調査員の「目」

 日常の何気ない雑感とつれづれ日記。

オロナミンC

2005-05-27 | 日記・雑感系
 最近、極端に疲労しているため気休めに「オロナミンC」を飲んでいる。
おそらく、ほとんど疲労回復には効いてないだろう。仕事で、医薬品・美容業界も担当しているのだが、新商品の投入が早く売れ筋商品の移り変わりが激しい中、つくづくオロナミンCは息の長い超ロングセラーだと実感した。
 ちなみに「チョコラBBライト」という健康ドリンクを飲んでみたが、味が不味くて私には本格的な健康ドリンクは受け付けない様だ。

もう5月も20日が過ぎたか・・・・

2005-05-20 | 日記・雑感系
 GW中はブログの更新もできたが平日は残念ながらそれも不可能になってしまった。本も読めないし、子供にも会えない。やはり、働き盛りになるとこんなものなのか?

 さて、5月は天候不順で寒い日も多く、衣料品関連の売上も苦戦しそうだ。仕事上、百貨店の売上動向をチェックしているのだが、今年に入って2005年1月は前年比プラスだったが、2・3月が前年割れ、先月がプラスと消費動向も依然として不透明な環境が続いている。5月は、前年割れだろう。
 私は、小売業界も担当しているので、消費環境が良くなってくれないと困ってしまうのだが・・・(笑)。

「日本のお金持ち研究(日本経済新聞社)」

2005-05-05 | 書評系
 さて、新聞の広告に踊らされて買った本の勝手な書評。
■「日本のお金持ち研究(日本経済新聞社)」1,890円
著者:橘木 俊詔氏
 1943年生まれ。小樽商科大学卒業、大阪大学大学院、ジョンズ・ホプキンス大学大学院修了(Ph.D.取得)。その後、仏、米、英、独にて研究職・教育職を歴任。京都大学経済研究所教授、経済企画庁客員主任研究官、日本銀行客員研究員などを経て、京都大学大学院経済学研究科教授、日本経済学会会長 (2005年度)。主著、『個人貯蓄とライフサイクル』(共著、日本経済新聞社、1994年、日経経済図書文化賞受賞)、『日本の経済格差』(岩波新書、 1998年、エコノミスト賞受賞)、『家計からみる日本経済』(岩波新書、2004年、石橋湛山賞受賞)ほか

   森 剛志氏
 1970年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、京都大学大学院博士課程修了(博士号取得)。帝塚山大学経済学部非常勤講師、日本学術振興会会員を経て、2005年4月より甲南大学経済学部専任講師。
 (35歳か~、若いな~。)
目次
序章  「お金持ち」とはどんな人々か
第1章 医療の需要と供給からみた医師
第2章 弁護士という職業
第3章 経営者はお金持ちか
第4章 日本の上流階級
第5章 お金持ちの資産形成
第6章 お金持ちの日常生活
第7章 高額所得者への課税
第8章 結論
~参考文献~(以上227ページ)

 一言で言って「学術研究書」
*お勧め度 ★☆☆☆☆

 「年収300万円の時代」「一億総中流社会の崩壊」「不平等社会」等々、所得格差が広がりつつあるとされる昨今だが、著者の橘木氏は以前から「日本の経済格差(岩波新書1998年)」や文芸誌への寄稿等で所得格差に関する研究では著名な方である。
 本書は、2000年度、01年度の『全国高額納税者名簿』に掲載されている年間納税額3,000万円以上(年収1億円以上)ある人(約6,000人)にアンケート用紙を送付し(03年8月15日)、有効回答数465通の集計結果を様々な角度から分析し、かつ協力者には面談も実施した上で「お金持ち」の実像に迫った著作であるとされる。
 その結果、「お金持ち」の二大メジャー職業は「企業経営者」と「医師」で、3人に1人が東京に住んでおり、中でも港区赤坂、港区南麻布、世田谷区成城、大田区田園調布といった、いわゆる高級住宅街に住んでいる事が明かになったそうである。また、新聞の広告に掲載されていた通り、このアンケートに回答した方の所有者のメーカー別ベスト5は以下の通りだという。
1位 トヨタ
2位 メルセデスベンツ
3位 日産
4位 BMW
5位 ジャガー
 そして、医者、弁護士、経営者の実像に迫るべく、ぞれぞれ独立した章を設け、上流階級の定義、お金持ちの資産形成、日常生活に触れて、高額所得者の実像に迫った上で、第7章で高額所得者への税制について論じている。すなわち、リバータリアニズム(自由至上主義)とリベラリズム(自由主義・進歩主義)に触れつつ、あるべき所得税の累進度について検討を加え、効率性と公平性の観点からは70年代~80年代の所得税の累進度(最高税率70%、最低税率10%、15段階)が適当と1つの解を提示している。
 
