地域循環共生概論 65

2023年02月11日 | 防災と琵琶湖


 作成日:2023.2.10|更新日:2023.2.11
その後の彦根広域ごみ処理施設建設問題 Ⅶ

彦根愛知犬上広域行政組合などを参考にすると、2017年の平
成29年4月の市長選挙で当時の市長が原町で利益誘導の挨拶
をしたのではないかとの疑惑が飛び出す。その後、検討委員
会では下西川町が、そして地学的地盤に問題があり愛荘町竹
原が、そして最後には西清崎町が候補地となり、荒神山にト
ンネルを掘るという案まで出て、新ごみ処理施設は四転。
当初200億円の
事業費が300億円に予算が嵩む事態に。2022年
4月で市長選で和田市長が当選し、荒神山のトンネル案は早
々に撤回され、15日の広域臨時議会でトンネルコンポスト方
式(好気性発酵方式)によるごみ処理を行っている三豊市へ
の視察経費を計上するなどという補正予算案が提出され、全
会一致で可決されている。つまり、現状のゴミ焼却場での方
式で自転車操業的対応が継続される。以下今後の日程を掲載
する。
【運転停止期間】
本工事は大規模改修工事のため、焼却運転を停止期間を必要
とす。

・令和4年(2022年)9月24日~10月14日
・令和5年(2023年)2月5日~2月15日
・令和6年(2024年)2月1日~2月15日

(注意)運転停止期間は工事の進捗状況で変更あり。
(注意)運転停止期間中もごみ収集に変更せず、「ごみ等の
 収集カレンダー」のとおり収集。
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工事名称 :
ごみ焼却場長寿命化改修工事
燃焼設備 :ストーカ方式
燃焼能力:90t/日(24時間)
請負業者:日鉄環境エネルギーソリューション株式会社、(
     旧 住友重機械エンバイロメント株式会社大阪支店
契約金額:2,805,000,000円
工  期:令和4年(2022年)3月26日~令和7年(2025年)3月10日
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老婆心ながら事故・火災などが発生しないことを祈る。




9. 埋立処分過程における挙動と制御
9.1 モデル解析からみる挙動と埋立工法
9.1.1 放射性物質に汚染された廃棄物の埋立方法 
9.1.2 放射性物質の溶出量を考慮した浸出水への影響評価


安全率の一つとして、上部隔離層の遮水性能の劣化を想定し
たことは先に述べたが、 どの程度の安全率であるか確認した
図を図 7.1.7 に示す。涵養量の条件は 10→50 mm/yr、溶出
濃度 100 Bq/L のケースを計算した結果である。劣化考慮な
しの場合は、涵養量 10 mm/yr が継続することを想定。劣化
考慮なしに比較すると、劣化を考慮した場合は、濃度が約 3
倍となっており、安全率としては 3 を見込む。


最後に計算結果の妥当性を評価するため、国環研グループが
使用している COMSOL ver4.2 とは別の汎用型ソフトウェア
(G-TRAN/3D:株式会社地層科学研究所)を用いて 同様の計
算を行いました。計算結果の比較を図 7.1.8 に示す。涵養
量が小さい 10→50 mm/yr の場合、ピーク濃度がややずれて
下るが、40→200 mm/yr のケースでは、ほぼ同様の結果が得
られている。ピーク濃度の出現年数もやや異なり、G-TRAN/3D
の 方が数年ほど早い時間帯にピークが出現。この時間の差の
原因は分かっていないが、ピーク濃度の出現時間が同じ時期
に仮定すると、濃度差は減衰効果のみの影響であることが確
認されており、セシウムの移動自体の計算に大きな差はない

今後、この部分については精緻化が必要なところとなる


10.1 浸出水処理施設における実態
10.1.1 浸出水処理施設における放射性セシウムの現状
2011年7月以降、福島県内の一般廃棄物最終処分場6ヶ所の浸
出水処理施設において 放射性セシウムの調査を行ったところ、
浸出水原水および処理水中の放射性Csは検出下限未満の値が
多く、検出された試料も最大で 17Bq/L 程度(Cs-134、Cs13
7 の合計)であり、線量限度等を定める告示の示す濃度限度
内であった。(但し、Cs-134 の半減期は 2.062年であり
Cs-137の半減期は 30.0年であり、震災時のフォールアウト
ら各々の試料測 定日までの減衰による Cs-134/Cs-13 の比

の差異にも留意する必要がある

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※ 処理水濃度限度の目安(Cs-134:60 Bq/L、Cs-137:90Bq/
L。但し、二種類以上の放射性物質がある場合にあっては、そ
れぞれその放射性物質についての濃度に対す 割合の和が一と
なるようなそれらの放射性物質の濃度) 実用発電用原子炉の
設置、運転等に関する規則の規定に基づく線量限度等を定め
る告示(平成13年経済産業省告示第 187 号)第9条に定める
濃度限度(周辺監視区域の外側の境界における水中の濃度).
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-汚泥中の放射性 Cs 濃度は B、D、F 施設で比較的高い値を
示したがすべての処理施設の汚泥は湿重および乾重で 8,000
Bq/kg以下でした。放射線Cs濃度の高かった施設は、集水ピッ
や調整池が露天の施設であることから、事故直後のフォール
アウトの影響が残存している可能性がある。なお、脱水汚泥
に含まれる水を分離して測定した結果、検出下限値以下であ
ったことから、通常の保管状態であれば、脱水汚泥からの再
溶出は極めて少ないと考えらる。

※特措法における施行規則(環境省令)において、最終処分
 場の放流水を監視することで公共の水域の水中でこの濃度
 限度を満たすことが基準として示された。



10.1.2 安定セシウムを指標とした浸出水処理施設における
セシウム除去性能の評価
安定セシウム(Cs-133)は放射能を持たない安定同位体だが
物性は放射性セシウムであるCs-134、Cs-137 と同様であるこ
とから、放射性セシウムの挙動を推測する指標となり得る。
安定セシウムは焼却灰中に高濃度に存在しているため、福島
第一原発の事故影響を受けていない地域においても検出され
る。そこで 複数の最終処分場の浸出水処 理施設において安
定セシウムを IPC-MS により測定したところ、処理施設によ
り安定 Cs 濃度に違いはあるが、原水と処理水で顕著な差が
ない(表 8.2)ことから、浸出液等に陽イオンとして溶存す
るセシウムは、凝集沈殿・砂濾過、生物処理、活性炭吸着、
キレート樹脂処理等の現行の浸出水処理工程ではほとんど除
去されないと考えられる。


