調査員の「目」

 日常の何気ない雑感とつれづれ日記。

細すぎず太すぎず・・・ポールスチュアート(Paul Stuart )千鳥柄スラックス

2015-10-31 | オシャレ系
ポールスチュアート(Paul Stuart )の千鳥柄スラックスを買った。最近のメンズのパンツ・スラックスはINCOTEXやPT01などのインポート物の影響からか「スリム」「スーパースリム」をコンセプトにしたやたらと細身のデザインが多いようだ。足(特にふくらはぎ)が太めの私にはインポート物はピチピチして(笑)似合わないし、何より股上が浅いのが窮屈で困る。インポート物を試着して諦めて以来、スリムでなくも美脚でなくてもいいから窮屈感などのストレスなく履けるバランスの良い(できれば日本製の)パンツ・スラックスを探していた。 
 ドル箱と言われた「バーバリー」とのライセンス契約が終了し、新ブランドに賭けた三陽商会のマッキントッシュロンドンはどうか。ブラウンを基調とした高級感ある店舗と比較的高めの価格設定でお客さんの優越感いや、満足感を高めながら利益を維持していく作戦に出て、全国の百貨店内の既存バーバリー店舗を短期間でマッキントッシュロンドンに変えている。

※画像は公式通販サイトからお借りしました。「表地スーパー120's使用」と高級感をアピールしている。ただ、ターゲットとする年齢層が「社会的ステイタスを持つ45歳以上の男女」とのことで、また今度にしようと思い、店を後にする。


 一応、履けないけど念のために(笑)INCOTEXを見にトゥモローランドに行くと、タリアディデルフィーノ(※画像は持っているスーツのタグの写真)のフランネルっぽい生地のグレー・スラックス(トゥモローオリジナル)があった(税込29,160円)。ただ、私がすでに履いていたスラックスの色とほぼ同じだったことから保留。

 そして、結局、遠くから見ると単なるグレーだが近くで見ると千鳥柄で、造りも日本製のポールスチュアートにしてみた(税込31,320円)。


 ウエストと裾をサイズ直ししてもらったので自宅に送ってもらった。こんな箱は初めてだ。ちなみに、サイズ直しが無料とは、さすが三陽商会。普通、サイズ直しは料金がかかると思うが、無料には感心した。


 丁寧だ。


 おぉ~。良い感じのグレー感・生地感。モノが良さげで肌触りも良く高級感がある。


 ベルトループ幅も約5cmと少し余裕がある。


 ボタンも高級感があって本水牛ボタン(?)かちゃんとしたモノっぽい(素人なので種類は分からない(笑))。少なくともプラスチックではないと思う。


 わたり幅31cm



 裾幅 19.5cm



 千鳥柄。オフの日に良さそう。

 股上は26.5cm。22~23cmとか無理。オシッコできない(笑)。


 内側のボタンもしっかりしている。


 ポールスチュアートのタグ。腰裏もしっかりしていてハリがあった。


 「免震装置ゴム不正」「粉飾決算」「傾きマンション」と日々のニュースを見ていると日本の安心・安全に対する信頼性が嘘臭く感じる昨今ではあるが、それでも日本製を信じたい。日本の工場の誰かの給料になってくれて雇用が維持されるならそれで良い。たかがスラックス一本で大げさか(笑)。

 
 私は足が太いので美脚ではないが、それでもサイドから見た限りでは細すぎず・太すぎず、中庸を得ておりバランスが取れているように自己満足した。


 長さもジャストフィット。


 オレンジのカーディガン・ペルフェットの6411ブラウンと合わせる。履いてみるとジャストサイズで満足度も高かった。

 オフの日も自信を持って外を歩けそうなメイドインジャパンのポールスチュアートの千鳥スラックスであった。

TOMORROWLAND(トゥモローランド)〈tricot/トリコ〉 ニットジレ

2015-10-25 | オシャレ系
 TOMORROWLAND(トゥモローランド)〈tricot/トリコ〉の ニットジレを購入。これから寒くなってくるのでスーツの下に着ることができるし、オフの日でもシャツの上に着ることもできるので買ってみた。


