きょうは2月14日火曜日。朝方は冷え込んだが、日が昇るに連れて青空が広がった。
朝刊を取りに外に出ると北寄りの西風が冷たかった。
余程興味のある出来事がない限り詳細に記事など読みはしない。見出しだけ目を通す。
8時半、予約をしている病院へ向う。肺炎予防注射である。
予防注射の所為で病気をする羽目になっては敵わないと、市から送ってきた受診票は机の引き出しに入れていた。
先月、NHKテレビで肺炎についての番組を観て気が変わった。
市から送られてきた受診票を探すが見当たらない。
あきらめかけていた時、引き出しの隅っこに隠れている奴をみつけた。
掛かりつけの病院に予約を入れた。それがきょうである。
風は冷たいが、風のない道になると防寒具は要らない。この数日、このような天気が続いている。
9時の予約だ。歩いても10分前には着くだろうと、散歩気分で2kmほどを路地から路地へと気分よく歩いた。
予防注射を終え、4000円を払って病院を出たのは10時半過ぎ。
ジャンバーを脱いで、帰路も歩く。途中で、モスバーガーのある十字路に出た。
一時期、運動公園を歩いて、その帰りにこの店でよくコーヒーを飲んだ事を思い出した。
一旦は通り過ぎたが、妙に懐かしくなって引き返した。
カウンターでトーストセットとあの時よく注文したスープを探したがメニューにない。
ストロガノフ・・・今(18日)、思い出したが、そのときは思い出せなかった。
40歳を超えた店長らしき男は「いや そんなスープは置いてません」という。
あれから10年以上も前のことだったのだ・・・と気付く。
店の佇まいもインテリアも変わっていない。きのうのことのように振舞っていた自分に愕然とした。
1時間余り、その店で寛いで帰宅した。
2時間余りかけて、毎日の楽しみにしている幾つかのブログを観る。
時だけは徒に過ぎて行く。
今日は18日。14日に手がけたブログに取り掛かる。
2月3日、新聞報道により金武町伊芸のコスモス畑に行った。
西原インターから沖縄自動車道に入り、屋嘉インターで降りた。
東海岸を北上すること10分余りで目的地に着いた。
農家の人が農閑期に植え始めたのが切っ掛けだとあったが、コスモス畑は、結構広かった。
沖縄ではコスモスは年中見ることができるといっていい。
しかし、本土で咲く秋のコスモスのように2m近くは伸びない。1m位である。
丁度この頃、北中城(*城はグスクと読む)ではひまわり畑が満開であった。
ひまわりも大人の背丈ほどには生長しない。
それでも、1月、2月いえば、本土では真冬。最初に訪れたときには満開のひまわりに驚いたものだ。
先日、面白い木の実を見つけた。カニステルとトックリキワタ。
カニステルを最初にみたのは4月だったような気がする。
数年前、本島南部の南城市の一帯で開催されていたオープンガーデンを見に行った時のことだ。
住宅地の畑地に数本の黄色の実をつけた木を見つけた。
「あちこちに柿があるね。何という種類かな」と尋ねたら、
「ああ、カニステルだ。食用にできるが美味くない。蟹でも食べないで捨てるからカニステルと云うんだ」
歩きながらの会話を耳にしたのだろう。垣根越しに、品のいいお爺が、
「持っていくか。たくさん落ちている」と話しかけてきた。
指さす方をみると大きな木に黄色の実が鈴なりなっている。
十数個の実が根元に落ちている。お爺はその内の2,3個を拾い上げて
「皆、持って行ってもいいよ。多分、食べられないな。食うために植えているものは誰もおらん」
そういいながら、人の良い笑みを浮かべて差し出した。
暫くの間、お爺と案内役の友人は愉快に会話していた。方言丸出しだから、私にはわからない。
会話が一段落して、別れ際、「要らないか?」と差し出された。
「ううん、要らん」まるで付き合いのある者同士のようにそっけなく友人は断った。
寧ろ、聞いていた私の方が恐縮して、
「ありがとうございました」と頭を下げた。
これが沖縄である。素っ気ないが、それで相手には伝わっているのだ。
この呼吸が何とか理解できるまで、十数年はかかった。
しかし、ほんとうに素っ気なく応じたのか、そうでないのか、今でも区別がつかない。
カニステルについては、ここで詳しく見ることが出来る。
トックリキワタは花も散り、実だけがぶら下がっていた。
何とか実を手に入れて割ってみたいと思うが、割ってみたことはない。
中味は綿のようなものだという。
その内、落下するだろうと注意して見てはいるが・・・・・・。
*トミグスク「城」を沖縄では「グスク」と読む。「大城」(おおしろ)姓は沖縄では最も多い姓である。
過っては、「ウフグスク」と呼んでいたらしい。「ウフ」は方言で「大きい」という意味だ。
「豊見城」も、今では「とみしろ」と読む。しかし、本来は「トミグスク」。
何でも、沖縄から甲子園に豊見城高校が出場したとき、「トミグスクコウコウ」をNHKのアナウンサーが「トミシロコウコウ」と云ったことから「トミシロ」になったらしい。
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朝刊を取りに外に出ると北寄りの西風が冷たかった。
余程興味のある出来事がない限り詳細に記事など読みはしない。見出しだけ目を通す。
8時半、予約をしている病院へ向う。肺炎予防注射である。
予防注射の所為で病気をする羽目になっては敵わないと、市から送ってきた受診票は机の引き出しに入れていた。
