先日のレースで我がチームの鈴木さんが優勝しました。
2位には昨年まで我がチームで走っていた鈴木さんが入ったわけです。
勝負が決まった瞬間鈴木さんが笑いました。
もちろん勝者の鈴木さんは笑うわけですが。
何故か負けた方の鈴木さんも笑っています。
ほら。
笑っています。
シマノレーシング時代だけでなく、古くはミヤタ・スバルレーシングチーム時代からチームメイトだった2人の鈴木さん。
師弟関係にあった2人、勝負が決まった瞬間、負けた方の鈴木さんは悔しさの次に、嬉しさも湧き上がってきたのでしょう。
スポーツの中のこんなシーン、とても美しく心打たれるものがありますね。
しかし!
笑みの中には、何か余裕のようなものも含んでいるのかも知れません!
祝福できるのは、まだ100%の真剣勝負で負けたと認めていない事を誇示しているのかも知れません!!
そんな風にみると、勝負の裏にあるドラマ、生身の人間が繰り広げるレースへの思いも垣間見えたりするのかも知れませんね。
どちらにしても、やはりこんなゴールシーンは美しいです。
鈴木さん、チームを離れて色々学ばせてもらっています。
これからも、色々とよろしくお願いします。
ってこの記事、何人の鈴木さんが出てきたかさっぱりですね。