税込17,280円


 ネイビー。少しブラックより。明るさによってはブラックにも見えるのでお兄さんに二度確認した(笑)。


 トリコシリーズ。


 薄くてスーツの下にも着やすそう。





 実際にシャツの上から着てみる。妻からは「オジサンくさい」と不評。そもそもベスト・ジレに対して昔のテレビドラマ・あぶないデカ(刑事)の舘ひろし的イメージ・固定観念をもっているに違いない(笑)。


 ポケットはフェイクポケットで、手を入れられないのでご注意を。まあ、ちゃんとしたモノが欲しいならインポート物を買えば良いだけだ。


 お気に入りのポールスチュアートのライダース風ジャケットに合わせてみる。まあ、こんなもんだろう。ネイビーなんで基本無難無難。


システム手帳A5 ブレイリオ(Brelio)サフィアーノレザー16ミリ径(No727) 

2015-10-24 | 日記・雑感系
 本革のシステム手帳(A5)を探しての通り、結局、ブレイリオ(Brelio)というブランド(?)のサフィアーノレザーのA5システム手帳を買ってみた。大人のビジネスマンとして恥ずかしくない手帳という見栄の部分とスケジュールの俯瞰・打ち合わせ時のミーティングメモの確保、という機能性が担保されていることを期待している。リフィルを入れてみて分かったが、16ミリだと少し小さかったと感じた。大は小を兼ねるということで19ミリにすれば良かったか・・・。まあ、仕方ない。こちらはシステム手帳素人だ(笑)。


 箱。Spad とは何の意味だろう。この会社のホームページはシンプル過ぎるためブランドストーリーをもっと構築して、お客さんにPRした方が良いのではないだろうか。個人のお客さんをターゲットにしたB to Cビジネスにしては、他社に比べて情報量が貧弱なホームページという印象を受けた。信用面を疑い、私は買うのを一時ためらったほどだ(笑)。一般論ではあるが、ホームページは会社の顔でもあることから、ここは惜しみなく投資をしてほしいところだ。


 


 箱を開けると保証書1枚のみ。もったいない。私が社長だったら買っていただいたお客様向けに購入頂いた感謝の旨とモノづくりの想いと高級感や機能性について会社としてのブランドメッセージを全ての商品の箱の中に入れてお客様に安心感・信頼感を持ってもらえるように努める。恐らく、モノが良ければ売れる、という品質真理教の考えが優先された会社さんなのだろうか。


 とは言うものの、品質真理教に負けて購入したのは私だ(笑)。ルガードには勝てないかもしれないが、確かに型押しレザーの触り心地とネイビーブルーの色味は13,500円程度ながらそれなりの役職と会うビジネスシーンにおいて何ら卑屈になる必要はないと言って良さそうなクオリティだ。


 サフィアーノレザー。イタリアの革とのこと。ブレイリオの営業の人も文具売り場の担当者に革がいかに良く、価格を抑えているかを訴えていたそうだ(某百貨店売り場担当者談)。


 名入れ(540円)をしてもらった(2時間で当日渡し)。ネイビーレザーにゴールドの英文字が映える。


 16ミリのリング。大きいのにすればよかった。



 裏。



 リフィルを買ってみた。

 

 会社のA4資料を6穴パンチで開けてリングで保管。これは便利。


 見開きで半年が俯瞰できるのが便利。私の会社は人事評価は半期で評価されるため、その6カ月を常に俯瞰(意識)しながら、日次・月次、クオーターごとの数字・標準巡航速度の達成度合いを自己管理する必要がある。アシュフォードはルガードの手帳は良かったが、リフィルがノックスブレインのリフィルより厚く、触り心地もノックスブレインの方が良いと感じた。


ミーティングメモはノックスブレイン。薄くて触り心地も良く高評価。


 ミーティングメモ50枚。スケジュール8枚程度。6穴スリムパンチ、クリアフォルダを入れてこの厚み。重さが600g程度になり、少し重いかもしれない。



 太陽の下だとまた色味が変化する。


 明るめのネイビーブルーが良い。


 ノックスブレインで揃えるつもりだったけど、まあ仕方ない。バクくんと一緒に。

 

