「歴史を知らないということはどの木に生えているかを知らない葉っぱのようなものだ」とは去年コラムで紹介した名言のひとつ、我々はじいちゃんばあちゃんたちが過酷な時代を生き抜いてきたからこそ今こうして平和を謳歌していられるのだ。
「ゴー宣 戦争論」は主に先の大戦=大東亜聖戦について、そしてそこから派生する現代日本の問題点について鋭く切り込んだ著書だと思う。ぼくはこの本(というか漫画なんだけど)を読んでまさしく大ショックを受けた。後頭部をボブ・サップあたりにひっぱたかれたくらいの衝撃だった。もしかしたら洗脳が解けたときというのはこんな感じなのかもしれない。
さて、大東亜聖戦において敗戦国となったわが国は米国の統治下におかれ二度と台頭してこないようにGHQによる高度の洗脳を施された。つまり「戦前戦中の日本は悪の帝国であり我々の先祖は他国にひどいことをした。だから原爆を落とされても仕方がないのだ」という自虐史観を植え付けられた。
ぼくも学校で習ったまま日本は悪い国だったというそのままを信じきって生きてきた。親も教師もそう説明していた。だから連載開始時から大好きだった「ゴーマニズム宣言」で小林よしのりが従軍慰安婦問題に異議を唱えたとき、ぼくは反発を覚えた。かわいそうな慰安婦たちに何てこと言うんだ!と嫌いになりかけた。
ところが、小林は様々な文献を出してきて従軍慰安婦はマスコミが取り上げるような悪行ではなかったことを論理的に解き明かしていく。それを読みながらぼくの中でまずは混乱が起こった。さらに小林は先の大戦に到る経緯を日本の立場からじっくりとしつこいほどに検証していく。韓国併合や満州国設立が本当に悪行だったのか?本当に南京大虐殺はあったのか?
小林の提示する資料に寄ればすべてNOである、南京大虐殺は30万人とあるが当時の南京には2万人しか住んでいなかったし慰安婦の記録も無理やり拉致されて連れてこられたという記述は最近書かれたもの以外にはない当時の日記のようなものから軍人の中で楽しい暮らしぶりを書いているものさえある。現代では侵略と言葉を改ざんされているがアジアに進出した日本は様々な国のインフラ整備を怠っていない、なにより当時の日本軍は武士道を重んじ世界でもその規律の厳しさが伝えられていた。もちろんこれに対して左翼などからその資料は間違っているという反論もあるし、50年前の事実を議論するのは難しいことだ。
混乱したぼくにもわかることは、戦争に正しいも悪いもない、戦争というのは国家の究極の外交戦略で、各国とも自国の人民・富を守るために戦略をきめている以上ぼくたちの先祖が悪の枢軸みたいな言われ方をするのはおかしいだろう。だから百歩譲って旧日本軍が悪いことをしたとしてもそれはお互い様の状況であった、ならばその子孫であるぼくたちまでもが先祖を悪くいうのは間違っている!どこの国でも自分の国を贔屓した思想・発言をしている、日本を贔屓できるのは日本人しかいないじゃないか!?
でも、はっきりといえることは戦争ってのは負けちゃいけないんだなということ。とすると負けが見え見えでありながらも欧米列強に最後まで立ち向かった我らが先祖は日本人にとっては英雄だろう。戦犯なんて言い方はむごすぎる。
勝ち続けた米国は今もアフガン・イラクと自国の利益のためだけに他国を蹂躙し続ける。ロシアもチェチェンを虐待し中国はチベットにおいて昔さながらの虐殺をし続けているという。中国のはまったくマスコミに登場しないところが怖い。
ぼくらは自分の子供たちに誇りを持てる国家像を伝える責務がある。いつまでも大国のご機嫌取り的な外交をしていてはそんなこと伝わるか!いつまでも北朝鮮になめられていていいのか?北朝鮮に強い態度で出るにはノドンの1~2発を覚悟しなくてはならないという、米国は日本が叩かれてからでないと動かないらしい。
「ゴー宣 戦争論」は主に先の大戦=大東亜聖戦について、そしてそこから派生する現代日本の問題点について鋭く切り込んだ著書だと思う。ぼくはこの本(というか漫画なんだけど)を読んでまさしく大ショックを受けた。後頭部をボブ・サップあたりにひっぱたかれたくらいの衝撃だった。もしかしたら洗脳が解けたときというのはこんな感じなのかもしれない。
さて、大東亜聖戦において敗戦国となったわが国は米国の統治下におかれ二度と台頭してこないようにGHQによる高度の洗脳を施された。つまり「戦前戦中の日本は悪の帝国であり我々の先祖は他国にひどいことをした。だから原爆を落とされても仕方がないのだ」という自虐史観を植え付けられた。
ぼくも学校で習ったまま日本は悪い国だったというそのままを信じきって生きてきた。親も教師もそう説明していた。だから連載開始時から大好きだった「ゴーマニズム宣言」で小林よしのりが従軍慰安婦問題に異議を唱えたとき、ぼくは反発を覚えた。かわいそうな慰安婦たちに何てこと言うんだ!と嫌いになりかけた。
ところが、小林は様々な文献を出してきて従軍慰安婦はマスコミが取り上げるような悪行ではなかったことを論理的に解き明かしていく。それを読みながらぼくの中でまずは混乱が起こった。さらに小林は先の大戦に到る経緯を日本の立場からじっくりとしつこいほどに検証していく。韓国併合や満州国設立が本当に悪行だったのか?本当に南京大虐殺はあったのか?
小林の提示する資料に寄ればすべてNOである、南京大虐殺は30万人とあるが当時の南京には2万人しか住んでいなかったし慰安婦の記録も無理やり拉致されて連れてこられたという記述は最近書かれたもの以外にはない当時の日記のようなものから軍人の中で楽しい暮らしぶりを書いているものさえある。現代では侵略と言葉を改ざんされているがアジアに進出した日本は様々な国のインフラ整備を怠っていない、なにより当時の日本軍は武士道を重んじ世界でもその規律の厳しさが伝えられていた。もちろんこれに対して左翼などからその資料は間違っているという反論もあるし、50年前の事実を議論するのは難しいことだ。
混乱したぼくにもわかることは、戦争に正しいも悪いもない、戦争というのは国家の究極の外交戦略で、各国とも自国の人民・富を守るために戦略をきめている以上ぼくたちの先祖が悪の枢軸みたいな言われ方をするのはおかしいだろう。だから百歩譲って旧日本軍が悪いことをしたとしてもそれはお互い様の状況であった、ならばその子孫であるぼくたちまでもが先祖を悪くいうのは間違っている!どこの国でも自分の国を贔屓した思想・発言をしている、日本を贔屓できるのは日本人しかいないじゃないか!?
でも、はっきりといえることは戦争ってのは負けちゃいけないんだなということ。とすると負けが見え見えでありながらも欧米列強に最後まで立ち向かった我らが先祖は日本人にとっては英雄だろう。戦犯なんて言い方はむごすぎる。
勝ち続けた米国は今もアフガン・イラクと自国の利益のためだけに他国を蹂躙し続ける。ロシアもチェチェンを虐待し中国はチベットにおいて昔さながらの虐殺をし続けているという。中国のはまったくマスコミに登場しないところが怖い。
ぼくらは自分の子供たちに誇りを持てる国家像を伝える責務がある。いつまでも大国のご機嫌取り的な外交をしていてはそんなこと伝わるか!いつまでも北朝鮮になめられていていいのか?北朝鮮に強い態度で出るにはノドンの1~2発を覚悟しなくてはならないという、米国は日本が叩かれてからでないと動かないらしい。