石匠風間ブログ!

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マスコミにビジョンはあるのか

2007-09-02 | 社会・出来事
最近ワイドショーや雑誌でしきりに民主党の横峰パパや女性議員の乱交を非難する話題が多い。両社に共通するのは不倫、横峰のほうはそれにプラス賭けゴルフ。

「自民の組閣にしろ民主の候補者選びにしろトップは潔白を確かめるようじゃないとだめ」というコメント。そうは言ってもそんなこと現実不可能じゃないの?人間は多かれ少なかれ叩けばほこりの出るものでしょ。

民主党をかばう気はさらさら無い。だけど、マスコミに問いかけたくなる。こんな糾弾してて本当にいいの?
だって賭けゴルフなんて暗黙の了解ながら誰でも普通にやってるんだしね。そのうち政治家や公職者はパチンコやっただけで非難される世の中になるんじゃないかと。(っつーか、パチンコ自体の矛盾が問題になる日が来るかも)

不倫だっていい大人が了解してやることなんだから他人がとやかく言っても仕方ないでしょ。公職者はダメ?それを徹底したときに人間味が無い薄っぺらな政治家ばかりになってしまわないのか?薄っぺらな人間に任せた社会って、よくなるの?

かつてこのコラムでも紹介したが、愛人問題を問われた三木武吉の返答「女7人くらい制御できないで国政など預かれるか!」(愛人が7人いた)というのを思い出した。
世知辛い世の中に対し昔のおおらかさを懐かしく思う人は多いと思う。