 子を持つ親としての実感としては、親の所得格差がそのまま子供の学歴や所得に影響していくような気がしてならない。というのも、塾や習い事の費用も結構な額になるし、文部科学省のバカな「ゆとり教育」のせいで公教育は破壊されているので、富裕層の子供たちは小学校から、遅くとも中学校から私立に通わせようと必死である。私の住んでいる付近でも幼稚園から私立に通わせている家がある・・・(笑)。
 また、親の年収が最も高い大学は東大というのは有名な話で、既に階層の固定化は進行しつつあるといっても過言ではないだろう。お金持ちはさらにお金持ちになってもらって結構で、景気を良くするために沢山消費性向を高めて欲しい。一方で、「機会の均等」は極力確保されるような世の中でないと貧富の格差が拡大してしまい、社会不安が増大するリスクがあるので、最適な税制を今一度検討する必要があるだろう。

 読んでいて若干気になったが、対象データが古くて、かつ少なすぎないだろうか?今、2005年5月だが、対象年度が2000年度と01年度の高額納税者で、有効回答が465人にすぎないので、これを持って「日本のお金持ち」の実像に迫ったとは若干、無理がないだろうか。
 もちろん、04年度、05年度も大体高額納税者には変わりないだろうが、回答をしていない5,500人の「日本のお金持ち」の実像には迫れておらず、こちらの側に本書でまとめた集計結果と異なる反証がないとは否定できないため、読んでいて「おやっ?」と疑問に思ってしまった。
 
最後に日経新聞め、200ページ以上の著作なのに普通の出版社の本なら必ずついている「紐」がついていないじゃないか。何をケチってるんだ。最悪。プロ意識が感じられないな~。

 参考
政府税制調査会第9回小委員会議事録←中々面白い(石委員長は元一橋大学学長、現、中央大学教授)

「不平等社会日本~さよなら総中流~」佐藤俊樹著(中公新書/660円+税)2000年6月刊
 ↑
上記、委員会に出席している。
「ユダヤと華僑に学ぶお金持ちになる習慣術」和田秀樹著(ビジネス社/1,365円)2004年1月刊
 ↑
「まえがき」で中流崩壊の危険性を訴えている。

「月刊現代6月号(講談社)」

2005-05-05 | 書評系
 立ち読みしていたら興味深い記事があったので「月刊現代」を買ってみた。

■緊急対談 瀬戸際の日本外交~国益、情報、ナショナリズムとは何か~
 福田和也氏(作家・文芸評論家・慶大教授)×佐藤 優氏(起訴休職 外務事務官「国家の罠」著者)
この対談によれば、藪中三十二外務審議官は小沢一郎氏と近しい仲にあったようで(『日本改造計画』に噛んでいた?とも言われていたようだ)、一度下野した自民党が与党として復活したときに藪中氏が野中広務氏に挨拶しに訪問した時に「どちらさまですか?」と問われ藪中氏が名刺を差し出して自己紹介すると
「ああ、あんたが小沢さんと親しい藪中さんか」と言われ、
 2度目に訪問したときにも「どちらさまですか?」と聞かれて再び藪中氏が自己紹介すると
「ああ、あんたが小沢さんと親しい藪中さんか」と同じ事を言われ、
 3度目に訪問したときも、また野中氏は「どちらさまですか?」と聞いたという。
 それでも藪中氏は、物怖じせず自己紹介をしたという。そんな話が対談の中で話されている。また、日中関係について、政治と経済が絡んだ案件におけるアメリカの態度について「国家の罠」の著者・佐藤氏の見解が語られている。興味がある方は読んでみる価値はあると思う(佐藤氏は髪型などの容姿で損をしていないかな・・・)。