本革のシステム手帳(A5)を探して

2015-10-24 | 日記・雑感系
 先日、ペンケースをなくして同じペンケースを銀座・伊東屋で購入した後、システム手帳を見てみた。仕事柄、お客さんと手帳を出して打ち合わせをすることが多く、そろそろシステム手帳でも買ってみようか、という気になった。というのは大義名分で革小物が買いたかっただけ、というのが本音かもしれない(笑)。

 今まで使っていたのは高橋書店のフェルテ4(※ホームページからお借りしました。以下同)

 サイズ感・紙質・軽さ・紙の薄さなど非常に使いやすく10年以上ず~っと使ってきた。
とは言うものの、日々のスケジュールは社内のスケジュール共有システムで日時行動予定は把握しており、1日の時間単位のスケジュールは手帳に記入することはなく、最初の年間スケジュールを俯瞰しながら1カ月・3カ月・半年とポイントとなる日付をマーキングするだけで、月間・週間のスケジュール欄はさほど使っていなかった。
 
 さて、システム手帳とは言ったものの、私は全くのズブの素人。ネットや現物を見ながら色々と物色してみる。まずはサイズだ。ネットの一般情報ではサイズで迷ったら「バイブルサイズ」とのことだったが、高橋書店のフェルテがB6サイズであり、バイブルサイズだと高橋書店のフェルテより小さくなってしまう。これまで使ってきたサイズより小さくなることは避けたい。
 また、世の中A4サイズの資料がほぼ標準化されていることもあり、半分に折って穴をあけて資料を挟めるA5サイズで探すことにした。
 有名百貨店や東急ハンズなどに足を運んだが置いてある革を使った本格的なシステム手帳のブランドは大体以下が多かった。

ASHFORD(アシュフォード)
手帳カバー部分をジャケットと呼ぶなどオシャレ感の演出が印象的で一番人気?の模様
knox(ノックス)/knoxbrain(ノックスブレイン)/
 愛用してきたペンケースのブランド。手帳も造りがしっかりしておりシリーズも豊富。リフィルの薄さ・質感が最も良いと感じた。
Davinci(ダヴィンチ)
 ベルト付きが多かった。会社名はレイメイ藤井というそうだが、ブランド名はレオナルドダヴィンチからとったのだろう。
Brelio(ブレイリオ)
 見た限りコードバンにこだわった手帳が多いようだ
Bindex(バインデックス)
「NOLTY(旧:能率手帳)」で有名な日本能率協会マネジメントセンターのシステム手帳ブランド
FILOFAX(ファイロファックス)
 1921年にイギリスで生まれたシステム手帳のパイオニアブランドだそうだ。
フランクリンプランナー
 アメリカのブランドだそうが、何だか自己主張が強い世界観をお持ちのようで、使っている人には悪いが私は拒否反応を持った(笑)。


 サイズはA5に決めたが、デザインのほとんどがベルトがついているものばかり。リフィル・その他がかさばらないようにベルトを留めるのが目的なのだろうが、個人的にはパッと開いてすぐにスケジュールを見たり、書いたりしたいときにいちいちベルトを外したり、留めたりするのが面倒だと思ったので、ベルトレスのデザインで選ぶことにした。

【条件】
・A5
・ベルトレス
・ネイビー
 高級感あるコードバンで探そうと思ったが、長く使うことを想定すると傷が目立つし、丁寧に扱うことが必要なので高級感より機能性を優先することにして、コードバンはやめた。
 条件に合致するシステム手帳は以下の通り。

アシュフォードのルガードA5 15ミリ径 税込39,960円。
 ベルギーレザーの艶や高級感・触り心地・ネイビーの色味・機能性も確保されていそうで、条件の中ではこのルガードが一番だったが、税込39,960円とほぼ4万円であり、他にもいろいろと買うものがあるので、ちょっと高いと感じた・・・。


ノックスブレインのラルス A5 16ミリ径 税込19,940円
 ラルスもオーソドックスなレザーの触り心地は良かったけど、色味が少しマットな感じがして、ルガードほど青くなく、ダークネイビー風でオイルを塗って手入れしてもダークなままっぽい印象を受けた。


ノックスブレインのアントレ  A5 16ミリ径 税込23,760円
 レザーの触り心地が少し柔らかかったが、アンティーク調な黒っぽい色味が私のイメージとは少し離れていた。 