一方、海水淡水化等にも用いられる逆浸透(RO)膜の設備を
有する浸出水処理施設において調査した結果、ほとんどの施
設で安定セシウム除去率 95%程度以上の結果が得られした
(表 10.3)。除去率の低い施設は原水中の安定セシウム濃
度が極端に低いことによるもので、定量限界が 1μg/L であ
るため計算上除去率が低く算出されている
。すな わち、RO
膜の設備を有する浸出水処理施設においては、放射性セシウ
ムが混入したとしても放流水中の放射性セシウム濃度は極め
て低く抑えられる可能性がある。但し、RO膜で処理した際に
濃縮水が発生し、濃縮水中の安定セシウム濃度は原水の2~6
倍程度となっていた。また通常、濃縮水は蒸発乾固し、固形
残さとして廃棄されることから、実際に放射性セシウムを対
象として除去する場合には、濃縮水の取り扱いも含めて検討
する必要がある。また、RO膜を含めた脱塩設備では同様の効
果が期待さるが、全国 1,988 施設の一般廃棄物の最終処分
場のうち表 10.3 に示す脱塩設備が導入されている施設は
35施設であり、関東~東北(1都 12県)では 521 施設のう
ち 6施設となっており、一般廃棄物最終処分場における導入
割合は非常に低いのが現状である。




参考資料:除去性能確認のための指標である安定セシウムに
ついて 一般廃棄物の焼却灰(主灰、飛灰)には、数 mg/kg
程度の安定セシウムが含まれており、焼却飛灰からの溶出率
は放射性 Cs と同様に高いことがわかっている。図 8.1 は、
実際の浸出水原水の安定セシウム濃度を電気伝導度(EC)と
ともにプロットしたものす。100μg/L を超える安定 Cs が
浸出している施設もあります。このことは、放射性 Cs を含
む焼却飛灰を通常と同様に埋めてしまうと、相当程度浸出し
てくる可能性を示唆している。そのため、溶出しやすい焼
却飛灰(ばいじん)を埋立処分する場合は、下部に土壌層を
敷設したり、上部にキャッピング(難透水層・隔離層)を施
して、水との接触を低減 することが重要です。 また、図に
おいては、浸出水処理施設における安定セシウム濃度は EC
(電気伝導度) との相関関係が見られます。EC が高いとい
うことは、塩類濃度が高く、埋立地に焼却灰 が相当程度埋
め立てられていることを表していると考えられ、放射性 Cs
を含む焼却灰を 埋立処分する場合も、EC のモニタリングが
重要な意味をもつ可能性もある。


                     この項つづく

【エピソード】





本年度もよろしくお願い申し上げます。
今朝は時雨れるも、降雪でなくラッキーだったが、伊勢大神
楽「渋谷章社中」の獅子舞が町内を練り歩く総回り日とあっ
て、恒例の正午ごろ、獅子舞(かまど祓い)、門先お祓いし
て頂いた。その折、頂いた機関紙に、昨年の十月二十九日と
三十日に文化と芸術で地域を活性化しようと、同実行委員会
と日野町文化振興事業団が主催し、2018年から行われてきた
綿向神社境内で行われたイベント「HINO BIG TIMEGROOVE
VOL2」の記事に日野町出身でニューヨークを拠点に活動す
る世界的な壁画アーティストの「DRAGON 76」※さんがプ
ロデュ-スし、シンガーソングライターの大門弥生さんらと
共に伝統芸能バンド演奏・獅子舞演舞を行われたことが紹介
しれていて「共生と地域文化のスパイラル・アップ」として
見つめ直す機会にとなりました。

 大門弥生

※ 宗教法人神道伊勢太神楽教 教務本庁 〒569-1039 大阪
府高槻市清水台1-9-30/日野布教所 〒529-1641 滋賀県蒲
生郡日野町日田304 

DRAGON 76(1976年9月9日 - )は日本のアーティスト。
滋賀県日野町出身、大阪芸術大学附属大阪美術専門学校卒。
主に壁画やライブペインティングや個展の開催等の活動を行
っている。2016年からは拠点をニューヨークに移し活動中。




PS. そろそろ動き出したが、連絡が取れない方も2、3あり
ました。1名は健在でした。ミーティング場所を本日確認に
出かけます。キャンセルのばあい、他を当たります。


【脚注及びリンク】
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城南学区体育センタ建設関連事業

2021年04月29日 | 日誌


作成日:2021.4.29|更新日:

新市民体育センタ建設事業
4月25日(日)、彦根市長選挙が終わったが新人の和
田裕行氏が庁舎耐震化工事のリーダーシップのなさ?が
尾を引き大久保貴市長を破り当選したが、このテーマの
市政課題を継続記載していく。

コンパクトシティー構想と
城南学区体育センタとサンパレス集約

地方圏の自治体の一つの政策志向に「コンパクトシティ」
がある。国土交通省がとりまとめた国土整備計画『国土
のグランドデザン2050~対流促進型国土の形成~』(20
14年)にコンパクトシティの言及がある。例えば、同計
画に「人口減少・高齢化が進む中、特に地方都市におい
ては、地域の活力を維持するとともに、医療・福祉・商
業等の生活機能を確保し、高齢者が安心して暮らせるよ
う、地域公共交通と連携して、コンパクトなまちづくり
を進めることが重要です」と述べている.。「空間的に
小さいながらも都市機能が充実している地域」と捉えら
れる。治体は国に先駆けてコンパクトシティに取り組ん
できた。先進事例は青森市や富山市などが挙げられる。
また近年では、夕張市(北海道)が注目を集めている。
夕張市は地域再生計画の中でコンパクトシティを位置付
け、同市の構造を小型化することに意図を置いている。
さらに、コンパクトシティを行政計画に位置付ける事例
も登場している。例えば、美唄市(北海道)の「美唄市
コンパクトシティ構想」や大村市(長崎県)「大村市コ
ンパクトシティ構想」などがある。コンパクトシティは
爆発的に自治体に広がっていくというわけではない。し
かし地方圏の自治体を中心に少しずつ浸透しつつある。


