西穂高岳から焼岳を経て上高地へ帰ってきた（がんちゃん）

ということで西穂高岳から一旦上高地からの分岐まで戻り、焼岳方面へ向かう。


西穂高岳-西穂独標　46分（1時間10分）
：9時23分（経過3時間36分）

ネットで見た2016年の独標よりかなり字が読みにくくなっている。
強い日差しと風雪であっという間にこうなるのか。

唐突だが登山者には老若男女が居る。
全員の顔を見て挨拶ができたわけではないが、下は10代から上は70代後半ぐらいだろう。男女比は6:4ぐらい。
単独行はほとんどが男性だが時々女性にも居る。
しかし面白いのは、年齢は少し50-60代が多いものの全年齢でほぼ偏りが無い。こんなスポーツってあるだろうか。


西穂独標-西穂山荘　32分（1時間00分）
：9時55分（経過4時間08分）

ここから山荘まではこれでもかというぐらいの登山者が居た

分岐から西穂高岳に歩いてきた道とその向こうに次の目的地焼岳を望む。

山荘はこれだけ賑わっている
ここまではロープウェイを使えば比較的簡単に来られるからであろう。
そりゃソフトクリームも売れるわ
相変わらず写真を撮る以外は1秒も立ち止まらずに先へ


西穂山荘-焼岳小屋　1時間30分（3時間00分）
：11時25分（経過5時間38分）

こんな樹林帯に変わり最初は良かったが徐々に湿り気の多いトレイルをひたすら走った。
万年渇くことのなさそうな泥地を何度も越えた

いまいちなルートだなと思っていると焼岳が見えた。
やけに喉が渇いていたが虫にたかられるのが嫌だったのでこういうところでザックをおろすようにしている。

うっかりナビゲーションモードにし続けたせいかGarminのバッテリーが切れた。
やばい
支配者が居なくなるとかなり不安になる。

やっと着いた。


焼岳小屋-焼岳北峰　42分（1時間10分）
：12時07分（経過6時間20分）

ちょっとした小山をクリアー。

硫黄のにおいが立ち込めるし、ちょいちょいガスが噴き出している。
火山だ
登っている途中でカップルの女子が噴火したらどうしようと言っていた。
動画を撮らず逃げるように

西穂高岳からの道のりが見えるので達成感がある。
あそこから3時間半で来たことになる

やはりお腹がすくのでウインナーを食べた。


焼岳北峰-焼岳小屋　45分（1時間00分）
：12時52分（経過7時間05分）

エメラルドグリーンと言われる火口湖

岩が融けて塊になっている。

多少火山のせいか滑るので少し歩きにくい。

そういえば今回はもしもの時は山荘を使おうと思い、水は2100mlしか持っていなかったのであと500ml程度しか無かったが。
やっぱりスルー


焼岳小屋-田代橋　1時間2分（2時間10分）
：13時54分（経過8時間07分）

さて下山。さよなら森林限界。

これがなかったら降りられへんっていうぐらいの梯子。

その直後ボッカさんとすれ違ったがあの梯子を上るのすごい。

徐々に斜度が少なくなって下りてきた気がする。もう酷い怪我はしなさそうだ。

焼岳登山口に出た。結構ぎりぎりの脱水状態

なのにやっぱりこんな道があるのね


田代橋-上高地BT　09分（20分）
：14時03分（経過8時間16分）

橋から上流を眺める。

The上高地

またまた観光客だらけの中を一人だけ汗だくで走って帰ってきた。

何はともあれ水道の水を手ですくって飲み、

今回はリンゴのアイスを食べた。

予定より約2時間早い8時間16分で帰ってきた。
Garminのバッテリー切れで距離は不明だが22km程度と思う。

シャワーは待ち時間なし、バスは増便のおかげで30分程度の待ち時間で済んだ
聞くとやはりお盆の時の方が混んでいるそうだ。

というわけで前回は前穂、奥穂、今回は西穂、焼岳と周ったのだが最高に景色が良かった。
前回に引き続き今回も天気に恵まれたのは日ごろの行いか(^^ゞ
登山の難易度は前穂、奥穂より西穂の方が高いと思ったが、昨年初めて木曽駒ヶ岳に行った時の雨の宝剣岳が一番怖かったような気がする。


雪が降るまでにもう一度行きたい。