調査員の「目」

 日常の何気ない雑感とつれづれ日記。

送別会シーズン

2005-03-11 | 日記・雑感系
 金曜日は、入社以来お世話になった偉い方が3月末で定年、ということで北海道という居酒屋に関係者40人が集まって飲み会が行われた。パワフルな方だけに4月1日以降、どう過ごされるのかが興味がある。団塊世代の方々がこれから徐々に定年退職を迎えていかれるが、どうやって日々を過ごされるのだろうか。今月号の文藝春秋で「彼らが日経新聞を捨てる日」という特集が組まれていたが(まだ読んでないけど・・・)、働きまくってきた世代の方々が仕事をしなくなるとどうなるのだかろうか。

 私自身も定年したらどうするんだろう、と想像してみるけれど、ゲートボールなんか死んでもやりたくないし面白いとも思わない。まあ本を読んで一人”悦”に入り余生を過ごすことぐらいしか考えられないな・・・(笑)。周囲から「お前は仕事でアクセクしているのが性に合ってるみたいだから絶対ボケるだろうな」と言われているし。
 
 その前に人間いつ死ぬかわからないので日々後悔しないために「ただ生きるのではなく、善く生きろ(ソクラテス)」を念頭に生きるしかないな。人間、逆説的ながら「死」を意識して初めて真剣に「生」を考えるからなぁ~。「生」「老」「病」「死」は人間が絶対に避けられない苦しみの原因と釈迦は言っていて、この苦しみは克服できて、克服できる教えが仏教であるという。「アンチエイジング」とか「楽しく老いを過ごす」などと雑誌では老いは苦しみではないかのようなキャッチコピーが踊っているが、間違いなく老いは苦しみだろう。楽しみの訳ねーじゃねーか・・・(笑)。やはり、物事の現実を直視してありのままに冷静に観るのが本質を掴むアプローチだ。情報に躍らされてはいけない。さすが悟りを開いたお釈迦様だ・・・(笑)。
  
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