「コンパクトシティ」とは何か
コンパクトシティに決まった定義はない。OECDの報告書
『コンパクトシティ政策:世界5都市のケーススタディと
国別比較』では、①高密度で近接した開発形態、②公共
交通機関でつながった市街地、③地域のサービスや職場
までの移動の容易さ、という特徴を有した都市構造がコ
ンパクトシティと定義している。多くの定義を参考にす
ると、「空間的に小さいながらも都市機能が充実してい
る地域」と捉えられる。経済学には「集積の利益」とい
う概念がある。人口や産業などが一地域に集積すること
により、様々な利益が生じるという理論である。そこで、
コンパクトシティは、この集積の利益が前提にある。自
治体運営に関して言うと、一定の地域に人口が集中(集
積)したほうが、行政サービスを提供するのに効率がよ
い。また行政サービス費も限定的になるため、自治体財
政に優しいと考え、「一極集中」が最善であるとの考え
に傾くが、都市の中心部に行政,商業,住宅などさまざ
まな都市機能を集中させた形態,またはその計画(都市
計画)。大都市の膨張によって近郊市街地への人口移動
が進行し,アーバニゼーションが加速したことで,都市
が無秩序に広がるスプロール現象が問題となり,都市機
能を徒歩圏内に集約させた小規模な町づくりの必要性が
唱えられた。ヨーロッパでは 1990年代から提言された考
え方で,職住近接による交通渋滞の緩和や自動車利用率
の減少,農地・緑地の保全を目的とする。さらに商店街
の活性化や地域社会(コミュニティー)の復活が相乗的
な経済交流につながると考えられている。こうした施策
は特に,自治体の財政難や人口減少によって都心の空洞
化が進む地方都市で重要とされる。

彦根市新市民体育センター建設事業


経過:
🔽2015.09.01 彦根市議会 平成27年9月定例会 奥野嘉己
彦根市会議員の高齢者の交通手段の確保についての質疑
のなかでコンパクトシティの概念について次のようなや
りとりが交わされている。

「現在、国におきましては、ここ数年言われていたコン
パクトシティという概念よりもさらに小面積を対象とす
るコンパクトビレッジという概念を唱えようとしている
ように聞き及んでおります。すなわち中心となる大字や
地域の中心地に諸機関、公的機関だけでなく、小売店、
医療機関等を集め、各村の間はローカルの交通機関で結
ぶというもののようです。今後、行政において研究され
るであろうコンパクトビレッジ展開のキーとなるであろ
う交通体系整備の観点で、その趣旨は高齢者の交通手段
の確保ですが、南部市域でのバス路線の衰退、現行の愛
のりタクシーの使いにくさの現状を踏まえて、当局の見
解をお聞きしたいと思います。」「(下山隆彦市建設部
長)まず、内閣府地域創生推進室が提唱するコンパクト
ビレッジですが、生活、福祉サービスを一定のエリア内
に集め、周辺集落と交通ネットワークなどで結ぶ小さな
拠点を形成する、主に中山間地域での拠点整備を想定し
た取り組みであります。議員ご質問の南部地域は彦根市
の南部地域であります。そういう位置づけであることか
ら、概念としましては、本市が進めようとしている国土
交通省所管の多極ネットワーク型のコンパクトシティの
概念が適合するものと考えております。ご質問の高齢者
の交通手段の確保でありますが、公共交通が果たす役割
は大きいものと思っております。本市南部地域の公共交
通につきましては、一部に路線バスも運行しております
が、主には愛のりタクシーです。本市の南部地域におけ
る愛のりタクシーは、現在5路線を運行しており、便数
は1日当たり11往復と、彦根市内のバス路線に比べても
多く、通院や買い物など主要な目的地に乗り換えなしに
出かけることができ、主に高齢者の方の交通手段として
多くの人に使われており、他都市のデマンド交通に比べ
ても高い利便性を備えているものと認識しております。
今後は、さらに充実した公共交通の実現に向け取り組む
とともに、利用方法についての広報を積極的に行い、さ
らに多くの方にお使いいただくよう取り組んでまいりま
すので、ご理解よろしくお願いいたします。」「(奥野
嘉己市会議員)愛のりタクシーの認識が私と違うような
感じがいたしました。それを踏まえた上で、次の細項目
5に移ります。埼玉県東松山市のデマンドタクシーにつ
いて。先般、埼玉県東松山市9月議会で検討中のデマン
ドタクシーのニュースがありまして、今後の高齢者の交
通手段の確保の観点でぜひ研究を行っていただきたいと
思いまして、ここで取り上げました。愛のりタクシーを
否定するものではございません。愛のりタクシーは、交
通手段がないご高齢の方に非常に喜ばれているとは思い
ます。ただ、病院へ行って、治療が終わった後で電話を
かけてもなかなか来ないなど、使い勝手の面でもう一つ、
二つ、改善が要るのではないか。一つの例として研究を
お願いしたいということで挙げております。東松山市で
は、ほぼ自分の自宅から行き先まで、ドア・ツー・ドア
に近い形で実施しようとされているようで、登録した市
民が利用でき、利用距離によって値段が若干振れるので
すが、タクシーのメーター料金との差額を市が負担する
という形のようです。交通弱者の救済にはいいと思いま
す。一方、それまであった公共交通のバス路線は廃止の
方向へ持っていき、そこに入れていた市の補助金をこち
らの支払いに充てる。まだまだ情報が少なく、市の財政
面の負担がどの程度になるのか、公共交通の維持と管理
の面でどのような問題があるのか、いろいろ議論をして
いかなければいけないとは思います。現行の愛のりタク
シーのシステムでいいということではなく、少しでも改
善の方向でいろんな事例の研究を行っていただきたいと
思います。ご見解をよろしくお願いいたします。」「(
下山隆彦市建設部長)埼玉県東松山市にお聞きしました
ところ、デマンドタクシー関連の補正予算案が9月議会
に提案されており、可決されれば本年12月にも運行が開
始されるとのことでありました。予定されている運行の
仕組みは、あらかじめ登録された市民の自宅と乗降ポイ
ントをタクシーで運ぶもので、家族などの同乗者を除き、
乗り合いはしないことになっております。利用者の負担
額は、タクシーのメーター運賃によって決まることとな
っており、2,000円未満で1運行500円、2,000円から
3,000円で1,000円、3,000円以上では1,500円となってお
ります。本市の愛のりタクシーは、登録はなし、停留所
での乗降で、乗り合いができ、利用者の負担額は1人当
たりで450円、900円の2段階に設定しております。この
ことから、1運行当たりの利用者負担額は東松山市のデ
マンドタクシーの方が高くなると思われますが、自宅か
ら利用できる点において利便性は高いと思われます。ま
た、東松山市は人口が9万人弱で、行政が運行補助を行
っていない路線バスが三つの事業者により1日444便運行
しているとのこ新市民体育センター整備基本計画とであ
ります。本市では、1日165便で、運航補助を行っていな
い便数は36便であります。このことから東松山市のデマ
ンドタクシーは、既に十分に整備された公共交通環境の
中で補完的に機能するものと考えられ、主に公共交通空
白地域を対象に生活に必要な最低限度のサービスを効率
的に提供することを目的とする本市の愛のりタクシーと
は、その役割が異なっていると考えられます。」「(奥
野嘉己市会議員)よくわかりました。その違い等も含め
て、これからまたいろんなところでいろんなアイデアが
出てくると思います。繰り返しになりますが、今日時点
での愛のりタクシーが100点ではないと思っていますので
利用者の利用アンケート等も含めて、改善の方に向かっ
てよろしくお願いしたいと思います。」奥野嘉己市会議
員)よくわかりました。その違い等も含めて、これから
またいろんなところでいろんなアイデアが出てくると思
います。繰り返しになりますが、今日時点での愛のりタ
クシーが100点ではないと思っていますので、利用者の
利用アンケート等も含めて、改善の方に向かってよろし
くお願いしたいと思います。」


