摘果しようとした時点で虫に食われた痕があったので、いい加減に摘果して、
放置していたビワなのに、美味しいよーと言わんばかりにポタリと目の前に落下。
上をまじまじみると、沢山のオレンジ色が葉から顔をだしている。
日本中を探しても、こんな枇杷を目にすることは稀だろう。虫食いだらけ。
急に愛おしくなった。食べ頃そうなのを、夢中でもいだ。食べた。
虫食いや傷を取り除ぞくと、食べられる果肉が少ないものの、
食べるほどに、体の底に命を吹き込んでくれるような不思議な果物だ。
農薬のなかった時代は、これが普通だったのかもしれない。
力強い味とはまさにこのことだ。本物の味をありがとう枇杷さん。
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