石匠風間ブログ!

読書、音楽、雑学

じゃ、ぼくにビジョンはあるのか

2007-09-05 | 地域・暮らし
もう10年以上前だが、とあるセミナーで「経営者適正テスト」みたいなのをやらされた。4択問題が50問くらいあって、結果が何点以上だとAとかBとかランク付けされるやつだ。

経営者のなりたてのぼくの結果は芳しいものではなかった。
そんとき思った。
「ふ~ん、じゃ、不適正な者の経営がどんな結果を生むのか世に問うのは大いに意義の高いことだろうな」と。

このセミナーの狙いは「テストの結果を真摯に受け止め自戒しなさい」ってことだろうけど、ぼくは強く反感を抱いた。
世の中には様々な業種があり多様な経営形態があるのだから50問の質問で分類できるはずが無いじゃないか。

いや100歩譲ってぼくに経営センスが無いとしよう、だとしても余計なお世話だっつーの!ぼく自身が選んだ道をぼく自身が歩いているのだ、結果どうなろうと自分の責任を全うする覚悟を持っていればそこに何の余念を挟む余地があろうか。

もっと言えば、会社をでかくしたり売り上げを倍増していくことだけが目指す道かって話だ。家族経営ながらもしっかりと地元に根を張り着実に信用を築き上げていくのだって生き方だ。金回りは悪いけど楽しい会社だってあるんだよと言いたいね。

しかし、いくら言葉を重ねても負け惜しみっぽさから脱却できないのはどういうわけだろう?