🔽2016.04.01 滋賀県彦根市は「新市民体育センタ」の建
設地を、南彦根駅西側にある「ひこね燦ぱれす」(彦根
市小泉町)の南側に隣接する市有地を含む一帯の土地に
決めた。現在の施設を移転し、新施設を建設する。新市
民体育センターのメインアリーナは、ハンドボールコー
ト2面を確保できる広さとし、観客席は固定席と可動席
を合わせて2000席以上で検討する。サブアリーナの規模
はバスケットボールコート1面分とする。2024年に開く
「第79回国民体育大会」などの主会場に県立彦根総合運
動場が決まり、主会場の整備に合わせて市民体育センタ
の移転が必要になっていた。現在は学識経験者などで構
成する検討委員会を設け、基本計画の策定を進めている。
国体主会場に隣接し、再整備を検討している金亀公園に
対する「金亀公園再整備基本計画」とともに定める。
「新市民体育センター整備基本計画および金亀公園再整
備基本計画検討委員会」は15年8月19日の第1回委員会か
ら3月23日までに計4回開いた。委員長は松岡拓公雄滋賀
県立大学教授が務めている(新市民体育センターの建設
地は「ひこね燦ぱれす」南側に決定/メインアリーナは
観客席2000席以上で検討/彦根市,| 建設ニュース)。

🔽2016.08.03 滋賀県彦根市は、「新市民体育センタ整
備基本計画(案)」を公表。施設はハンドボールコート
2面のメインアリーナや、バスケットボールコート1面
のサブアリーナなどで構成し、観客席は2500席から3000
席程度とする。延床面積は約1万500平方㍍を見込む。
2016年度から設計に着手し、18年度から21年度にかけて
造成・施工する。整備手法は従来手法とする。概算工事
費は約60億円(延べ1万1600平方㍍を想定、16年度後半か
ら設計に着手/新市民体育センタ整備基本計画(案)を
公表/彦根市, 建設ニュース)。「新市民体育センタ整
備基本計画および金亀公園再整備基本計画検討委員会」
が検討を進めてきた。新市民体育センタのほか、市施設
「ひこね燦ぱれす」と弓道場を合築する。建設地は「ひ
こね燦ぱれす」南側に隣接した市有地を含む土地に決め
ている。JR南彦根駅から徒歩4分に位置する。導入機
能は、メインアリーナ、サブアリーナ、観覧席、ランニ
ングコース、トレーニング室、弓道場、多目的ホール、
ダンススタジオ、会議室・研修室・来賓室、キッズルー
ムなどとしている。駐車場は450台から500台分を確保す
る。概算工事費は約60億円で、新市民体育センタの外構
費・造成費と、「ひこね燦ぱれす」の解体費は含んでい
ない。PFI方式なども検討したが、早期に設計に着手
する必要があるため、公設による整備を選んだ。現市民
体育センタの規模は、RC造2階建て延べ4749平方㍍。所
在地は彦根市松原町3751-7の敷地1万6110平方㍍。1980年
7月12日に竣工した。
🔽2017.04.13 新市民体育センタについては「今後、武道
館やスイミングセンターを整備できるように、拡張性の
ある場所に建設するべき。計画されている南彦根駅前は
福満遺跡や住宅地もある。ひこね燦ぱれすも取り壊す必
要はない」と見直す考えを示している(彦根市長選を前
に、滋賀彦根新聞とエフエムひこねが立候補予定者3人
にインタビュー, 滋賀彦根新聞 )。
🔽2018.05.28 市長選前の昨年1月にも平成29年度から
5年間の財政計画を公表し、大久保貴市長は市長選前後
に「市の財政は改善した」と強調していたが、来年度か
ら5年間の市中期財政計画を更新し、毎年約24億円から
約35億円の財源不足----市は昨年1月時と比べて、国の
方針変更で地方交付税が今年度の約50億円から来年度以
降38億5000万円で推移すると下方修正。また扶助費(社
会保障関係費)と国体関連など投資的経費の伸びがさら
に大きくなると改めたため、来年度以降の財政収支の見
込額と大きなかい離が生じると判断----が見込まれると
発表。市によると、来年度の財政収支見通しは歳入が
429億4837万円、歳出が453億7730万円で、24億2892万円
の赤字に転落。翌年度以降も29億円超から35億円超の財
源不足となり、実質公債費比率(収入に対する負債返済
の割合)も4年後以降から10%以上に悪化すると推算し
ている。
市は財源不足への対応として、来年度の予算編成から部
局ごとで事業精査を行った後に予算要求をする枠配分方
式へ見直すほか、市職員の時間外手当の前年度比10%削
減や緊急性の低い投資的事業の精査などで歳出を抑える
。これに対し、大久保市長は会見で「最悪のシナリオを
示したまでで、市民の皆さまに知っていただきたいとい
う警鐘。そのようにならないように努力をする」と述べ
た。一方で、昨年の市長選時に市長は「市の財政は極め
て健全で、市民には説明が不足している」と正反対の内
容を話していたが、その考えを改めた理由ついて、市長
は財政調整基金の残高見込み額や扶助費などの見込みが
甘かったことを認めつつ「財政の状況は日々動いている」
とあいまいな回答に終始した。また投資的事業のうち、
新市民体育センター(約64億円)や、金亀公園再整備(
約24億円)について、市長は「全体の進捗に合わせて整
備を進めたい」と計画通り進める考えを示していた(滋
賀彦根新聞, 2018.06.07)。

