石匠風間ブログ!

読書、音楽、雑学

運動会で走る

2007-09-28 | 地域・暮らし
先週は中学校と小学校、中1日で運動会。そして両方でリレーに参加してしまった。

昨年までもどちらかで走っていたが木曜と土曜に連続で100m走るのはちょっと不安があった。けれど、たとえ遅くても転がっても本気で走ろうと思っていた。

理由がある。昨今の「なにマジになってんの?」的な本気であることがかっこ悪いみたいな風潮がいやだ。いや、ぼく自身がその風潮にどっぷりとハマって生きてきてしまったのだが、次代を担う子供たちに「本気でやることのすばらしさ」を伝えていくのは我々大人の役目だろうと、そんな風に考えるようになった、それがたとえバカにされようとも。

運動に限らず部活だって勉強だって仕事だって恋愛だって、全部ひっくるめて人生だって、いい加減にこなしたらつまらなくなるんだ、本気で取り組めばたとえ結果が出なくても何かしら残るものがあるんじゃないか、と。

中学校では部活対抗リレー、先頭ランナー。こりゃ悲惨な結果になりそうだと思いながら走った。けれど思ったより体が軽い、ん?例年半ばあたりで足がもつれそうになるはずなのに快調だ。そして3位で次走者にバトンタッチ!おお!なんか違うぞ。もしかしてブートキャンプの効果か?

小学校ではアンカー、張りきって望んだものの前走者がビリで入ってきた。よおし、せめてひとつくらい順位上げるぞと走ったら、なんと前を行くのは校長!コーナーで膨らんでインから抜けそうだったが、齢60の校長をインから抜いたら非難されそうな気がして一瞬ためらってしまった。結局アウトに回り込んで走る、最後ゴールラインを同時に踏んで終了。

終わってから会う人会う人に「校長といい勝負じゃ相当遅いぞ」とバカにされてしまった。ま、実際速くは無いからいいんだけどね。

ところで未だにブートキャンプやってるのって結構珍しかったりしないのかな?たとえ珍獣と言われても来年の運動会まで続けたくなった。