■米国産「汚れた牛肉」輸入再開を阻止せよ
 勝谷誠彦氏(コラムニスト)×中村靖彦(東京農業大学客員教授)
 アメリカ政府は米国産牛の輸入を7月にも再開するよう日本に強く圧力を掛けてきているが、この圧力に食品安全委員会委員が「政治に屈しない」とコメントしている。多くの民間企業は米国産牛肉の再開を心待ちにしているようだが、一般国民にとっては迷惑千万な話だ。というのも、米国農務省の元検査官(レスター・フリードランダー博士)が「アメリカの農務省は BSEの牛を発見しても隠している」とカナダの新聞で告発し、さらにカナダ議会で「アメリカには発表された以外にもBSEの牛がいるはずだ」 とまで証言しているからだ。
 こんな汚染まみれの可能性が高い牛を、いくら日米関係が重要であっても、あるいは一部の民間企業が苦境に立たされているからといっても、国民の健康を損ねる蓋然性がある輸入再開を容認するのはいかがなものか。食品安全委員会には政治や一部の世論の圧力には屈しないでほしいね。

■元主計局キャリアが断ずる 小泉財政改革「必敗の論理」 大串博志氏(前金融庁銀行監督調整官)
 大蔵省に入省後、主計局主査などのエリートコースを歩んできた氏が、官僚としてのキャリアを捨て政界に打って出る決心をし、自身の経験から小泉改革を振り返る。
 笑えたのが「インパクという愚策」の見出し。「インパク」って覚えてますか(堺屋太一氏が経済企画庁長官時代に企画した”インターネット博覧会”の略)?この記事を読まなかったら、死ぬまで思い出さなかったと思う・・・(笑)。それにしても、キャリア官僚が普通に退職している・・・。この記事の大串氏は1965年生まれなので40歳だが、最近、出版された「北朝鮮外交の真実」の著者・原田武夫氏は1971年生まれで34歳。いずれも小泉内閣の戦略不在を嘆いているのが特徴的だ。

■ライブドア問題の本質は経産省vs総務省にあり 
ジャーナリスト 町田 徹氏(元日経新聞ワシントン特派員)
*官僚組織の縄張り争いが背景にあったことを指摘している

■「警察の弾圧」に屈しない告発警察官たち    
ジャーナリスト 今西憲之氏
*警察の裏金作りを告発した現役警察官たちに加えられる有形・無形の圧力・・・怖い、怖い。

■音羽人事観測所
 外務省の外務報道官人事の件で、現在の高島肇久氏(以前の日記でブックファーストで見たと書いた)後任人事の噂が掲載されている。

■人身売買 私とフィリピン・パブの10年戦争 
坂中英徳氏(前東京入国管理局長)
*業界、政治家の反発と圧力のくだりが生々しい・・・。

■特集 幼稚な教科書がバカをつくる
①35年で義務教育の学習内容は半減した 筒井勝美氏(英進館館長)
*昭和43年度と平成14年度の小学校6年生の算数の教科書が図示されているが、日本の将来はないね・・・
*理科の教科書では化学式が53から6に削減されている・・・。もちろん、多ければ良いという訳ではないが・・・。それにしても唖然とする。私の中学時代でも塩素の生成なんてあったぞ。
 2HCl+(O)→H2O+Cl2