🔽2019.09.26 彦根市が新築移転の計画を進める体育館な
どを含む運動施設「新・市民体育センター」について、
市は26日、建築工事の入札が不調に終わったことを明ら
かにした。「新・市民体育センター」は、2024年に滋賀
で開催される国民スポーツ大会の競技会場にもなってい
る。「仮称・彦根市新市民体育センター」は、2022年4月
のオープンを目指し、JR南彦根駅から徒歩4分の場所
へ新築移転される予定でした。センター内には、およそ
2700人が収容できる体育館や、弓道場などがあり、2024
年の滋賀国民スポーツ大会では、ハンドボールと弓道の
競技会場にも決まっている。彦根市は、電気・機械設備
を含む建築工事費を69億1000万円と見込んでいたが、26
日に行われた3回にわたる建築工事の入札結果は、いず
れも、業者の入札価格が市の予定価格を超え、入札は、
不調に終わる。入札は2者(岐建;:\50..87oku、青木あ
すなろ-材光Joint:\55.8oku)のみで、うち1者は、2
回目以降の入札を辞退。入札不調を受け彦根市の大久保
貴市長は、「速やかに応札者などへの聞き取り調査を行
い不調となった原因の分析を行うとともに今後の対応を
検討する」とコメント。彦根市の入札を巡っては、市役
所本庁舎・耐震化工事の入札が相次いで不調に終わって
いて、彦根市は、大型事業の「入札不調問題」をまた、
新たに抱える形(2者応札も入札は不調/新市民体育セ
ンター建設工事/彦根市 | 建設ニュース, 2019.09,26)。

🔽2019.09.28 新市民体育センタの入札も不調 予定価
格超、2年後完成微妙に:南彦根駅前に整備予定の「(
仮称)彦根市新市民体育センター」の建設工事の入札が
26日、計3回にわたって行われたが、いずれも予定価格
を超過したため不調に終わった。新市民体育センタは約
3万5000平方びの敷地に、3階建て延べ約9732
平方びのスポーツ棟、2階建て延べ約2544平方封の
まちなか交流棟、403台分の駐車場などを整備。その
うちスポーツ棟には、1階にメインアリーナやサブアリ
ーナ、ダンス室、トレーニング室など、2階に観客席や
弓道の遠的場、会議室、研修室など、3階に弓道の近的
場が設けられる。事業費は一昨年8月の基本設計時が63
催7000万円だったが、実施設計時が74億9000万
円と増え、基本設計時にはなかった外構工事などを含め
た総事業費は82億2000万円と大幅に増額した。入札
は予定価格を非公表で行われ、岐建滋賀支店と青木あす
なろ・材光特定建設工事共同企業体が参加。午前9時の
1回目を終えて共同企業体が辞退し、岐建1者による入
札が午後2時過ぎと同4時過ぎに行われたが、3回目の
50億3500万 円も予定価格を超過し不調に終わった。
建築工事の入杜不調に伴い、27日の電気設備工事と機械
設備工事の入札は行われなかった。市は2021年10月
下旬までに完成させて22年度中からの供用開始を目指し
ている。入札結果と再入杜の時期について、大久保貴市
長は「速やかに応札業者への聞き取り調査を行い不調と
なった原因を分析し、今後の対応を検討する」とコメン
トしている。(滋賀彦根新聞 2019.09.28)

🔽2019.11.27 、彦根市は、南彦根駅近くに整備予定の「
(仮称)彦根市新市民体育センター」の建設工事の予算
額を13億1000万円増額すると発表。今年度分の増額分(
5億1440万円)の補正予算を12月議会に提案する。事業
費は一昨年8月の基本設計時が63億7000万円だったが、
実施設計時が74億9000万円と増え、基本設計時にはなか
った外構工事などを含めた総事業費は82億2000万円と増
額。しかし9月26日の建設工事の入札では参加した2業
者とも市の予定価格を上回り不調に終わった。市は入札に
参加した業者を含む6社にヒアリングを行った結果、元
請の大実在や下請けの専門業者ともに手持ち工事が多く、
受注意欲が低い状況のため価格の高騰につながっている
として増額を決めた。建設工事の予算額は次年度以降の
債務負担行為を含めて当初が69債1000万円だったが、
今回発表が82債2000万円と増額。外構工事や解体費など
を含めた総事業費も当初から12債5000万円増の94他7000
万円となる。市は財源確保策として、個人や団体、企業
から1億円以上の寄付を募ると発表。時期や方法につい
て今後検討していく。ほかにネーミングライツ(施設の
命名権)も募集する予定。今後のスケジュールは補正予
算を12月議会に提案し、12月下旬に公告を行い、来年2月
に開札と仮契約、3月に本契約を締結し、2022年6月の完
成予定、12月の供用 開始を目指す。当初は22年4月の供
用開始予定だった。大久保貴市長は会見で「公共事業の
6割の入札が不調の時代。入杜結果を検討する中で増額
をお願いしたい。市民に喜んでいただける施設を市民の
皆さんと一緒に作りたい」と述べた。12月議会2日開会
彦根市は12月2日開会の定例会一般会計補正予算案(15
億1543万円)など27議案を提案する。質疑ならびに個人
の一般質問は9目から11日、採決・閉会が23日の予定。
(「市民体育センター建設費用13億円増、入札不調で
再び、財源確保へ寄付募る」、滋賀彦根新聞)


