先日、熊谷基地モニターとして市ヶ谷の防衛庁の見学をしてきた。参加者は老人が多く、内容もぱっとしなかったが、そのなかで「市ヶ谷記念館」ここを見れたことはラッキーだった。
市ヶ谷記念館は極東軍事裁判いわゆる東京裁判が行われた場所であり三島由紀夫が割腹自殺を遂げた「三島事件」の現場でもある。
総監を人質に立てこもった部屋には今も刀の傷が残っている。
ところで「三島事件」・・・よく考えてみるとほとんど知らない。作家の三島由紀夫が割腹したという壮絶な結果ばかりがクローズアップされて、その詳細というのは意外と知られてないのかも。三島が軍服みたいなの着て演説している映像は良く見るのでなんらかの思想的犯行なのは察しがつくが、、、いったいなんなんだ?
ウィキペディアで調べてみた。
午前11時過ぎ、陸上自衛隊東部方面総監部(市ヶ谷駐屯地)の総監室を「楯の会」メンバー4人と共に訪問。名目は「優秀な隊員の表彰」であった。益田総監と談話中、自慢の名刀「関の孫六」を益田兼利総監に見せた後、総監が刀を鞘に納めた瞬間を合図に総監に飛び掛って縛り、人質に取って籠城。様子を見に行った幕僚8名に対し、日本刀などで応戦、追い出した。その中には、手首に一生障害が残るほどの重傷を負わされた者もいた。
三島自身が自衛官と報道陣に向けて30分間演説することを要求してそれを認めさせた後、バルコニーで自衛隊決起(=反乱)を促す演説をしたが、自衛官達からは昼食の時間なのに食事ができないと言う不満や総監を騙し討ちして人質に取った卑劣さへの反撥が強く、「三島ーっ、頭を冷やせー!!!」「なに考えてんだバカヤローっ!!!」といった野次や報道ヘリコプターの音にかき消されてわずか7分で切り上げる。そして森田必勝らと共に『天皇陛下万歳』を三唱したのち三島は総監室で割腹自殺した。自衛隊員たちに撒いた檄文には、戦後民主主義と日本国憲法の批判、そして安保体制化での自衛隊の存在意義を問うて、決起および憲法改正による自衛隊の国軍化を促す内容が書かれていた。
と、これが大まかな全容だが、しかしよくわからない。切腹は最初から想定していたのだろうか?自衛隊決起を促すならもっと違う方法があったろうに、作家なのだからメディアを使うほうが効率も良いだろうし。
このほかに自殺の原因として「老いに対する恐怖」と「英雄的な死へのマゾヒスティックな憧憬」が挙げられている。また「切腹という行為そのものに対する官能的なフェティシズム」も一因であると書かれている。こういう風にまとめると、単なるおかしな人のおかしな事件として片付けられてしまいそうだが、本当のところどうなんだろう?なんかもっと奥深いものがあるのかな。詳しい人、教えてちょ!
市ヶ谷記念館は極東軍事裁判いわゆる東京裁判が行われた場所であり三島由紀夫が割腹自殺を遂げた「三島事件」の現場でもある。
総監を人質に立てこもった部屋には今も刀の傷が残っている。
ところで「三島事件」・・・よく考えてみるとほとんど知らない。作家の三島由紀夫が割腹したという壮絶な結果ばかりがクローズアップされて、その詳細というのは意外と知られてないのかも。三島が軍服みたいなの着て演説している映像は良く見るのでなんらかの思想的犯行なのは察しがつくが、、、いったいなんなんだ?
ウィキペディアで調べてみた。
午前11時過ぎ、陸上自衛隊東部方面総監部(市ヶ谷駐屯地)の総監室を「楯の会」メンバー4人と共に訪問。名目は「優秀な隊員の表彰」であった。益田総監と談話中、自慢の名刀「関の孫六」を益田兼利総監に見せた後、総監が刀を鞘に納めた瞬間を合図に総監に飛び掛って縛り、人質に取って籠城。様子を見に行った幕僚8名に対し、日本刀などで応戦、追い出した。その中には、手首に一生障害が残るほどの重傷を負わされた者もいた。
三島自身が自衛官と報道陣に向けて30分間演説することを要求してそれを認めさせた後、バルコニーで自衛隊決起(=反乱)を促す演説をしたが、自衛官達からは昼食の時間なのに食事ができないと言う不満や総監を騙し討ちして人質に取った卑劣さへの反撥が強く、「三島ーっ、頭を冷やせー!!!」「なに考えてんだバカヤローっ!!!」といった野次や報道ヘリコプターの音にかき消されてわずか7分で切り上げる。そして森田必勝らと共に『天皇陛下万歳』を三唱したのち三島は総監室で割腹自殺した。自衛隊員たちに撒いた檄文には、戦後民主主義と日本国憲法の批判、そして安保体制化での自衛隊の存在意義を問うて、決起および憲法改正による自衛隊の国軍化を促す内容が書かれていた。
と、これが大まかな全容だが、しかしよくわからない。切腹は最初から想定していたのだろうか?自衛隊決起を促すならもっと違う方法があったろうに、作家なのだからメディアを使うほうが効率も良いだろうし。
このほかに自殺の原因として「老いに対する恐怖」と「英雄的な死へのマゾヒスティックな憧憬」が挙げられている。また「切腹という行為そのものに対する官能的なフェティシズム」も一因であると書かれている。こういう風にまとめると、単なるおかしな人のおかしな事件として片付けられてしまいそうだが、本当のところどうなんだろう?なんかもっと奥深いものがあるのかな。詳しい人、教えてちょ!