③反「ゆとり教育」で文科省と戦った我が20年 西村和雄氏(京都大学教授)
*西村氏の活動があったからこそ、今日の文科省の「ゆとり教育」が誤った政策だったことが明かになっている。必読。

そしても読むに値しない愚劣な対談記事
■仕組まれた日中離反と靖国・領土問題
 田岡俊次氏(ジャーナリスト)×葉 千栄氏(東海大学教授)
 単なる反日記事。田岡氏によれば、中国は「資本主義国」なんだそうだ。ハア?
 また、葉氏によれば「愛国主義は無能な政治家がやるダサいパフォーマンス」だそうだが、あなたの母国はダサすぎるパフォーマンス「しか」ないようですが、この人、何で日本にいるんでしょうか?

よこはま動物園ズーラシア

2005-05-04 | 日記・雑感系
 今日は、よこはま動物園ズーラシアに行った。GWだけあって動物園に入るまでに一苦労で、「動物園入り口」の信号に辿り着くまでに2時間もかかってしまった・・・。
 ズーラシアへは「中原街道」という道路を真っ直ぐ進み、茅ヶ崎方面に向かって「動物園入り口」を右折(港北IC方面に向かうと左折)するのだが、割り込んでくる迷惑な大馬鹿者が多い事、多い事。
 中原街道は二車線なのだが、それまで左車線を走っていた車が「動物園入り口」付近になっていきなりウィンカーを点滅させて割り込んでくるのだ。この世の現実を表しているのか、割り込んでくる車の大半が10代の時にヤンキーだったような(偏差値29くらい)家族連れの車なんだな・・・、これが。
 しかも、平然と当たり前のようにこちらの車にぶつけんばかりの勢いで割り込んできやがるから腹立たしいことこの上ない。一体、何なんだろうか?あの態度は?私は、こうした他人の迷惑を顧みない自分勝手なバカ・ゴミ共は地球上から抹殺したいと思っているので、クラクションを鳴らし窓を開け激怒したら、ビビって目をそらして私の前には割り込まなかった。そういった車が4~5台は来ただろうか?普段は冷静な私が、あまりの理不尽さにエキサイトしてしまった。
 ちなみに、「動物園入り口」付近の2階建てのアパートっぽい建物に住む親父さんが、割り込んでくる車に抗議するクラクションで寝られないようで、ベランダから「おい!割り込むんじゃねーよ。ガキが!寝らんねーだろ!オイ!オメーだよ。割り込むんじゃね-よ!」と大声で怒鳴っていたのが笑えた。
「ズーラシア」の感想は、正直ガッカリ。顧客層が悪いね・・・(笑)。車の混雑で疲労困憊だったこともあるが、人込みで柵の前に人だかりが出来ていてベビーカーの子供連れだと動物が殆ど観られない状況だったからである。
 もちろん、肩車などもしてみたが、うちの子供はあまり動物に興味をもっていないようだった(笑)。まあ、私も動物には興味ないので私に似たのだろう。

 それにしても、いまだに割り込んできたあの無神経馬鹿家族共・ヤンキー車,etcがムカツいて仕方ない。あの車に乗っていた子供たちも、また社会に迷惑を掛ける存在に成長していくのだろう。あのような人間のレーゾンデートルとは一体何なのだろうか?心底疑問だ。神様教えて下さい。


ケーキハウス・Noriko(横浜市都築区)

2005-05-03 | 食事系
 美味しいケーキ屋を紹介。港北ニュータウンに行く途中にある『ケーキハウス・Noriko(横浜市都築区)』。このケーキ屋さんは人気があり、いつも混んでいて、お店専用の駐車場があるにも関わらず店舗前はいつも路上駐車の車がある程だ。『美味しいのに価格が良心的』な点が特徴だろうか。一例を挙げると、バナナのミルフィーユが320円、抹茶ロールが290円、プリンが160円・・・。ケーキのスポンジはしっとりしていて、クリームも適度な甘さでしつこくない。

 このお店は良いお店だと思うね。