 
彦根市スポーツ・文化交流センタ建設工事進捗状況
🔽2021.04.09 スポーツ棟では、1階床のスラブ工事中
まちなか交流棟は、基礎工事開始。また、仮囲いには新
たに園児の絵画で施行。令和4年12月開館予定。(詳細
は上写真クリック参照)



見解:
優先度的側面から各事業評価すれば、①耐震化事業→②
国体開催事業→③広域ゴミ焼却場建設事業となりこれら
3つを1つの事業クラスタと見なせば、本事業はセカン
ドプライオリティの事業クラスタに含まれる。そして、
これらは従来の建設土木事業主体であり、昨今の大規模
気象変動・中南海地震及び防災的側面(福島第一原子力
発電所事故・東日本震復興事業・東京オリンピック及び
大阪万博開催事業・リニア中央新幹線建設事業)を考慮
すると膨大な温暖化ガス排出量・膨大な総工数量や価格
高騰のリスクを伴うことが予測される。従って、各事業
の遅延はある程度はやむを得ないと考えられる。

                   この項つづく

【エピソード】 

 

【脚注及びリンク】
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  1. 謎の感染拡大〜新型ウイルスの起源を追う〜」
    NHK、2020/12/27
  2. ESG地域金融』で地域を元気にする 環境ビジネス
  3. スウェーデンでゴミの99%を有効利用する「リサ
    イクル革命」が起きている(動画) ハフポスト
  4. 『環境ビジネス 2020年夏季号』
  5. 滋賀県に根づく『三方よし』の経営を実現,環境
    ビジネス,2020年冬季
    号   
  6. 環境への取り組み CSR(企業の社会的責任)佐
    川急便株式会社
  7. 彦根市一般廃棄物処理基本計画の進捗状況評価に
    ついて(平成30年度) ,
  8. 滋賀県出身の人物一覧Wikipedia

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ごみ焼却場建設問題再考Ⅱ

2021年03月27日 | 日誌


作成日:2021.3.27|更新日


 ごみ焼却場建設問題再考Ⅱ

広域ごみ焼却場建設の経過
そもそも、現在同市野瀬町にある清掃センタが11、12年後
には老朽化で使えなくなるため、市は愛荘・豊郷・甲良・
多賀の4町と合同で新焼却場の建設を計画しているが、場
所の選定が下記のように難航する。現在の焼却場は1977年
に完成。ダイオキシン対策として2001年に焼却炉などの主
要設備をほぼ全面的に更新した。清掃センタの岩根孝典施
設係長によると、焼却場の耐用年数は一般に、建物が50年
、設備が25年。共にあと11~12年で更新する必要がある。
しかし、既に清掃センタではトラブルが発生している。
2015年5月末、ごみ焼却施 設が突然、全面ストップ。3
基ある焼却炉の一つで制御盤が故障し、ネットワーク化さ
れている全体のシステムが停止したのが理由とか。制御盤
の更新時期はメーカ推奨で10年だったが、経費節約のため
市は継続して使用。17年目となる来年、更新する予定だっ
た。トラブルのため、市は急きょ、三重県伊賀市の民間焼
却施設にごみ焼却を委託。復旧までに計5年間で250トン
を運び込み、運搬や焼却などに約970万円を支出した。老
朽化している部品は他にもあり、関係者は「今後もトラブ
ルや事故が起こりうる」と警戒感を強めていた。



1市4町の人口は計約15万4,000人。市によると新焼却場で
は、家庭ごみと、市町内の事業所から出る紙くずなどの可
燃ごみを燃やすこととしており、1日約154トンの処理能
力が必要になる。土地を除いた総工費は総額約100億円以
上。3分の1を国からの補助でまかない、残り3分の2を1
市4町で負担する。
一方、新焼却場には、金属などの資源
ごみのリサイクルセンターも同時に建設する計画で、関係
者は全体で4万?5万平方メートルの用地が必要になると
見込む。建設計画を進める彦根愛知犬上広域行政組合にと
って、この場所探しが最大のネックとなっいた。
最初に彦根市石寺町の荒神山東側が候補地として挙がり、
地権者や自治会の理解も得たが、土地がもともと沼地で地
盤が弱く、建設には不適切と判明。次に同市三津町の土地
を検討して地元説明会を開いたが、地権者や自治会の反対
で13年3月に計画が頓挫した。組合の林善和・建設推進室
長は「用地が決定すれば全体の7割が進んだのと同じくら
い」と語る。

こうした苦い経験を踏まえ、組合は昨年12月「彦根愛知犬
上地域ごみ処理施設建設候補地選定委員会」を発足させた。
今年10月から約10カ月間、1市4町内の地権者や自治会か
ら候補地を公募する予定で、候補地周辺の「まちづくり支
援」も検討するとしていた。仮に公募で用地が決定したと
しても、地元説明会や2、3年間はかかるという環境アセ
スメントが必要で、工事にも3年間近くかかるという。林
室長は「10年といっても決して時間に余裕はない」とした
うえで、「ごみ焼却場は迷惑施設というイメージが先行す
るが、現在の施設はダイオキシン類もほぼ発生せず、悪臭
も周辺へ拡散しない。新施設では、焼却熱を使った発電
なども考えたい」と話していた。



