石匠風間ブログ!

読書、音楽、雑学

最近イラッとくること

2010-08-30 | 雑記
歳をとると「気が短くなる」のか?「まるくなる」なんてこともよく言われる、真逆じゃないか、どっちやねん。

なんてことを考えた最近のイラッとした出来事。
<コンビニやスーパーのレジで「ポイントカードお持ちですか」と必ず聞かれること>
これでイラッとするのって短気?

だってさ、持ってれば出すのだから、持ってないから出さないしポイントいらないから持ってない!という理屈は独りよがりか。客と店員のコミュニケーション?それは無理がある、そんなの「暑いですね」くらいで十分。

いやまあ、初めて行ったお店なら仕方ないと考えなくもないけど、よく行くところで多少急いでる会計時にこの問いをされると
「うっせー!さっさと会計しろや」と切れてしまいたくなる衝動www

そんな破壊衝動を常に胸の内に育みつつも今日も小市民として生きゆくのでした。


民主代表選

2010-08-27 | 政治経済
管代表に対し出馬表明をした小沢一郎、今日辺りのテレビも新聞もこの話題で持ちきりだった。多くの国民は「誰がやっても変わらない」という諦観を抱いており、この結果に何ら期待はしてないだろう。

「この大変なときに何内輪もめやってんだ」という批判的な意見も多い、それはそのとおりだとは思うけれど、そんなことをするしかないというくらいに民主党が追い込まれているとも見れる。円高株安に対する無能無策ぶりを見るにつけ、話題を逸らそうとしてるのかなと勘ぐってしまう。

というか民主代表選を盛り上げることが経済対策そのものだったりするのか?それは根本解決には程遠いし、いやむしろごまかして傷口を広げることになりはしないか?

以前なんども書いたように、ぼくは前回の衆院選から民主党支持したしたとえ民主党が国家をダメにするとしても必要な痛みだと思っている。けど、実際に国家を揺るがす局面(のように見える)を前にするとどうしようもなく不安を駆り立てられる。


雑感

2010-08-25 | 雑記
【YAHOO!ニュース】8/23より
南米チリ北部のコピアポ近郊のサンホセ鉱山で起きた落盤事故で地下約700メートルに閉じ込められた作業員33人全員の生存が22日、発生から17日ぶりに確認された。安否を気遣っていた家族や国民は勇気づけられ、救出を待ちわびている。

ここ最近でダントツにたまげたニュースといえば上記だ。
地下鉄はせいぜい40mくらいだというから地下700mというのはとんでもない深さ、そこにある50?の避難所に33人、そこに既に19日殆ど飲まず食わずって・・・「生きててよかった」とはいえ生地獄に違いない。

そして救助にまだ4ヶ月かかる、というのが致命的な事実だろう。たとえ体調を保てても精神が保てるか?

この事件は落盤で33人が亡くなっていたら大したニュースにはなってないだろう、国内ならともかく海外の炭鉱で複数の犠牲者が出てもニュースバリューは低いというのが厳然たる事実だ。
だからこそ「映画のようだ」といって国際的に盛り上がってるのだけど、もし待ち受けるのが残酷な結末だったら、ちょっとシャレにならない。

「伝えなきゃよかった・・・」なんてことにならないで欲しい。


Def Leppard(デフ・レパード)

2010-08-21 | 音楽
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高校のとき擦り切れるくらいものすごくよお~く聴いたアルバムのひとつ。あの頃はレコード減っちゃうのが嫌でカセットテープに録音してそっちで聴くということだったなあ、考えてみればレコード買った意味ない。
しかし成人してから殆ど聞いてなかった、今聴くとその質の高さがわかる。
といっても意外と知られてないんだよね、累計で6500万枚もCD売ってるというのはちょっと常軌を逸した数字なのだけど。

きれいなバックコーラス、そしてギターにもリバーブを効かせて甘く美しいロック的な女性ウケの良さそうな音楽、ルックスもかっこいいしね。およそ30年近く経た今聴いても充分聞ける完成度の高さ!
ただ、これ!という代表的有名曲がないのだ、このバンド。ぼくもアルバム名は知ってるのだが曲それぞれの名前は知らなかったりする。全米1位になった曲もあるのだけど、アルバムで聴くとそんな曲も埋没しているのがわかる。つまり金太郎飴方式のアーティストでそういうところがなんとなくアイアンメイデンっぽい、かな、ぼく的には。

そしてこのバンドの特筆すべきはドラムのリック・アレン。このひと、途中で交通事故で左手をなくしてしまう!それでも左手の変わりに左足を使って奇跡的カムバックを果たすのだ。いわばイギリスの水木しげるといったところか。PV=ビデオでその足をふんだんに使ってドラミングしている姿はなんら遜色なくむしろかっこいいのだ。


京急将棋まつり2010

2010-08-17 | 将棋
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忘れないうちに書いておこう。先週の土曜日横浜帰郷のついでに京急将棋まつりに行ってきた。
まずは長い列に並んで佐藤康光九段のサインをゲット。今はタイトルを持ってないがぼくが将棋に興味を持ち始めた頃はほとんど彼と羽生の二人でタイトル戦をやってたというくらい。永世棋聖資格保持者でもある。

「天衣無縫」と書いてもらったが思いのほかうまかった、握手してもらって満足。

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席上対局は羽生名人と佐藤九段。凄い観戦者の数に近づけなかったが、懇切丁寧に解説してくれてプロの業を堪能できた、満足。

