石匠風間ブログ!

読書、音楽、雑学

J.S.BACH

2002-10-27 | 音楽
ここのところやけにクラッシック好いていて、CD買ったり借りたりしています。もともとそんなに詳しくないのでものすごくカテゴリは狭いのだけれど、例えば村上春樹の本の中で出てきたり人から勧められたりしたものをあさってます。

特にバッハ、前に書いた「G線上のアリア」は完全にぼくの癒し系音楽となっているのをはじめ(寝る前に良く聞く)、「無伴奏チェロ組曲」やフーガ各種、「チェンバロ協奏曲」「平均律クラヴィア曲」などどことなく聞いたことのある曲が多くてとっつきやすいのでしょう。

平均律や無伴奏チェロは、ハープシコードやチェロなど1つの楽器だけで曲を成り立たせているんだけど、それも和音を使わない構成でリズムも一定という、これだけ言うととてつもなくつまらなそうな曲だけど、これがすごいんだ!

なにが?と聞かれると困るけど、ぼくが感じたのはこのバッハの音楽は現代に至るまでのすべての音楽の原点となっているのじゃないかということ。それと、どんなに工夫してもある意味ではバッハを超えた音楽家はいないのじゃないかということ。

てなことを「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」の暴力的な轟音を聞きながら書いてます。


柔道部で

2002-10-24 | 雑記
高校のとき、柔道部に入ってました。
顧問の先生が来ないときには、道場で野球やったりプロレスやったり将棋やったり寝てたりと、やる気の無い弱小柔道部でした。でも、顧問はオニのような人だったので、きついときはきつかった!特に夏合宿は連日泣きながら練習してた。今でもきついことがあると心の中で「あの高校1年の夏合宿に比べてどうか?」という問いを浮かべて、必ず「あれよりは今のほうがいいや」という結論が出ます。そして、あの時共に耐えた仲間は今でも信頼できる仲間として存在します。

あ、ちなみに5学年上の先輩にほんじゃまかの石塚さんがいます。高校生のときはがり痩せでした。

2年生のいっとき、大流行したのが「しめ」。いわゆるしめ技で、相手を「落とす」のだけど、これはつまり首を絞めて一時的に気を失わせる技で、中学柔道では確か反則だったと思います。首をしめるといっても気管を抑えるのでなく、頚動脈を抑えて血を止める技です。

技を練習する過程でやってたのでなく、まず相手を直立させて、耳の10cmほど下を人差し指で軽く押さえます。された奴はほんの数十秒で気絶するのです。この気絶する瞬間が妙な動きをするのでみんなで大爆笑、されたほうもそれほど悪い気持ちではなくむしろ夢見心地だと言います。我に返って「あ~気持ちよかった」なんていいますから。

ぼくもされましたが、落ちやすさには個人差があってぼくは何分抑えられてもぼお~っとするくらいで気絶しなかった。損してるような気持ちだったなあ。落ちやすい奴は3秒くらいでことんと気絶しちゃう。

しかし首の頚動脈を押さえるということは脳への血流をさえぎるのだから、実は結構危ない遊びではなかったかなあ。

暇なときTRYしてみてはいかが?(って推奨したらいけないよね)


トトロ

2002-10-23 | テレビ・映画・芸能
うちの子供、特に女のこの方は『となりのトトロ』を繰り返し繰り返し見ています。一時期は毎日2回くらい見ていた。

おかげでビデオデッキがすぐ壊れる、トトロのせいでもう2台壊したかな。安物買ってるせいかな?
とにかくぼくが家にいるときにもトトロの上映率はとても高く、アンパンマンやしまじろうを大きく引き離している。
他に『魔女の宅急便』や『ラピュタ』や『もののけ姫』なんかもあるんだけど、3歳の娘には見向きもされない。

そんで、何の気なしに見てると、これが確かに飽きないつくりなんだなあ。とてもシンプルなストーリーだけど、映像として惹き付けるものを持った作品だと思います。
とにかくぼくもすっかりトトロのストーリーからセリフ一つ一つまで無理やり覚えてしまいました。

ところで、先週ビデオが壊れたのだけど新しいのを買うにあたり、ぼくがDVD付きのやつがいいと主張したら、とりあえず買うのは保留ということになり(DVD+VTRかDVD+HDかDVDだけのかと選択肢が多いため)、ぼくの部屋のビデオをリビングで使うことになりました。ぼくはしばらくビデオが見れなくなりました。とほほ・・・


ささやかながら

2002-10-19 | 雑記
昨日PTA関係の講習会のようなものに出席しました。県の偉い先生が講師としてりっぱな講演をされて、とても眠くなりました。
でも、一つ良い俳句を聞きました。何とかいう作家の詠んだ句です。

「金魚売り 買わずに囲む 子にやさし」

とてもわかりやすくてなおかつ温かみのある句だと思いませんか?
こんな素敵な文化を持つ日本にいてよかったなあ、と勝手に思いましたとさ。

食文化に弱いけど文学系文化に強いコラムです、よろしく!