経過:
.1999.03 滋賀県が「滋賀県一般廃棄物処理広域化計画」
を策定。一般廃棄物の処理を広域で行う方針が示される
2002.06 当時の1市7町で「湖東地域一般廃棄物処理広域
化事業促進協議会」を発足。湖東圏域におけるごみ広域処
理の検討が始まる。
2009.05 候補地(彦根市石寺町地先)での建設を地盤の問
題により断念。
2009.05 「湖東地域広域ごみ処理施設整備基本構想」を策
定。
2011.03 既設の行政組合に新たに建設推進室を設置し、事
業主体となる彦根愛知犬上広域行政組合を設立。
2012.08 「循環型社会形成推進地域計画」を国に提出。
2013.02 環境大臣から循環型社会形成推進地域計画の承認
を受ける。
2013.03 候補地(彦根市三津、海瀬町地先)での建設を断
念。
2014.02 建設候補地の選定に公募方法を採用することを決
定。 2014.08 新たに候補地選定委員会を立ち上げ、促進
協議会は平成26年度末で解散することとなる。
2014 12 「彦根愛知犬上地域ごみ処理施設建設候補地選定
委員会」を発足。
 ~2016 03 募集要件、選定要件、評価・選定、について
所掌 選定委員会により選定評価の項目決定[1~9回開催]
2015 10 建設候補地の公募開始。 2016 07 ごみ処理施設
建設候補地の応募締切。(5件の応募 彦根市3件、愛荘
町2件)
2016 09 選定委員会による選定評価 [10~15回開催]
2017 02 資格判定評価(一次審査)、適性評価(二次審査)
2017 02~06 当組合管理者会による検討。 (全7回開催)
2017 06 建設候補地を愛荘町竹原区に決定。
2017 07 建設候補地、建設候補地近隣区および秦荘東小学
校区対象の住民説明会開催。(全10回開催)
2017 08 当組合議会において、新しいごみ処理施設の設置
位置を定め、変更する場合には、議会の議決を必要とする
条例が制定。
2017 10~2019.08 「彦根愛知犬上地域新ごみ処理施設整
備基本計画検討委員会」を発足。[1~7回開催] 
2017.10 彦根市議会において彦根愛知犬上地域ごみ処理
施設に関する慎重審議を求める意見書が提出。
2018 03 環境大臣から循環型社会形成推進地域計画(第
2次)の承認を受ける。
2018.08 当組合議会において「彦根愛知犬上地域ごみ処
理施設整備基本計画」を定め、または変更(軽微な変更を
除く。)する場合には、議会の議決を必要とすることを条
例に追加。
2018.11~2019.03 施設建設に係る当組合管理者会と当組
合議会運営代表者との意見交換会開催(全6回開催)
2019.02 当組合議会において「愛荘町竹原区の白紙撤回
を求める決議案」が全会一致で可決。
2019.04 建設候補地を竹原区1か所に決定したことを白紙
撤回。
2019.04 初の応募地5地区に対し、候補地再選定の方針、
今後の進め方等に係る合同説明会を実施し、補地名の公開
を前提とする再選定への参加意向を確認した結果、彦根市
からは、原町、西清崎町 下西川町、愛荘町からは竹原区
の4地区が再応募。
2019.08.31 建設候補地の調査費を可決, 広域ごみ、獅山
議員「選定前は不当」
彦根愛知犬上広域行政組合の議会定例会が2019年08月28日、
豊栄のさとで開かれ、9月末に選定が予定されている新た
な広域ごみ処理施設の建設候補地の事前調査費など補正予
算案(7502万円)が賛成多数で可決された。事前調査費の
項目は、環境影響評価、地質・断層、地歴、地形測量、施
設整備・造成等基本設計。2020年度からの債務負担行為の
限度額として、23年度までの環境影響評価業務が2億5718
万円、21年度までの施設整備・造成等基本設計業務が6085
万円を計上している。債務負担行為を除く、3項目は今年
度中に実施される。質疑では獅山向洋議員が「候補地が未
定の段階で予算を提案するのは行政の手順を無視した不当
行為。内容不確定な大事業に議会が白紙委任状を交付する
のと同然」と指摘。甲良町の西澤伸明議員も同様の質問を
した。これに対し、同組合の事務局は「予算額は最も高額
の候補地を想定して積算した」爾境影響評価などが遅れれ
ば、施設の建設時期も延びる。スケジュールに遅れが出な
いようにしたい」と理解を求めた。採決では賛成12反対5
で可決された。候補地の選定に向けて、今後は彦愛犬の首
長らによる管理者会が組合議会の運営代表者らとの意見交
換をしながら候補地を9月中に選定し、組合議会に報告す
る運び。
2019.10.09 広域ごみ「西清崎」で調整へ 彦根市建設候補
地4ヵ所から:彦愛犬の新しいごみ処理施設の建設候補地
について、1市4町の首長らによる管理者会が4候補地の
うち彦根市西清崎町に選定した模様だ。彦根愛知犬上広域
行政組合は、21日の臨時会で公表する予定。昨年までの建
設候補地だった愛荘町竹原地区が組合議会などの反対で白
紙化したため、同組合は候補地の再選定に向けて19年4月
20日に合同説明会を実施。候補地への参加意向を示した彦
根市の原町、西清崎町、下西川町、愛荘町竹原の4ヵ所を
対象に、住民説明会や市民アンケートなどを行った。また
組合議会の反対で候補地の選定が進まなかった経緯がある
ため、今回は組合議会の議員向けの現地説明会も実施。管
理者会は住民説明会や市民アンケートの結果のほか、各候
補地からの提出書類、前回の候補地選定結果報告書を基に
選定を進めてきた。その結果、先月26日の管理者会の話し
合いで西清崎町を候補地に選定することで確認したという。
今月7日の同組合の全員協議会にも報告した模様で、21日
に正式発表する予定。ただ、ほかの候補地を推す組合議会
の一部議員は今回の管理者会の決定に慎重姿勢を示してお
り、今後の動向が注目される。(滋賀彦根新聞, 2019.10.
09)
2019.10.23 彦根愛知犬上広域行政組合(彦根市と愛荘、
豊郷、甲良、多賀の4町で構成)の議会は21日、新ごみ処
理施設の基本計画案を可決した。彦根市西清崎町地区に建
設し、2017年度の稼働開始を目指す。計画では、約4万9
千平方だの敷地に二つの焼却炉、やリサイクル施設などを
建設。24時間稼働し、1日1144~147㌧を焼却する。総事
業費198億6千万~201億6千万円(用地取得費などを除く)。
全地権者から土地取得の同意書を得ているという。予定地
は国史跡の古墳や公園がある荒神山の南東にあり、組合は
「景観や環境に配慮する」としている。(朝日新聞, ごみ
処理施設計画案を可決 彦根・西清崎町で27年度稼働へ,
2019.10.23)
広域ゴミ焼却場2019.10.26 彦根愛知犬上広域行政組合は2
1日に豊栄のさとで開かれた組合議会の臨時会で、彦愛犬
の新しい<広域ごみ処理施設の建設候補地を西清崎地区に
すると公表した。組合議会には建設候補地を西清崎地区に
すると明記した彦根愛知犬上地域新ごみ処理施設整備基 
本計画の議案が提出され た。建設候補地には彦根 市の
原町と下西川町、愛 荘町竹原も選定を目指していた。臨
時会では市町議員から西清崎地区に決めた理由の質問があ
り、管理者の大久保市長は周辺学区での住民説明会、意見
交換会、アンケート調査などの結果や30年間のトータルコ
ストをあげた。建設候補地に決まった面清崎地区は対象面
積が4万9363平方び。耕作放棄地を含む農地や農道の
20件の土地所有者がいる。近くには荒神山神社をはじめと
した寺社仏閣や古墳があるため、臨時会ではそれらへの影
響を懸念する意見が出たが、市長は「建物の配置やデザイ
ンなど景観に十分な配慮をしながら進めていきたい」と理
解を求めた。臨時会では議長の安澤勝市議を除く18人で採
決が行われ、獅山向洋市議、伊藤容子市議、共産党の角井
英明市議と西洋伸明甲良町議の計4人が反対したが、ほか
が賛成し可決された。同組合腿禧、地質・地歴・測量調査
を今年度中に行い、環境影響評価を2023年度まで実施。24
年度からの造成工事に向けて今年度から用地の取得交渉を
行う。24年度から施設の建設工事を開始し、28年度中に完
成、29年度の稼働を目指す。施設の建設費と負担割合につ
いて、同組合は約200億円で、彦根62・19%、営ご14・
64%、豊郷7・80%、甲良7・60%、多賀7・77%と説明。
「国からの交付金や民間手法の検討で建設費は抑えられる」
としている。約200億円には用地の取得・造成、周辺道路
の経費費は含まれていない。同組合は西清崎地区での用地
取得・造成と道路整備費が計約24億8000(万円と、4
地区(
低額は竹原の約7億4,000万円)で2番目の高さになる。
一方、30年間の開城での運搬経費を含むトータルコストが
約31億5,000万円(最高額が下西川町の約57億8,000万円)
と抑えられると解説している。市長も組合議会後の会見で
「西清崎は施設の建設費が高くなるが、トータルコストは
最も安価になる」と強調している。
2021.2.17 ごみ焼却場修繕に13億円:
ごみ焼却場整備(13億2,662万円)=市清掃センタ施設の
長寿命化を目的に燃焼、排ガス処理設備などを2021年度か
ら23年度にかけ大規模修繕。債務負担行為(22年度と23年
度)の限度額は20億1,238万円。
2021.2.17 ごみ処理計画「白紙を」
環境学者が意見書提出:彦根市清崎町に建設が計画されて
いる広域ごみ処理施設に対し、日本環境学会元会長の畑明
郎さん(75)=竜王町=が10日、「自然環境を破壊する」
などとして計画の白紙撤回を求める意見書を彦根愛知犬上
広域行政組合に提出した。
2021.3.13 荒神山トンネル案に「反対」新ごみ処理連絡
協で複数の委員。また、市議会一般質問で大久保貴市長は
「地域の皆さんの意見を聞いて、プロセスを踏んで決めた」
と計画通り進める考えを示している。
以上、経過をまとめてみた。
                   この項つづく



