むかし、むかしのものがたり。
それまで ひとびとはおなじことばをつかって、おなじようにはなしていました。
かれらは「さあ れんがをつくろう」といって、いしのかわりにれんがをつくり、しっくいのかわりにあすふぁるとをつかうようになりました。
かれらはまた「さあ まちをつくり、そこにてんまでとどくたかい とうをつってゆうめいになろう」といって たかい とうをつくりはじめました。
かみさまはこれをみて「にんげんたちは なんてごうまんになったのだろう!」とおこりました。
「かれらはおなじことばをつかっているからこのようなことをはじめたのだ」かみさまはくだっていって、かれらのことばをこんらんさせ、たがいにことがつうじないようになさいました。
こうしてひとびとは とうのけんせつをやめ、のうがくしのはなすことばは おきゃくさまにわかりにくくなったのです。
のうがくしは わかいおきゃくさまにもことばをつたえようと、できるだけ はっきりうたうようにどりょくしました。しかし かみさまは とってもとってもおこっておられたので、かれらをゆるすどころか、いっしょうつづく ばつをあたえることにしました。「おまえたちはまいとしのおわりに、ひごろおせわになっているかたがたや、ごぶさたしているともだちなどに なんびゃくまいもあいさつのはがきをだすのだ」
つづけて かみさまはいわれました。「そのはがきを がんたんにとうちゃくするように ぽすとにとうかんしなさい」「そのためには、わたしが ちじょうにつかわした きゅうせいしゅのたんじょうびまでに ぽすとにとうかんするのだ」
こうして のうがくしは、まいとし ねんまつになると まいにち ひいひいいいながら いっしょうけんめい はがきをかいているのです。
みなさんも むくちになっている のうがくしをみたら「ああ、まいにち はがきをかいているんだなあ」とおもってどうじょうしてあげてください。まちがっても「きゅうせいしゅのおたんじょうびは もうすぎてしまいましたよ」といってはいけません。かみつかれます。くわばらくわばら。
それまで ひとびとはおなじことばをつかって、おなじようにはなしていました。
かれらは「さあ れんがをつくろう」といって、いしのかわりにれんがをつくり、しっくいのかわりにあすふぁるとをつかうようになりました。
かれらはまた「さあ まちをつくり、そこにてんまでとどくたかい とうをつってゆうめいになろう」といって たかい とうをつくりはじめました。
かみさまはこれをみて「にんげんたちは なんてごうまんになったのだろう!」とおこりました。
「かれらはおなじことばをつかっているからこのようなことをはじめたのだ」かみさまはくだっていって、かれらのことばをこんらんさせ、たがいにことがつうじないようになさいました。
こうしてひとびとは とうのけんせつをやめ、のうがくしのはなすことばは おきゃくさまにわかりにくくなったのです。
のうがくしは わかいおきゃくさまにもことばをつたえようと、できるだけ はっきりうたうようにどりょくしました。しかし かみさまは とってもとってもおこっておられたので、かれらをゆるすどころか、いっしょうつづく ばつをあたえることにしました。「おまえたちはまいとしのおわりに、ひごろおせわになっているかたがたや、ごぶさたしているともだちなどに なんびゃくまいもあいさつのはがきをだすのだ」
つづけて かみさまはいわれました。「そのはがきを がんたんにとうちゃくするように ぽすとにとうかんしなさい」「そのためには、わたしが ちじょうにつかわした きゅうせいしゅのたんじょうびまでに ぽすとにとうかんするのだ」
こうして のうがくしは、まいとし ねんまつになると まいにち ひいひいいいながら いっしょうけんめい はがきをかいているのです。
みなさんも むくちになっている のうがくしをみたら「ああ、まいにち はがきをかいているんだなあ」とおもってどうじょうしてあげてください。まちがっても「きゅうせいしゅのおたんじょうびは もうすぎてしまいましたよ」といってはいけません。かみつかれます。くわばらくわばら。
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