで真っ青な空とあいまって、明るいこの季節らしい山の雰囲気が伝わってくる。ここ何日か好天が続くわりに、きょうも空は澄みわたっている。牧草はやはり少し遅れ気味の気がする。

 6月初旬に予定している撮影会の詳細については5月16日、No.66のブログをご覧ください。写生、探鳥も大歓迎です。

 営業案内 「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」およびその(2)です。下線部をクリックしてご覧の上、どうぞご利用ください。




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