〒521-1101 滋賀県彦根市石寺町 「あのベンチ」


【エピソード】

会員の皆様へ
お花見及び小鮎つりの企画』
新型コロナの第4波のも心配される中ですが、2年間のブ
ランクを経て、何かしなくてはと、見出しの企画を考えて
います。たっだ花見の方は、彦根城や宇曽川(荒神山)の
花見を幹事は個人的に3回ほど済ませており、前者はとり
やめ、後者のを下記のように企画いたいと思います。 
            『記』
1.日 時:5月下旬から6月上旬(9:00~正午)
2.場 所:宇曽川(風船ダム)左岸現地集合
3.天 候:晴天・微風で決行(開催1週間目に幹事が
      調整・詳細連絡)
4.内 容:①小鮎つり、②釣果発表、③野外ランチ
5.備 考:釣り具は原則個人持参。費用は一人千円(ラ
      ンチ食事・飲料水)、ランチは、魚忠「とん
      かつ弁当」、当日クルマの送迎可。
6.連 絡:幹事自宅 0749(23)3747(FA
      
X兼用)、その他、メッセージ、LINE、
      Eメール
                     幹事敬白

        
宇曽川左岸(荒神山) 2021.3.27 13:00        

【脚注及びリンク】
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  1. 謎の感染拡大〜新型ウイルスの起源を追う
    〜」 NHK、2020/12/27
  2. ESG地域金融』で地域を元気にする 環境ビジ
    ネス
  3. スウェーデンでゴミの99%を有効利用する「
    リサイクル革命」が起きている(動画) ハ
    フポスト
  4. 『環境ビジネス 2020年夏季号』
  5. 滋賀県に根づく『三方よし』の経営を実現,
    環境ビジネス,2020年冬季
    号   
  6. 環境への取り組み CSR(企業の社会的責任)
    佐川急便株式会社
  7. 彦根市一般廃棄物処理基本計画の進捗状況評
    価について(平成30年度) ,
  8. 滋賀県出身の人物一覧Wikipedia

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