南彦根駅は、彦根市小泉町にある西日本旅客鉄道(JR西
日本)東海道本線の駅。「琵琶湖線」の愛称区間に含ま
れている。相対式ホーム2面2線を有する地上駅になっ
ており、橋上駅舎を持つ。滋賀県内のJR線の複々線化延
伸を意識したためか、それぞれのホームの外側には2面
4線への拡張に対応した用地が確保されている。しかし、
現在はバリアフリー化のために設置されたエレベーター
によって、一部の用地が占有されているため、構内拡張
は困難となっている。ジェイアール西日本交通サービス
が業務を行う業務委託駅で、彦根駅が当駅を管理してい
る。ICOCAが利用可能。
●歴史
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1981年(昭和56年)6月30日 - 日本国有鉄道(国鉄)東
海道本線の彦根駅 - 河瀬駅間に新設開業。旅客
取扱のみ。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西
日本旅客鉄道の駅となる。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカードICOCA供用開始。
2010年(平成22年)- 列車非常停止警報装置の運用開始。
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●隣接駅
・JR西日本 彦根駅 - 南彦根駅 - 河瀬駅
・近江鉄道 彦根口駅 - 高宮駅 - 尼子駅
- 多賀駅
「十王村の水」は湖東三名水のひとつとして古くから知
られている。この水のことは「淡海録」や「淡海国木間
捜」にも記録があり、「淡海国木間捜」には、西今村の
記述の中に「爰ニ十王水ト云名水湧出ルナリ則海道ノ側
ニテ方ニ、三間四方ニ石ヲ居ヘ深サ尺有余ニテ南ノ角ヨ
リ湧出ル泉ナリ大旱魃ノ砌モ此ノ水絶ルコト無シト云」
とあり、その後書きには、晒布にこの水を用いたところ、
上質の布になったという記述がある。また、水源池の中
央には、六角形のお堂があり、お地蔵さまが祭ていて、
おそらく水源池の水神が竜神として祭ったものだと考え
られる。いつ頃からかは不明だが、「母乳の地蔵尊」と
して地域の人たちに信仰されている。地元住民を中心に「
十王村の水保存会」(約400名)を設立し、水源地と十
王川の周辺の清掃を定期的に行っている(環境省)。
●荒神山神社
【脚注及びリンク】
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1.アーバンネットワーク, Wikipedia
2.近江鉄道 多賀大社前駅
3.近江鉄道 スクリーン駅
4.近江鉄道 高宮駅
5.近江鉄道 彦根口駅
6.近江鉄道 尼子駅
7.いのちの神様 多賀大社
8.名水百選・十王の水 使用の酒・福満、岡村本家販売
9.荒神山神社、公式HP
10.観光情報 - 公益社団法人 彦根観光協会
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