調査員の「目」

 日常の何気ない雑感とつれづれ日記。

3月10日

2005-03-10 | 日記・雑感系
 取材日記に書いた通り、午後の取材で戦前生まれの社長と話していて東京大空襲の話が出た。言うまでもなく、昭和20年3月10日に行われたアメリカ軍による無差別絨毯爆撃による空襲で、10万人以上が殺されたと言われている。これはもう明かに
戦争犯罪としか言いようがない。空襲を指揮したカーチス・E・ルメイ自身が認めているのだから。空襲の仕方も用意周到に計算され、日本の家屋が木造建築であることに着目して燃焼性をチェックした上で、まず東西5km、南北6kmに焼夷弾を落して火の壁で人々が逃げられない様に退路を断ち、絨毯爆撃により生きながらに人々を殺していったという。
 戦争とは言え、当時のアメリカ人の目には日本人など「インディアン」のように見られていたとしか思えない凄まじいやり方だ。政治的なことにはブログで書きたくないけれど、西部邁氏が「マナーとしての反米」ということを書いていて、その通りだと思ったね。
 驚くべきは、日本政府は「自衛隊創設に貢献があった」などとしてカーチス・E・ルメイに勲一等旭日大綬章を授与している。
無念にも亡くなった方々に申し訳が立たないでしょ。何なのコレ(怒)?もう空いた口が塞がらないよね。

 安全かどうか分からない牛肉をゴリ押ししてくるは、外資による株式交換を認めろ、などと言ってくるは「世界最強の軍事力」を背景ににやりたい放題だが、残念ながら属国日本は、その要求に屈さざるを得ないだろうね・・・。郵政民営化なんて、庶民が預金した郵便貯金を外資も狙ってOKですよとお墨付きを与えるものだからね(紙芝居で誤魔化されてはいけない)。国鉄がJRになってサービスが良くなったから、郵政民営化もやるべきだ、なんて言うのは噴飯モノの議論な訳。内政干渉の極みでしょ。
 
「独立自尊」「民族自決」じゃないけれど(笑)、30歳前後の志ある皆さん、たぶん、これからの日本を良くしていくのは我々の双肩にかかっていると思うんですよ。世の中、悪くなる一方だけど・・・。世界的にも反米の気運が高まっていて、おそらくアメリカの国力は今後低下していくと私は思っている。今の政治家の方々は一部の方を除いてアメリカと一蓮托生の道を志向しておられるようだが、私はあまりにも危険すぎると思う。
 
 これからの日本は30歳前後、いや団塊ジュニア世代がいかに「自主独立(自分達のことは自分達でやりましょうよ)」を考えるかにかかっていると思う。
 
 訳の分からない文章になったが、とにかく、日本人として東京大空襲を忘れてはいけない。

 同世代の方々、頑張りましょう・・・(笑)。
 


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