昨日の六甲縦走でえらいめにあいました。
巷では猛暑を越えて酷暑ということで、テレビでは屋外でのスポーツ禁止と言っていましたが、身をもって体験してきましたので報告します。
予定通り塩屋駅を7:25に出発。
まぁ多少は暑かったですが、やる気満々でタイムトライアル開始です。目標は8時間ぐらいでした。
ところが開始50分ぐらいで出てくる400階段を上っているときに、「いつもよりシャキシャキ登れないなぁ」と感じました。
それでも須磨アルプス、馬の背には1時間ジャストで到着し、一応自己ベスト。
しかし発汗が尋常でなく、もちろん給水を十分にしながらでしたが徐々に走れなくなり、さらにガリガリ君や食料を補給しようと予定していた途中のデイリーヤマザキが廃業しており、ショックのせいかここで本日初の唇と指先のしびれが発生。
そしてついに鵯越駅の手前では自動販売機の前で座り込み休憩。
エスケープを考えましたが、まだ11時だったのでここから回復するトレーニングと考えて菊水山に向かいます。
しかしふもとの休憩所でも再度ストップ
菊水山の上りは夜間トレイルでも特に好きな上りですが、低血糖なのか脱水なのか、まるで素人の山登りレベルで休み休みしか上れませんでした。
頂上にあった寒暖計は33度でありやや涼しい風があったので行動開始できるようになるまで30分程度寝転んで休憩。
とりあえず次の鍋蓋山を越えて市が原から新神戸にエスケープしようと考えました。
しかし水で流し込むようにして食べたメロンパンが効いたのか、意外に復活してしまいます
結局、下手に回復したばっかりに市が原では次の摩耶山に登ることを選択。もし時間がかかって縦走出来なさそうであればまーしー御用達(笑)のロープウェーでエスケープしようかと…
天狗坂、稲妻坂、大変でした。普段めったに攣らない脚が、下腿だけでなく、ハムストや四頭筋も。とにかくこの暑いのになんのために登ってるんかなぁなどと思ったりして。
摩耶山頂に着いたときはうれしかったけど、ご褒美のコーラが待つ掬星台までは一切走れず。しかしここで更にタイミングの悪い(良い?)ことにバスが発車待ちでした。それも5分後出発。体調的にも時間的にもワープを思いつきました。
涼しいバスで少し回復しつつ、掬星台から記念碑台まで3.7kmのワープ。もっとワープしたっかたのですがそれ以上東には行けず。
ここから縦走再開です。この間で体が冷えて少し回復し六甲小学校横からゴルフ場ガーデンテラスを通過。遅いですが日没の問題もあるため走りました。
給水タオルを持って行っていたので時々絞るのですが、たった15分でびっくりするくらい汗が絞れます。水分は自販機ごとに2本は購入し十分とっていましたが、手持ちの補給食がほとんど無くなりあせってきます。
すこしずつ陽が傾きさらに焦ります。まさかこんなに時間がかかるとは思っていなかったためライトは携行していなかったので陽が沈めば終わりです。
六甲最高峰に到着したのが丁度16:00。
ここから宝塚まで1時間20分で下りたことはありますが、当然それは気候が良くて元気な時なので2時間を見込みます。日没の時間が気になりますが、スマホの電池が切れかけでさらに汗のためロックを解除できず、だいたい18:30ぐらいに日没かなと思いながらとにかく先を急ぎました。
そういえば当日はほとんどハイカーを見かけませんでしたが、東縦走路では一人とすれ違っただけでした。やはりそういう日ではなかったということでうね。
塩尾寺手前の下りもまったく走れず。
さらに塩尾寺につくやいなや本日2度目のしびれが始まりました。しかしもう水しかなく、飴の一つも無いのでゆっくりと下るしかありません。
止まってもしんどいし坂なので転がり落ちそうになるので歩くしかない。
今回はしびれている時間が長いせいか、最初は唇と指先だけでしたが、そのうち舌、まぶたがしびれ、ついには何故かアスファルトが波打ちだしました。
とにかく早急に当分が必要なのでゴールのローソンの100m手前にある自販機で糖分を補給しまたもや座り込む。
そして100mをゆっくりと歩きゴールしたのでした。塩尾寺からローソンまでなんと45分もかかりました。
ローソンでウィダーinゼリーとポカリを買って公園で座り込みなんとか血糖値を回復。
しびれはすぐにとれ時計を確認すると18:30到着なので11時間もかかりました。
その後は風呂に入り、生ビールと冷やしうどんを食べ、リッチガリガリ君をかじって回復し、帰ってきました。
給水はペットボトル10本、缶ジュース2本飲みましたが、体重は1日で5kg減。つまり汗が10L出たわけですね
帰ってからはやけにお腹がすきました。
それにしても酷暑というものがこれほど辛いものだと改めて実感した次第です。
おそるべし真夏の長距離トレイル、でした。
でも低血糖、脱水の経験が1日に2回もでき、さらにそこからの回復法も徐々にわかっていたので貴重な体験ができたと思います(笑)
巷では猛暑を越えて酷暑ということで、テレビでは屋外でのスポーツ禁止と言っていましたが、身をもって体験してきましたので報告します。
予定通り塩屋駅を7:25に出発。
まぁ多少は暑かったですが、やる気満々でタイムトライアル開始です。目標は8時間ぐらいでした。
