新人ナカータ選手のブログタイトルです。
『まくどちょーらい』
と、読んでしまった私。
体調不良でレースへの参加も見合わせているこの時にどこか軽いトーンで自転車選手が食べたいけどあまり食べてはいけなさそうな食べ物代表『ハンバーガー』を求めるような言葉をブログタイトルに掲げるとは何たる大物さすがレース歴2年の秘密兵器にして大型新人ナカータ。オーマイ。
と、ちょっと思ってみたのですが、そんな事無さそうなので調べてみたらやはりそんな事無かったでようです。
正 『けんどちょうらい』
どうやら盛り返し頑張る決意を表すタイトルらしい。
デビュー戦に出走しなかったのは秘密兵器だからなのではないか!?との噂も流れているようですが、流れてない?
面倒くさいのでそういう事にしておきます。笑
とにかく、2週間にわたり沖縄へキャンプ~レースへ遠征に出ていましたが、ようやく帰阪しました。
今回、私もチャンスがあれば頻繁にバイクに乗っていたのですが、そのうち何度かは選手のトレーニングへ部分的に参加したものでした。
選手が行う走行のスピードは私一人でのライドでは到底再現できない領域ですが、彼らの切り裂く空気の後ろに入る事で同じように走行できます。
合宿最終日にはチームエース、入部選手の後ろにつかせてもらい数十分間の高速巡航走行。
走路はアップダウンの連続で身体にかかる負荷は高いながらも、彼のスムーズで無駄のない走りに助けられなんとかフォローを続けます。
最後には数分の上り坂。
ここまで数十分間食らいついた私ですが、最後の坂も苦しみがピークに達しながらも何とか離れずに走行。
帰ってパワーデータを見てみると、自分のデータを扱い始めたここ1年半で最も高い出力値が出ているではありませんか!
自分の体力の向上が見て取れるパワー計測機器は、気持ちの高揚に繋がりトレーニングやエクササイズの意味を大きくしてくれますね。
そういえば、この合宿、チームに大きな前進がありました。
選手の間で、パワーデータの管理がムーブメントをおこしたのです!
見てください。
夜選手の部屋に入ってみるとデータ管理の勉強会が始まっているではありませんか!
何をいまさら。
と、思われるかもしれませんが、普段データを利用してトレーニングしている選手でも、PCで管理する事は中々手間なような気がしてやらない選手も多いのです。
パワーデータは無くても、気持ちの強さや勘の良さで強くなる事はできます。
その方が面白いと思う人もいるかもしれませんし、私もそう考えていました。
しかし、データと向き合う事でトレーニングや目標に向き合い、活動の意味を深める事が比較的容易に出来るような気がします。
選手としてだけでなく、今後彼らが何らかの形で自転車に携わるときにも、経験は大いに役立つに違いありません。
自転車の上で過ごす時間が多いロード選手は、出力、心拍、だけでなく、場所、ルート、気温といったデータをのまま日記のように見返す事も出来ます。
私は現役時代には、たまに日記を書いていた程度で多くを記録していないので、彼らの環境はうらやましく思います。
シマノレーシング選手は「FC-R9100-P」とガーミンコンピューターを利用しています。
高価なものですが、価値はとても高いと感じています。皆さまもいかがでしょ?と宣伝してみる。
厳しい合宿ではトレーナーからボディーケアをしてもらいます。
写真は筋の張りをとるために針治療を施す小山選手。
『ハムストリングに針15本』こんなデータも自動で記録できる時代ももうすぐでしょうか。なんか嫌な気もしますが。
写真は最後のトレーニングを終え、沖縄の陶磁器を求めてさまよい歩く鳴島マッサー&秋田選手&湊選手。
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