いぐね(居久根)とは、この辺りでは防風林などの屋敷林を総称して言います。
その檜葉の間に枇杷の木がありました。藪になっているので小さいうちは、分からなかったのでしょう。
どうして、こんな所に生えたのかというと恐らく鳥が種を運んで来たものと考えられます。それにしても、枇杷は日当たりの良い場所を好むのに、よくこんな所で大きくなったものです。
移植して日当たりの良い場所で育ててやることにしました。早速、掘り起こしました。
このまま移植しても枯れてしまうので強剪定してから、日当たりの良い場所に植え付けました。風が強いので根元に木杭を打ち込んで枝を支えることにしました。
何年ぐらいたったものかわかりませんが、「桃栗三年柿八年、枇杷は九年でなりかねる。」何て言われていますから実がなるまでは相当かかることでしょう。最後に水締めして移植は終了しました。
ただし、枇杷の種から成長した木には実がならないとも言われています。この事が真実なのか確かめられるまで、健康に留意して頑張っていきたいものです。
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