のらのら

『No Running No Life』を合言葉に集まったいつも走っている人やたまにしか走らない人たちの集団。

大峰トレイルに行ってきた!(がんちゃん)

2019年06月15日 | がんちゃん登山
6月2日に久しぶりにセル修とトレイルに行ってきました。
例年GWに行っていましたが都合が合わずに延期になっていました。
前回は1月14日の生駒でしたが体調不良で41kmしか(笑)走ってないのに下りはケーブルを使い、
その後のビールも1杯しか飲めませんでした


今回はセル修を大峰山にご案内

信仰の山をトレランで走らせていただく心苦しさはありますが、山と文化、歴史を少しでも理解し、さらに我々も広義には鍛錬していますのでお許しください。
ちなみに大峰山脈は北の吉野山から南は玉置山に至る50kmの山脈で、1300年の歴史を持つ修験道です。北から南に向かうのは逆峰(ぎゃくぷ)というようですが、室町時代以降は北の吉野山から75か所の霊場を経て熊野本宮を目指すようになったらしいです。
一般的に「大峰山」と言うと、修験道の霊山として知られる山上ヶ岳を指すことが多いようですが、今回はその山上ヶ岳までの往復をしてきました。


1回目の「大峰山トレイル」記事はこちら→「GWは大峰山脈に行ってきました。」


セル修が今後も一緒に走りに行きやすいようにと近所(たった3km)に引っ越ししてくれたので、5時半に近くのコンビニで待ち合わせて行きました。

今回は前回の失敗、というか吉野からのロードを50分も駈け上がる無駄を省くため、より南の奥千本駐車場に車を停めました。
7時10分着なので1時間30分ぐらいかかりました。



※奥千本駐車場の耳寄り情報:無料ですがこの時期はガラガラです。観桜期(GW明けまで)は通行止めや一方通行などで行きにくいです。またそこまでの道幅は狭いので大型SUVは避けた方が良いと思います。



奥千本駐車場出発:7時40分


今回はお茶500mlスポドリ750ml、水1100mlの計2350mlを持ちました。
(先に書きますが結局は小雨のせいか1000ml残りました。)

義経の隠れ塔から石畳を上がります。

青根ヶ峰はどうせ眺望もないし復路で時間があれば寄ることにして先を急ぎました。

走り出してすぐはセル修の息遣いが荒く、ちょっと調子が悪い様子
今日は蒸し暑いし最近あまり走れていなかったようです。

前回と同様、落ち葉の急登を上がっていくと涼しくなってきました。

さすが生駒より高度があります
二人だといろいろな話を、モスクワの味パルナスとか、ひたすら話しながら上るのがおもろいです


四寸岩山:54分

曇っていますが意外と遠くまで見えます。


二蔵宿小屋:1時間23分

セル修が疲労しています。汗を異常にかいていました。
よく見るとおもろい顔をしています(笑)

ここからは前回のように水場のある方へ進みました。

前回はGWだったので涼しくて走りやすかったですが、今回のように多少蒸し暑くてもまずまず走れて楽しいトレイルです。


五番関:2時間9分

女人結界門を通ると何やら思うところもあります。
この辺りでセル修の調子は戻ったようです

ここで明らかになったのですが、セル修はここまでしんどくてがんちゃんのマシンガントークがあまり聞こえていなかったようです

でも復活してきたようでこんな木に気が付き教えてくれました。

歩いている木

少し端折りますが3つの茶屋を過ぎ、今回は鐘掛岩にも上りました。

前回は怪我しそうに思いましたが、実際はなんてことのない安定した岩登りでした。


とか言いながらなんとなくビビっています

西側の絶景



大峰山寺:3時間42分

前回よりも緑が多く、曇っているせいかしっとりと見えます。


山上ヶ岳:3時間45分

やっぱり最初のロードを駆け上がっていないので元気です。
食欲もありまくりで、おにぎり2つに蒸しパンも食べてしまいました。
曇っていますが風が弱めでTシャツのままでも大丈夫でした。

お花畑は少し寂しい感じを受けました。

17分の休憩ののちに下山です。

西の覗きを楽しみました。

写真ではへっぴり腰ですが前回よりも怖くなかったです。

どうでもよい(ちょっと気持ち悪い?)話ですが、一人で山に入っていると高いところがやけに怖いのですが、今回は鎖場やこの覗き場などあまり怖くなかったです。

後ろにセル修が居ると思うだけで(もちろん手が届く範囲ではないのに)安心なのかもしれません

さて五番関まで戻ると次は本ルートである大天井ヶ岳に向かいました。
尾根道の割には何本もルートがあります。どうせ合流するのでどれでも良いのですが少し紛らわしいかもしれません。


大天井ヶ岳:5時間42分

ここまでは順調でした。
予定通り。

しかし、何を思ったのかここからミスコース
なんか道が違うと思いながらも違う尾根を19分(1.2km)も下ってしまいました。
でもやっぱり何かおかしいと感じてストップし、ガーミンや地図、スマホを見て考えること数分。
西へミスコースしたと判断
「結構きつい下りやったでー」と少し落胆しましたが、まだまだ二人とも元気だったので「月間走行距離を稼げた」とpositiveな会話をしながら、26分で上り返し正しいルートに復帰。
約50分のロスでしたがこんなもんで済んで良かったー

あとで見ると左上の方に下りて行き引き返しています。


安堵の表情

しかしその後はミスコースで精神的に疲労したのか意外に長く感じました。
小雨も降ってきたのでやはり青根ヶ峰には立ち寄らずちょっと急いで走って隠れ塔にゴール



8時間17分(実走7時間38分)かかりました。
ここは生駒より高度があって涼しく、アルプスほど険しくなくて走れるのでオモローなトレイルだと思います
ただし車なので飲めないところが難点です。


小雨の中、積んできた水でささっと脚を洗ったところで鮨太郎(セル修の子供)が熱発とのLINEあり。


予定を変更してラン後の温泉も入らず、王将でたっぷり栄養補給をして帰ったのでした。


ノンアルでもほろ酔いになるのは何故でしょう?

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (セル修)
2019-06-22 21:43:38
念願の大峰山ありがとうございました!

距離と累積標高にビビッていましたが、終わってしまえばしんどかった記憶は皆無です

なので写真を見ると前半のしんどそうな表情が笑えます。


山の感じが箕面でも六甲でも生駒でもなくてとても好きでした。秋に行くのも楽しそうですね!

慣れたコースではミスコースすることもないので今回はそれも楽しかったです!!


鮨太郎は手足口病だったのですが、はやく鮨太郎も大峰山で修行させたいと思います
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>セル修 (がんちゃん)
2019-06-27 07:57:48
桜の季節以外ならいつでも行けそうですねー。
セル修の嫌いなぶら下がってる芋虫系もいなかったので、生駒より気持ちよく走れそうです。
ただし行き帰りは車の方が早いので、帰りに焼き鳥に行って飲めないのが問題ですね。

手足口の次はいつ、なんの病気になるつもりなのか鮨太郎に聞いといてください
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