アシュフォードのキャロル 税込17,280円
 一番柔らかくて軽かった。手袋などにも使われることがあるシープレザー(羊革)が素材。ネイビーというより水色のような色味。柔らかすぎかな、とも感じた。



ノックスブレイン フィオナ A5 16ミリ径 税込21,600円
 色味はよくガラスレザー独特の光沢感があった。少しガラスレザーが人工的と感じられる面もあるかもしれない。


ブレイリオのサフィアーノレザー A5 16ミリ径 税込13,500円
 型押しのサフィアーノレザーが特徴。色味もルガードに似たようなネイビーブルー。


 左から「アントレ」「ブレイリオ/サフィアーノレーザー(ベルト付バージョン)」「フィオナ」「キャロル」

 ほかにないのかと探してみると

土屋鞄のA5手帳CONFIO(コンフィオ)ヌメ革 税込25,000円
 ネイビーではなく、ベルト付きだった。

 A5ではなくバイブルサイズだが

GANZOシンブライトルレザーバイブルサイズ 税込41,040円

 エッティンガーはなかった。

 デザインはA5・ベルトレスで同じのため、あとはレザー・色味・重さなど高級感と機能性の両立性・価格によりルガードかブレイリオのサフィアーノレザーの手帳にしようかと少し間を空けて考えた。
 しかし、いくら検討しても先立つものは予算(笑)。色味とサフィアーノレザーの型押し・重さ・価格のバランスが取れていたブレイリオの手帳にした

ペンケースを無くし、同じペンケースを買う・・・ノックスブレイン・ピアス・ペンケース

2015-10-18 | 日記・雑感系
 ペンケースを無くした・・・。2006年頃から愛用していた革製のペンケースだ。認印やぺんてるのプラマン3本やこの間買ったばかりの替え芯ほか仕事で毎日使っている大事な筆記具とともに消えてしまった(私の不注意が原因だが・・・(泣))。

 そのペンケースは当時、銀座の伊東屋で購入したもので調べてみるとシステム手帳や革小物製品で有名なKNOX(ノックス)というブランドのピアスシリーズのペンケース(M)だった。筆記具がたくさん入れることができて機能性が確保されていながら、革のペンケースということでビジネス上も無難な感じがしていて非常に気に入っていたことから、今回も全く同じものを購入するためにリニューアルオープンした銀座・伊東屋へ向かった。

 銀座・伊東屋は文房具の専門百貨店ともいうべき名店だと思うが、エレベーターが一基しかなく(私の記憶違いでもし二基あったらスミマセン)ペンケースなどを扱っている5階に行くのにも数分待たなくてはならず(エスカレーターで行けという話だろうが)、時間を無駄するのが嫌であまり待てない私には「エレベーターで待つ文房具の百貨店」という印象が強かった。

 リニューアルオープン後、初めて行ったが、エレベーターが一基しかないのは変わらず、エスカレーターでは下に降りることもできず(階段かエレベーター、これは店員さんに確認)、空間のゆとりが増えたり、カフェっぽくなったのが印象的だが、本来の商品の取り扱いが少なくなったかのような錯覚を受けたのは私だけだろうか。
 銀座通りに面した「G.Itoya」と小道を挟んだ裏側に1階で高級万年筆などを扱う「K.Itoya」と2つのビルで役割分担しているので商品の取り扱い自体は変わっていないのかもしれない。 
 
 そんなことを思いながら「G.Itoya」の5階でペンケースを探すとすぐにピアスのペンケースが飾ってあった。他の商品を見るのが面倒だったので、すぐに以前と同じブラウンのモノを購入。

 クマちゃんだと思っていたが、ホームページを見ると>「悪い夢を食べて良い夢を運ぶ」という想いを込めた「獏(バク)」だそうだ。


 A JAPANESE PRODUCTの文字が誇らしく印字されている。


 白いカバーで包装されている。出してみると・・・



 何の変哲もないベーシックなペンケース。バッファローカーフの香りが広がる。傷もなく革も非常に綺麗。
 「ん~?誰かボクを買ったのかな?・・・でも眠いんだ。またね・・・・」
 「・・・」
 基本無口なようだ(笑)。