先月、NHKテレビで肺炎についての番組を観て気が変わった。
市から送られてきた受診票を探すが見当たらない。
あきらめかけていた時、引き出しの隅っこに隠れている奴をみつけた。
掛かりつけの病院に予約を入れた。それがきょうである。
風は冷たいが、風のない道になると防寒具は要らない。この数日、このような天気が続いている。
9時の予約だ。歩いても10分前には着くだろうと、散歩気分で2kmほどを路地から路地へと気分よく歩いた。
予防注射を終え、4000円を払って病院を出たのは10時半過ぎ。
ジャンバーを脱いで、帰路も歩く。途中で、モスバーガーのある十字路に出た。
一時期、運動公園を歩いて、その帰りにこの店でよくコーヒーを飲んだ事を思い出した。
一旦は通り過ぎたが、妙に懐かしくなって引き返した。
カウンターでトーストセットとあの時よく注文したスープを探したがメニューにない。
ストロガノフ・・・今(18日)、思い出したが、そのときは思い出せなかった。
40歳を超えた店長らしき男は「いや そんなスープは置いてません」という。
あれから10年以上も前のことだったのだ・・・と気付く。
店の佇まいもインテリアも変わっていない。きのうのことのように振舞っていた自分に愕然とした。
1時間余り、その店で寛いで帰宅した。
2時間余りかけて、毎日の楽しみにしている幾つかのブログを観る。
時だけは徒に過ぎて行く。
今日は18日。14日に手がけたブログに取り掛かる。
2月3日、新聞報道により金武町伊芸のコスモス畑に行った。
西原インターから沖縄自動車道に入り、屋嘉インターで降りた。
東海岸を北上すること10分余りで目的地に着いた。
農家の人が農閑期に植え始めたのが切っ掛けだとあったが、コスモス畑は、結構広かった。
沖縄ではコスモスは年中見ることができるといっていい。
しかし、本土で咲く秋のコスモスのように2m近くは伸びない。1m位である。
丁度この頃、北中城(*城はグスクと読む)ではひまわり畑が満開であった。
ひまわりも大人の背丈ほどには生長しない。
それでも、1月、2月いえば、本土では真冬。最初に訪れたときには満開のひまわりに驚いたものだ。
先日、面白い木の実を見つけた。カニステルとトックリキワタ。
カニステルを最初にみたのは4月だったような気がする。
数年前、本島南部の南城市の一帯で開催されていたオープンガーデンを見に行った時のことだ。
住宅地の畑地に数本の黄色の実をつけた木を見つけた。
「あちこちに柿があるね。何という種類かな」と尋ねたら、
「ああ、カニステルだ。食用にできるが美味くない。蟹でも食べないで捨てるからカニステルと云うんだ」
歩きながらの会話を耳にしたのだろう。垣根越しに、品のいいお爺が、
「持っていくか。たくさん落ちている」と話しかけてきた。
指さす方をみると大きな木に黄色の実が鈴なりなっている。
十数個の実が根元に落ちている。お爺はその内の2,3個を拾い上げて
「皆、持って行ってもいいよ。多分、食べられないな。食うために植えているものは誰もおらん」
そういいながら、人の良い笑みを浮かべて差し出した。
暫くの間、お爺と案内役の友人は愉快に会話していた。方言丸出しだから、私にはわからない。
会話が一段落して、別れ際、「要らないか?」と差し出された。
「ううん、要らん」まるで付き合いのある者同士のようにそっけなく友人は断った。
寧ろ、聞いていた私の方が恐縮して、
「ありがとうございました」と頭を下げた。
これが沖縄である。素っ気ないが、それで相手には伝わっているのだ。
この呼吸が何とか理解できるまで、十数年はかかった。
しかし、ほんとうに素っ気なく応じたのか、そうでないのか、今でも区別がつかない。
カニステルについては、ここで詳しく見ることが出来る。
トックリキワタは花も散り、実だけがぶら下がっていた。
何とか実を手に入れて割ってみたいと思うが、割ってみたことはない。
中味は綿のようなものだという。
その内、落下するだろうと注意して見てはいるが・・・・・・。
*トミグスク「城」を沖縄では「グスク」と読む。「大城」(おおしろ)姓は沖縄では最も多い姓である。
過っては、「ウフグスク」と呼んでいたらしい。「ウフ」は方言で「大きい」という意味だ。
「豊見城」も、今では「とみしろ」と読む。しかし、本来は「トミグスク」。
何でも、沖縄から甲子園に豊見城高校が出場したとき、「トミグスクコウコウ」をNHKのアナウンサーが「トミシロコウコウ」と云ったことから「トミシロ」になったらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/f4/9a56e71c1e5239bc62b3bc458b34d6f3.jpg)
カニステルの実ってパパイヤに似てるね(^_^)
コスモスは本土では秋の花とされてますが、最近は夏前から咲いてます。
でも流石に真冬は、咲いてるのを見た事がありません。
最近の花は、改良されて花期が長くなって、季節感を感じなくなりましたね(^^ゞ
もうそろそろ、沈丁花が咲く頃になりましたよ。
香りが大好きで二鉢育ててますが、最近元気がないです(^o^;
こちらは朝から良いお天気になりそうです。
カニステル、noratanはカニでも食べないからこの名前が付いたとの説明で覚えましたよ!
