野田さゆりのつぶやき日記

日々の暮らしの中で思うこと

いま、なぜ子ども権利条例なのか 喜多明人さん

2024-01-31 00:11:45 | 議員活動、研修報告、調査、その他


北浦和にある会場です。


講師は喜多明人さん


予定の1時間半をびっちり使ってのお話でした。
ランチタイムも、ずっと延長戦。(笑)
喜多さんは川崎市子ども権利条例調査研究委員会の座長、同こども会議推進委員会等の条例関係役員、
高浜市、三重県、世田谷区、長野県、小金井市、武蔵野市などの自治体支援をされてきました。

川崎市子どもの権利条例にを中心にしたお話。

・荒れる学校の立て直し・・・地域の在日差別問題の克服
 子どもを支える地域へ再生していく必要性があった。
・子どもの意見表明と参加
 「子どもの意見の尊重」でなくて、子どもとおとなのパートナーシップ。
・子どもの意見表明・参加の力・・・ないのは力でなくて機会と経験。
・条例に「ありのままの自分でいる権利」を定義川崎こども夢パークを創設。
 視察研修に行った報告はこちら



研修会場の壁にこどもたちが作ったカルタが一面に貼ってありました。
すべてアップで載せたいくらい素敵な内容でした。


NHKの再放送を聞きながら・・・ブログ書きました。
不登校の問題を取り上げています。
いろいろな取り組みがなされています。
子どもたちは、学ぶ力、伸びる力があります。
それらを大切にしていきたい。
そして、すべてのこどもたちに教育を受ける権利があります。

1996年(平成8年)12月20日(土屋知事当時)全国に先立ち埼玉県議会が
全会一致で「子どもの権利条約推進決議」を可決しています。
知らなかった。(^^;

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「児童の権利に関する条約」の普及啓発等を推進する決議

子どもは、国の未来を担う宝であり、その笑顔は平和の象徴である。
しかしながら、今もなお、世界中の多くの子どもたちが貧困、武力紛争、
虐待、搾取などの 困難な状況の中での生活を余儀なくされ、その顔は悲しみにくれている。
我が国でもいじめや非行、家庭や学校での暴力、幼い子どもへの虐待など、
今多くの難しい 子どもの問題が山積している。
「児童の権利に関する条約」は、一九八九年に国際連合の総会において、
一八歳未満の全ての 子どもの基本的人権を尊重することを目的に採択されたものである。
内容は、特定の国の文化や 法制度を偏重することなく、全ての国に受け入れられるものである。
よって本議会は県とともに、日本のそして世界の子どもの尊厳を守り、生存、保護、発達 などの
権利を一人でも多くの人が正しく理解し、そして支持を得られるよう全力で普及啓発に 努め、
条約の主旨を生かす施策を積極的に推進するものである。
右、決議する。

平成8年12月20日 埼玉県議会






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