 ジッパー部分もストレスなく開く。



 再度部分に刻印されているクマくん、ではなく、バクくんがカワイイ。悪い夢を食べておくれ。



 以前のモノにはジッパーの開け閉めの部分には、神社で買う勾玉をつけていたので、またいつかお参りついでに買いに行こう。



 香りが凄い。



 バクくんが顔を覗かせている。



 モノづくりに掛ける想いを顧客向けにメッセージとして。ブランド設立から2015年で30周年という。その看板に嘘偽りはないと信じたい。


 今度は無くさないぜ。バクくん。大事に扱うぞ!

 革小物を見ているとシステム手帳や筆記具が気になってきた。ず~っと1年ごとに手帳を毎年買い替えてきて何の問題もないのだが、少し調べてみようかな。昔はウォーターマンの万年筆とか使っていたのだが・・・。

帰ってきたインバネス(SHETLANDFOXシェットランドフォックス3029F)

2015-10-11 | オシャレ系
 9月の長雨・豪雨で雨用に履いていたシェットランドフォックスのソールに穴が空きアッパーの革も白いシミが浮いてしまっていた。

「ご、ご主人様・・・、ソールに穴が空いて苦しいです・・・。顔も泥だらけです・・・。あんまりです・・・(泣)」

 冷酷非情に捨てようと思ったが、インバネスに対するこれまでのドSな対応を反省し、一度試しにオールソールとクリーニングに出してみよう、と横浜そごう5Fの靴売り場に隣接している靴修理専門のリファーレ系列・リペア工房に修理をお願いしていた。
 
 そして、3週間で早くも「退院」して、帰ってきたインバネス君。


 買った時の箱で持って行ったので、そのままお返し頂いた。以前も書いたがシェットランドフォックスの靴箱は厚みがあり、拘りが感じられる。








 AFTER。以前と同じ玄関で撮ってみる。ハイシャインをして貰ったので、トウの部分が綺麗に鏡面磨きがされていていることが分かる。甲周りは汗染みの部分が綺麗になっていた。

 「ご主人様。綺麗になって帰って参りました。何か(キリッ)?」
 


 室内だと少し暗いのであんまり良くわからないかもしれない。


 愚問だがお兄さんに「何のクリームを使って鏡面磨きをしているのですか?」と聞いてみると「ブートブラックをメインにサフィールも混ぜています」とのこと。

 う~ん・・・、私もブートブラックもサフィールも両方持っていて両方使うのだが・・・(笑)。やっぱり、プロは違うのだろう。話しながらも他のお客さんの靴を確かにブートブラックで磨いていた・・・。 何が違うのか?

 甲周りは側面部分のシミがひどかったのだがクリーニング処理により凸凹がなくなり購入時のマットな元の革の層に戻った印象。


 トウに向けて8分目まではしっかり磨き、徐々に薄くフェイドアウトするような自然な磨き方。



 アウトサイド。


 インサイド。


 上から。ラストはオーソドックスかつベーシックでバランスが取れていると思う。


 そして、今回はレザーソールからビブラムソールへの変更。


 ビブラムのソールは初めて。


 履いてみると、この◎の部分が地面に「キュッ」とくっつく感じ。レザーソールの「カツッ、カツッ」というようなヒールとソールが地面に当たる音とは全く違う。雨の日にはゴム底の力を最大限に発揮してくれそうだ。


 このヒールの「笑顔マーク」は絶対に狙っているよな(笑)?機能性を考慮しながらも、口の部分も機能性もあるけど、不自然な形だよね。でもこういうの私は好きだ。

 「お~い、みんな~!僕はどんなに踏まれても痛くも痒くもないのさ~!イタリア育ちで根っから楽天的なのさ~、耐久性も高いぞ~。アハハハハ~!イヤッホー~」
 「・・・・・・(何だコイツ)」



 これでビブラムソール13,000円、クリーニング2,000円、ハイシャイン1,500円=16,500円(税込17,280円)也。 

 綺麗になったし、雨にも履けるゴム底になったし、これからは新生インバネス君を優しく扱っていこうと思う(笑)。