でも、私は黄色とかオレンジが好きだから、とっても
きれいな樹ですねぇ~
こんなのが街路樹にあったら楽しいなぁ~
何か、おいしく食べる方法があればいいね!
トックリキワタは今までもnoratanに聞いたことが
あります。
たしか花ではなかったでしょうか?
最近、すぐに忘れるのでごめんなさい。
最後に「カニステル」を調べてみたら「追熟して食べると
ホクホクッとしてねっとりと甘く、マヨネーズで合えるとパンのお供に最高です!!」と書かれていましたよ。
「カルシウム、ミネラル、ビタミンなどを多く含みます。なかでもビタミンAはマンゴーの2倍以上も。」だそうです!
大発見です!noratan、もう一度行ってもらってきて
しわしわになるまで置いて食べてみたらいかがですか。
コスモスが冬に咲くのめずらしいですねぇ~
久しぶりの更新、うれしいです。
私も好きで、九州では庭に2本植えていました。
もう沈丁花の花の咲く時期でしたか
沖縄に居ると四季が本土ほどありません。
季節感といえば、八百屋がありませんので、何もかもスーパーです。
何が旬なのか忘れてしまいます。
野菜や果物の旬の香りや味もなくなった気がします。
今ではできるだけ、沖縄産のものを買うようにしています。
現在、20℃くらいですが、もう1,2℃上がるでしょう。
暖かですよ。
バイクを乗り回す方には羨ましいでしょう
カニステルは美味いものを見つけるのは至難のことだそうです。
数十個にひとつくらいしかないそうです。
「追熟」と云うことは知りませんでした。
機会があったら土地の人に聞いてみましょうね。
トックリキワタはnoratan大好きな花です。
近くで見るより遠目が綺麗です。
こちらをみてくだい
http://blog.goo.ne.jp/nora0124/d/20131111
予防注射に4000円ですか・・・
踏ん張りましたね・・・
私は、やっていません。
金武町伊芸のコスモス畑のコスモスは綺麗ですね・・・
いつ頃からここでコスモスが見られるようになったのですか??
私は記憶にありません。
カニステルは知りませんでした。
面白い名前です。
情報、ありがとうございます。
トックリキワタの中身をみたいものです。
ぜひ中身を見せて下さい。
楽しみにしております。
どうぞ気にしないでください。
肺炎予防は市から案内が来ます。
これは一度限りということです
通常は、10,000円以上かかるそうですよ。
概ね、注射の有効期間は5年だそうですから、思い切って行きました。
蛇と雷と同じくらい注射は嫌いですが、やってみたらチクッともしませんでした。
カニステルはnoraもみたことないと思っていました。
仕事とに追われていたり、ゴルフなんかに夢中になっていると気づかいものです。
運転免許証を自主返納してから、よく見つけるようになりました
トックリキワタの実は竿で叩き落せば感嘆に取れるのでしょうが、なかなか、そう云うわけにも行きません
機会を狙っています
まるで夏のようです。
こちらはクリスマスポーズや福寿草かな
植物なのに蟹捨てる?金捨てる?
実がなっても売れないから、お金にならない・・・
面白いですね。
でも葉っぱだけよりは絵になりますよね。
こちらでも、美味しくない柚子がなっていますが
それなりの風景に役だっていると思います。
明後日あたりから18℃と少し寒くなります。
それでも本土では4月中旬ごろでしょうか?
暖かいことは心地よいに決まっていますが、精神衛生上?良くないですね。
やはり、四季がはっきりしている本土の気候が恋しくなります。
あちこちの路地や草むらにはすみれがそっと咲いていますし、ツワブキは今年は遅くて満開を過ぎた頃です。
浦島太郎は琉球列島の何処かの島に着いたのじゃないかと、今では確信しています。
ここにいると、月日が経つのも忘れてしまいます。
紀行ブログは、毎日たのしみにしています。
藤の花はーーー未だ早いですね