入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’18年「春」 (54)

2019年05月02日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

       お師匠、第1堰堤の「枝垂れ」が咲き出しました

 ようやく青空が広がった。文句ない五月晴れの空だ。遠くの森の方からウグイスの声がして、他の鳥と競うように聞こえてくる。上空には少し風も吹いているのか、木々の梢を揺らす音もしている。
 などと安気なことを呟いたが、昼になっても気温は上がらず風が冷たい。気温は10度、それでもキャンパーが三々五々やってきて、少しづつ牧場キャンプ場の雰囲気が出てきた。ABCDのテント場に、広々と余裕をもって設営できるようあれこれと気を遣う。しかし、そういう配慮が理解されず徒となることもあり、難しい。
 初めて来る予約者のことが気になって登山口まで行ってみた。さすがにきょうは人の数が多く、こちらも大型連休の入笠山らしかったが、この人たちの大半は、牧場の奥にこんなキャンプ場のあることなど知らない。芽吹きには少し早く、ヒルデエラ(大阿原)まで足を運ぶ人は少ないのか、その帰路をテイ沢に下る人もいないようできょうはまだ見かけない。

 露天風呂の入浴を強く希望する家族がいたから、明るいうちから準備しておいた。温めの湯にゆっくりと入りたいとかで、大分時間が経つもまだ出てこない。他にも希望者がいるが、納得いくまでゆっくりすればいい。本当は風呂の中から星空を眺めながら入るのが一番だが、その相手をしていたら帰る時間がいつになるか分からなくなる。今夜は星空も相当に期待できそうだが、今のうちから入ってもらえれば管理する側には有難い。夫婦、家族、及びそれに思しき男女は混浴で構わないことにしているが、中にはそれを恥ずかしがる人たちもいて面白い。明日はKさん一家の入浴写真を頼まれた。

 大型連休、当山小屋、キャンプ場はまだ余裕あります。案内「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」およびその(2)を作りました。下線部をクリックしてご覧の上、どうぞご利用ください。
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