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帰り際についつい欲しくなってしまって、買っちゃった、羽生名人の揮毫扇子。「一徹」…「思いこんだことはひと筋に押し通すこと」うーん、大事なことだね。

もうとにかくプロの棋士と同じ空間で同じ空気を吸っているだけで幸せを感じられるというのは、傍から見ればおめでたいことだろうが、幸福というのは案外そういったことでしか体感できないのだろうと思う。
来年もタイミングが合えば行こう。


アニメいろいろ

2010-08-15 | テレビ・映画・芸能
先週だったかな『サマーウォーズ』テレビで放映してて楽しませてもらった。ネットを見ると賛否両論様々にあるようだが、荒唐無稽とは思いながらもぼくは充分楽しめた、エンターテイメントと呼ぶにふさわしい内容だった。

それはさておき、数日前には『銀河鉄道999』の劇場版をやってたもう30年近く前の映画だけど当時中学生のぼくはテレビシリーズと同様に食い入るように見た記憶がある。そしてメーテルというキャラクターは未だに強烈な印象を持っている。

今見てもアニメ映画として遜色なく優れている、と言いたいところだが・・・ちょっと無理があるか(笑)
正直言って映像の粗が目立つ、人物の顔が急に変わったりゆがんでたり背景が変だったり。

思うにジブリなどのあとアニメの質は急激に上ったのだろう、時間のかけ方がまるっきり違うことがありありとわかる。そして観る側も目が肥えてしまった。当時はまったく気にならなかったのに今見ると「ちゃんと描けよ」という場面がたくさんある。

まあ、だからといって元々の漫画「銀河鉄道999」が色褪せるわけではない、相変わらず名作である。


甲子園が始まった

2010-08-10 | テレビ・映画・芸能
せがれの高校=本庄一高が埼玉代表として出場を果たした。これはPTA本部役員として自分も出陣か?と、一時色めき立ったが、特に依頼もなかったし、じゃまあいいか。ってことでテレビで観戦。むやみに声を出すこともなく暑い思いもせずこれが一番ベストw

「滅多にあることじゃないから行ったほうがいいよ」と散々観戦ツアーを勧められたが、そこは価値観の違いかな。
たとえワールドカップでもオリンピックでも会場で見たいとは思わず家でゆっくり見るのが常に望ましい。子供の頃横浜スタジアムはよく行った、大学時代は母校のラグビー応援によく行った、けどそこに存外の楽しみは発見できなかったということだ。

野球が嫌いということではない、観戦するスポーツとして野球の面白さは群を抜いていると思っている。それは団体競技でありながら個人競技の要素が勝負を決めるという特殊な構造からくるのかな、まあ理屈はともかくエンタメ的に優れた競技を生み出したのはいかにもアメリカらしい。

で高校野球放送は時間が合えば大概見ている(何かしながらだけど)。
最近好きなのは試合開始直前に選手がチーム紹介をするんだけど、その最後に後ろに控える選手たちがうおー!って雄叫びを上げるシーンw よく見るとキャプテンに飛び蹴りいれてたりするw あの無駄な元気さがね、代えがたい魅力だよね(笑)


辻仁成『サヨナライツカ』

2010-08-07 | 読書
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(*辻仁成ファンの方がいたらどうぞ読まないでください)
友人に勧められて読んだ。
辻仁成ってそもそも気に入らなかった、ミュージシャンで小説家で映画監督でミポリンの夫だと?なんだそりゃwなんかチャラチャラした印象が強くてもう読む前から受け付けない代表格、けれど食わず嫌いはいけないかとも思っていた矢先、いいから読めと渡されたので読んでみる。でもまあこうしてマイナスイメージから入ると案外面白かったりする例もあるので。

で、読み終わって率直な感想を言うと「益々嫌いになった」(笑)
読み始めると一気に最後まで読めるくらいのなにかはある、これが魅力なのかそれとも作文レベルの単調さ故なのか。

そういう明らかな偏見を持って独断的に批評するならこれは単なるスケベ男の白昼夢w
絶世の美女とよろしくやってポイ捨てして25年経っても自分を好きでいてくれてた…ってこれ、男の側のご都合主義全開すぎだろ!

でも映画化(自分で監督し妻を主演させてるけど)されたしそれなりに売れてるのだろう、こんな浅はかな物語が売れることに悲しみすら覚える。
amazonのレビューでも叩かれてるが、同じことを言いたい、キャラクターが薄ぼんやりして人間的魅力が見えないし感情移入できない、なんの「深み」もないというのは小説として致命的だと思うが。


暑すぎませんか

2010-08-03 | 雑記
夏だから暑くて当たり前、なのだけど。ちと度が過ぎて暑いような気もするなあ今年は。ガリガリ君がとても売れてるという、知人宅のエアコンが壊れたと、熊谷で熱中症による死者が出たとか。

そして突如襲い来るゲリラ豪雨!明らかに今までと違う気候の下にいるような。
この暑さで食欲も無くなればいいのだけど、そんなうまいこといかない、何でも美味しい。
相変わらず「腹出ること妊婦の如し」

ここんとこ外仕事に行かず事務所でエアコン浴びてる時間が多いので、元来の軟弱極まれりといった観がある。先日は納骨中に暑さで目が回りそうになったwこんなザマでいいのか?

いいとか悪いとか、そんな評価意味が無い、今眼の前にあるコトを当たり前に淡々と黙々とこなしていく。それしかできないしそれがベストだ、と思う43歳の夏。