ところが開始50分ぐらいで出てくる400階段を上っているときに、「いつもよりシャキシャキ登れないなぁ」と感じました。
それでも須磨アルプス、馬の背には1時間ジャストで到着し、一応自己ベスト。
しかし発汗が尋常でなく、もちろん給水を十分にしながらでしたが徐々に走れなくなり、さらにガリガリ君や食料を補給しようと予定していた途中のデイリーヤマザキが廃業しており、ショックのせいかここで本日初の唇と指先のしびれが発生。
そしてついに鵯越駅の手前では自動販売機の前で座り込み休憩。
エスケープを考えましたが、まだ11時だったのでここから回復するトレーニングと考えて菊水山に向かいます。
しかしふもとの休憩所でも再度ストップ
菊水山の上りは夜間トレイルでも特に好きな上りですが、低血糖なのか脱水なのか、まるで素人の山登りレベルで休み休みしか上れませんでした。
頂上にあった寒暖計は33度でありやや涼しい風があったので行動開始できるようになるまで30分程度寝転んで休憩。
とりあえず次の鍋蓋山を越えて市が原から新神戸にエスケープしようと考えました。
しかし水で流し込むようにして食べたメロンパンが効いたのか、意外に復活してしまいます
結局、下手に回復したばっかりに市が原では次の摩耶山に登ることを選択。もし時間がかかって縦走出来なさそうであればまーしー御用達(笑)のロープウェーでエスケープしようかと…
天狗坂、稲妻坂、大変でした。普段めったに攣らない脚が、下腿だけでなく、ハムストや四頭筋も。とにかくこの暑いのになんのために登ってるんかなぁなどと思ったりして。
摩耶山頂に着いたときはうれしかったけど、ご褒美のコーラが待つ掬星台までは一切走れず。しかしここで更にタイミングの悪い(良い?)ことにバスが発車待ちでした。それも5分後出発。体調的にも時間的にもワープを思いつきました。
涼しいバスで少し回復しつつ、掬星台から記念碑台まで3.7kmのワープ。もっとワープしたっかたのですがそれ以上東には行けず。
ここから縦走再開です。この間で体が冷えて少し回復し六甲小学校横からゴルフ場ガーデンテラスを通過。遅いですが日没の問題もあるため走りました。
給水タオルを持って行っていたので時々絞るのですが、たった15分でびっくりするくらい汗が絞れます。水分は自販機ごとに2本は購入し十分とっていましたが、手持ちの補給食がほとんど無くなりあせってきます。
すこしずつ陽が傾きさらに焦ります。まさかこんなに時間がかかるとは思っていなかったためライトは携行していなかったので陽が沈めば終わりです。
六甲最高峰に到着したのが丁度16:00。
ここから宝塚まで1時間20分で下りたことはありますが、当然それは気候が良くて元気な時なので2時間を見込みます。日没の時間が気になりますが、スマホの電池が切れかけでさらに汗のためロックを解除できず、だいたい18:30ぐらいに日没かなと思いながらとにかく先を急ぎました。
そういえば当日はほとんどハイカーを見かけませんでしたが、東縦走路では一人とすれ違っただけでした。やはりそういう日ではなかったということでうね。
塩尾寺手前の下りもまったく走れず。
さらに塩尾寺につくやいなや本日2度目のしびれが始まりました。しかしもう水しかなく、飴の一つも無いのでゆっくりと下るしかありません。
止まってもしんどいし坂なので転がり落ちそうになるので歩くしかない。
今回はしびれている時間が長いせいか、最初は唇と指先だけでしたが、そのうち舌、まぶたがしびれ、ついには何故かアスファルトが波打ちだしました。
とにかく早急に当分が必要なのでゴールのローソンの100m手前にある自販機で糖分を補給しまたもや座り込む。
そして100mをゆっくりと歩きゴールしたのでした。塩尾寺からローソンまでなんと45分もかかりました。
ローソンでウィダーinゼリーとポカリを買って公園で座り込みなんとか血糖値を回復。
しびれはすぐにとれ時計を確認すると18:30到着なので11時間もかかりました。
その後は風呂に入り、生ビールと冷やしうどんを食べ、リッチガリガリ君をかじって回復し、帰ってきました。
給水はペットボトル10本、缶ジュース2本飲みましたが、体重は1日で5kg減。つまり汗が10L出たわけですね
帰ってからはやけにお腹がすきました。
それにしても酷暑というものがこれほど辛いものだと改めて実感した次第です。
おそるべし真夏の長距離トレイル、でした。
でも低血糖、脱水の経験が1日に2回もでき、さらにそこからの回復法も徐々にわかっていたので貴重な体験ができたと思います(笑)
読んでて、その壮絶さが伝わってきました。
序盤から異変を感じ、でもその状況下で結局全縦走してるんですね。
それにしてもコンビニの廃業は辛すぎますね!
ガリガリ君もリッチガリガリ君を食べたあたりがご褒美感いっぱいで面白かったです(笑)
また気候の良いときに全縦走連れていってくださーい!
先ずは無事(?)に帰宅でき、本当によかったです!
お疲れ様でした!
寒い山の恐怖は少し知っていますが、やはり酷暑も大変なんですね(*_*)
エスケープして頂いてよかったです。
あまり無理なさらないで下さい(^^;(^_^;)
STYの時も思いましたがそんなになるまで体を動かし続けれるのは凄いです(ToT)
やばいっすね
寿命縮めないようにしてくださいねー